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本編
Girls side62話~お嬢さま~
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新年。
今年は望月が我が家で過ごすということだったから私も、家の人間としては外してしまうわけにもいかないということで、年明け早々家にいる。
もちろん持て成さなければならない相手も沢山来るので、部屋にこもって、という様なことは出来ないし、気が休まるものでもない。
そして去年は会わなくて済んだ相手に今年はまた顔を合わせなくてはならないという憂鬱が待っているのだが、これも今年ばかりはどうにもならない。
昔から何かと私に張り合ってこようとするバカなお嬢様が一人……。
同い年で中学までが同じだったバカなお嬢様。
そのバカなお嬢様から逃れるために高校受験は、勉強を頑張ったのだ。
あの子さえいなければ、正直もっとランクが下の高校に行っていただろうし、大輝くんたちにも出会わなかったかもしれないから、私や望月の運命も大きく変わっていたのだろうと思う。
「あら、お久しぶりですわね、明日香さん」
元々敵対していた組の組長の娘で、今は組同士が同盟?の様なものを結んでいて新年などはよくこうして顔を合わせている。
確かに金持ちなんだろうとは思うが、この子の父親曰くお嬢様の様な教育は一切強要しなかったが、自分からこうして意識して勉強し始めた、という様なことを小学校の頃に聞いた。
つまり、小学校からこんな調子の言葉遣い、そして周りを見下した様な態度。
それはもう、浮きまくりでいじめに近いこともされていた。
見た目は確かに可愛らしいと思うし、正直お人形さんみたい、と初対面では思ったものだったが、話しているうちにこの子の性格の悪さがにじみ出てくるのが感じられて、私は自発的にこの子に関わることをやめたのだった。
「ええ……お久しぶりね、西条さん」
「そんな他人行儀な呼び方はおよしになって?以前までの様に紗良と呼んでくださらないかしら」
とまぁ、こんな調子で小学生の頃から過ごしているものだから、友達らしい友達もできなくて、私以外の同級生と喋っているのをほとんど見たことがなかった。
先ほど性格が悪いと言ったのだが……性格が悪いというよりは何かと張り合ってくることが多く、私と何かにつけて比べたがる。
大輝くんがいたら、人それぞれなんだから、とか言いそうなものだが私としては人それぞれでいいから、張り合うのやめない?という感じだったりするのだ。
「聞きましたわよ、明日香さん。彼氏がお出来になったんですってね」
あの親父……。
よりによって一番知られたらめんどくさそうな女に教えてくれちゃったわけか……。
「そ、そうね……。紗良さんはどう?彼氏は出来たのかしら」
「それが……わたくしに合う殿方がおりませんもので」
そりゃ、この子に合う男なんてそうそういないだろうな、と私でも思う。
正直大輝くんがいなかったら私だって未だに一人でいた自信がある。
自分でもそこそこ癖が強い自覚はあるし、それをわかった上で付き合ってくれている大輝くんには感謝しかない。
そしてその私を遥かに上回る変わり者の紗良と、誰が付き合いたいなんて思うのか。
髪の毛がドリルみたいになってないだけマシだけど、それでもこの癖の強さについていける男なんか想像できない。
ちなみに一時期ドリルみたいな頭に憧れは持っていた様だが、父親が全力で止めたそうだ。
つまり家族ですらこの紗良には手を焼いている、というところだろう。
お金持ちでなかったら破産してるんじゃないだろうか。
「明日香さんの彼氏さん……何て言いましたかしら。確か施設の子なんだそうな」
本人に悪気はないんだろうということは何となくわかっている。
そして私が怒る筋の話でもないことは十分承知している。
だけど、何となく言い方が気に入らなかった。
施設の子だったら何だと言うのか。
あなたに何か関係があるのか、と。
そう思うと同時に、私の中で何か湧き上がるものがあった。
「ひっ!?な、何ですの……?」
「お、お嬢!」
ついつい殺気を漲らせて紗良を睨んでしまった。
傍についていた望月が、私の異変に気付いて駆け寄ってくる。
場にいた人間も何事かと私たちに視線を集中させ、私がうっかりしていたということを自覚して少し恥ずかしくなった。
「な、何でもないわ。だけど紗良さん……彼が施設の子だったら、あなたに何か不都合でもあるの?」
「べ、別に……あなたほどの方とのお付き合いをされる殿方でしたら、お家柄とか……」
徐々に言葉が尻すぼみになっていくのは、私の目が吊り上がったまま降りてこないからなのだろう。
「家柄?相変わらず下らないことに囚われているのね、紗良さん。今もそんなだから彼氏の一つもできないんじゃないかしら」
「な、何ですって……?」
ぶっちゃけてしまうと、こういう感じのやりとりは顔を合わせれば毎回のことだ。
これが面倒だから私はこの子に会うのを敬遠していた。
「人間の価値は家柄なんかでは決まったりしないわよ。それに、家柄とか言ってはいるけど、私もあなたも世間から見たら金持ちかもしれないけど、実態はヤクザだってことをお忘れなく」
「く……」
「お、お嬢……」
「も、望月さんでしたかしら……確か明日香さんと同じ殿方を共有されていると聞いておりますけれど……」
何でそんなことまで話すのか、あの親父……。
お父さんが私を見て、目が合った瞬間に申し訳なさそうに目を逸らした。
