あの頃の僕は…

ぐっさんくす

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あの頃の僕

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学生時代に凄く戻りたい訳ではない。

もっとこうしたかったというのはたまに思ってしまうけれど。





…ふと気付いたら、高校時代の自分がいる。

学園祭の後夜祭を明るく楽しんでいる、あの時にはいなかった自分が。

自分から新しいことを築いていくことはなく、流れにのっていくだけで過ごしていたはずだった。

時間を遡ったのか、夢の中なのか、区別がつかない。

時を取り戻せるってあるのだろうか。

部活での仲間や熱中する時間、逃げていた自分と向き合える時間。





でも、やっぱり違った。

どうやら夢?の時間だったようだ。

あの時の良い思い出を大事にやっぱり過ごしていくしかないよな。

何もない自分と向き合わないといけない、と思う日々がまた始まる。
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