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第9話 改名します!!!
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今俺は憂鬱になり始めた。
それは、冬休みが始まったことだ。
先週は心のなかで来るがいいと思っていた感情があったが、いざバレるとなんと言われるのか分からないから、 そわそわしている。
「山岡君?最近大丈夫なの?」
と店長の気遣いで、声をかけてくれる。
「あの、学校で色々ありまして。」
と店長に説明した。
「んー、なるほどね。」
「イケメンがいるのは、確かにそうかも……」
と少し考えていた。
「それって誰ですか?」
「まぁ見とけば分かるよ。」
と店長は恥ずかしいそうにそう言った。
「あっ、そうだ。名前変えて見たら?」
「なんでですか?」
「それは、山岡君が橋本さんと恋人関係と吟われないため?」
なんで疑問なの?
「なんで疑問何ですか?」
「それは、山岡君の問題でしょ。自分が嫌であれば…………」
「分かりました。」
確かに、それがバレてしまったら、色々とめんどくさい。
「ところで、どんな名前にするのですか?」
と、言うと店長は
名前をメモ帳に書き始める。
「これは?」
と店長が手で指し示したのは、霜月だ。
「なんでこれ何ですか?」
「これは、君が初めてバイトに入った月じゃない?」
3年目になろうとしているバイトなのだが、この年だけ、人が足りなくて、追加募集がかかっていて、このスーパーで今バイトをしている。
「おっ、覚えていたんですね。」
「それは、もちろん、皆がいつバイトを始めたのかも覚えているし…………」
始まった。またこの展開…………
ここから、15分ぐらい話された。
その後は、名前タグを山岡から、霜月に変え、事務所から店内に入った。
店員は知っている。
なので自分が山岡から霜月ということに関して違和感は無さそうだ、けどこいつだけは…………
「山、霜月さん。」
と声をかけたのは、後輩の永山だ。
「すまない、今日だけだ。」
「先輩…………今日だけじゃないですよ。」
と顔を赤らめながら言う。
「なんで名前を変えるのか分かります?」
率直に言う。分からん。
「その顔はわからなさそうなので、言いますけど、学校の時の先輩とスーパーで働いているときの先輩は全然違います!!」
だから何なんだ?
「働いているときは、イ、イケメンなので、学校の時の先輩と全然違う気がします。」
イケメン?俺が?
「なので、名前を変えた方がいいなと思ったのです、だって先輩は人と関わるのがめんどくさそうだから。」
確かにそうかもしれん。
「ありがとうな、永山。その気持ちは嬉しい。」
と笑顔で返すと
「そう言う所が罪深き男なんです。」
と顔を赤らめてそう言った。
「後これしときましょう。」
と渡されたのは香水。
これはさすがに似合わないだろう。
「いいよ、こんな物。」
「ダメです、絶対にして置けばバレないですから。」
そう言われるとするしか無いよな。
「ありがとうな、そこまで気遣ってくれて。」
「クラスの女子にはとられたら嫌なので。」
まさかそこまで、思ってくれるとは…………
そして俺は、事務所から店内の扉を開けた。
それは、冬休みが始まったことだ。
先週は心のなかで来るがいいと思っていた感情があったが、いざバレるとなんと言われるのか分からないから、 そわそわしている。
「山岡君?最近大丈夫なの?」
と店長の気遣いで、声をかけてくれる。
「あの、学校で色々ありまして。」
と店長に説明した。
「んー、なるほどね。」
「イケメンがいるのは、確かにそうかも……」
と少し考えていた。
「それって誰ですか?」
「まぁ見とけば分かるよ。」
と店長は恥ずかしいそうにそう言った。
「あっ、そうだ。名前変えて見たら?」
「なんでですか?」
「それは、山岡君が橋本さんと恋人関係と吟われないため?」
なんで疑問なの?
「なんで疑問何ですか?」
「それは、山岡君の問題でしょ。自分が嫌であれば…………」
「分かりました。」
確かに、それがバレてしまったら、色々とめんどくさい。
「ところで、どんな名前にするのですか?」
と、言うと店長は
名前をメモ帳に書き始める。
「これは?」
と店長が手で指し示したのは、霜月だ。
「なんでこれ何ですか?」
「これは、君が初めてバイトに入った月じゃない?」
3年目になろうとしているバイトなのだが、この年だけ、人が足りなくて、追加募集がかかっていて、このスーパーで今バイトをしている。
「おっ、覚えていたんですね。」
「それは、もちろん、皆がいつバイトを始めたのかも覚えているし…………」
始まった。またこの展開…………
ここから、15分ぐらい話された。
その後は、名前タグを山岡から、霜月に変え、事務所から店内に入った。
店員は知っている。
なので自分が山岡から霜月ということに関して違和感は無さそうだ、けどこいつだけは…………
「山、霜月さん。」
と声をかけたのは、後輩の永山だ。
「すまない、今日だけだ。」
「先輩…………今日だけじゃないですよ。」
と顔を赤らめながら言う。
「なんで名前を変えるのか分かります?」
率直に言う。分からん。
「その顔はわからなさそうなので、言いますけど、学校の時の先輩とスーパーで働いているときの先輩は全然違います!!」
だから何なんだ?
「働いているときは、イ、イケメンなので、学校の時の先輩と全然違う気がします。」
イケメン?俺が?
「なので、名前を変えた方がいいなと思ったのです、だって先輩は人と関わるのがめんどくさそうだから。」
確かにそうかもしれん。
「ありがとうな、永山。その気持ちは嬉しい。」
と笑顔で返すと
「そう言う所が罪深き男なんです。」
と顔を赤らめてそう言った。
「後これしときましょう。」
と渡されたのは香水。
これはさすがに似合わないだろう。
「いいよ、こんな物。」
「ダメです、絶対にして置けばバレないですから。」
そう言われるとするしか無いよな。
「ありがとうな、そこまで気遣ってくれて。」
「クラスの女子にはとられたら嫌なので。」
まさかそこまで、思ってくれるとは…………
そして俺は、事務所から店内の扉を開けた。
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