去年いなかったのは確かに私が悪いかもしれないけど……だからってこんなのに話すことないのに。
「それが何か?」
私がうろたえるとでも思ったのか、紗良は私が毅然として返すと意外そうな顔をする。
望月にも大してダメージはない様だ。
「その共有できる彼氏もいない人が、それを批判でもするつもりなのかしら」
「な……」
「どういうつもりなのかはわかりかねるけど……正直見苦しいわよ、紗良さん」
「ぐぬ……」
普段お嬢様ぶっているその顔が、苦悶に歪む。
周りがハラハラしているが、私の知ったことではない。
ケンカを売ってきたのは、紗良の方なのだ。
「そ、そこまで仰るのでしたら!私にも一目会わせてくださいまし!そこまで仰るほどの方なのか、わたくしが見極めて差し上げますわ!!」
どうでもいいが、余計なお世話だ。
あんたに認めてもらわなくても、別に何も困りはしない。
とは言え、ここまで言ってしまったらもう後には引けない。
私にも意地はある。
そして大輝くんは別にどこに出しても恥ずかしくないと私は思っている。
「……というわけなの。申し訳ないのだけど、うちまで来てもらえないかしら」
『はい?珍しいな、明日香がそんなことで人と張り合おうとするなんて』
わざわざ紗良の目の前で電話をかけて、目で来てくれるそうよ、と訴えるとまたも紗良は悔しそうな顔をした。
素直に謝ればそれで済むだろうに。
なのに何でこんなつまらない意地を張りたがるのか……私には全く理解ができない。
「どうせだからみんな連れてきてもらってもいいかしら。フレイヤさんまで全部」
『えっと……どういうことだ?というか、小泉さんとか内田さんとか樋口さんは捕まるかわからないぞ?』
「睦月に頼んで全員連れてきて。そしたら大輝くんのお願い何でも聞いてあげるから」
うっそ、マジ!?とか言いながら彼は了承して、電話を切った。
彼のお願いなんて、たかが知れている。
別に猟奇的なお願いでなければ、いくらでも叶えてみせようじゃないか。
「三十分ほど待ってね。私と望月だけが彼を共有してるわけじゃないから、全員連れてくる様に言ったの」
「は……?ぜ、全員って……」
どうやらお父さんは私と望月のことしか言っていなかった様で、他の女がいるなんてことは夢にも思っていなかったのだろう。
そして紗良の父が手を合わせて、ごめんな、と顔で言っていた。
「お嬢……本当にいいんですか?」
「別に構わないわ。いい機会よ。これで紗良も私と張り合おうなんて思わなくなるでしょ」
コソコソと二人でやっていると、紗良は悪口でも言われていると勘違いしたのか、睨みつけてくるのが見えた。
「い、一体何人連れてくるつもりですの?」
「何人だったかしら……十人ちょっといたはずだけど。別に入らない人数でもないでしょ」
人数は特に気にする必要がないが、睦月辺りは紗良のこの話し方を目の当たりにしたら死ぬほど笑うんじゃないかと思った。
何しろ私と初めて話した時も喋り方を弄られて、それから仲良くなったのだから。
多分桜子とか愛美さん辺りもゲラゲラ笑うか、懸命にこらえるか……どちらにしても紗良に大打撃を加えられることには違いない。
大輝くんは……もしかしたらこの人形みたいな可愛らしい見た目に鼻の下でも伸ばすかもしれないが……。
そうなったら睦月のお仕置きが待っているんだろうから、私は傍観に徹しよう。
落ち着かない様子の紗良だったが、私からしたら楽しみが増えた気がする。
出迎える準備をしなければ、と私はお母さんの手伝いがてら台所へ向かい、三十分を潰すことにした。
今年は望月が我が家で過ごすということだったから私も、家の人間としては外してしまうわけにもいかないということで、年明け早々家にいる。
もちろん持て成さなければならない相手も沢山来るので、部屋にこもって、という様なことは出来ないし、気が休まるものでもない。
そして去年は会わなくて済んだ相手に今年はまた顔を合わせなくてはならないという憂鬱が待っているのだが、これも今年ばかりはどうにもならない。
昔から何かと私に張り合ってこようとするバカなお嬢様が一人……。
同い年で中学までが同じだったバカなお嬢様。
そのバカなお嬢様から逃れるために高校受験は、勉強を頑張ったのだ。
あの子さえいなければ、正直もっとランクが下の高校に行っていただろうし、大輝くんたちにも出会わなかったかもしれないから、私や望月の運命も大きく変わっていたのだろうと思う。
「あら、お久しぶりですわね、明日香さん」
元々敵対していた組の組長の娘で、今は組同士が同盟?の様なものを結んでいて新年などはよくこうして顔を合わせている。
確かに金持ちなんだろうとは思うが、この子の父親曰くお嬢様の様な教育は一切強要しなかったが、自分からこうして意識して勉強し始めた、という様なことを小学校の頃に聞いた。
つまり、小学校からこんな調子の言葉遣い、そして周りを見下した様な態度。
それはもう、浮きまくりでいじめに近いこともされていた。
見た目は確かに可愛らしいと思うし、正直お人形さんみたい、と初対面では思ったものだったが、話しているうちにこの子の性格の悪さがにじみ出てくるのが感じられて、私は自発的にこの子に関わることをやめたのだった。
「ええ……お久しぶりね、西条さん」
「そんな他人行儀な呼び方はおよしになって?以前までの様に紗良と呼んでくださらないかしら」
とまぁ、こんな調子で小学生の頃から過ごしているものだから、友達らしい友達もできなくて、私以外の同級生と喋っているのをほとんど見たことがなかった。
先ほど性格が悪いと言ったのだが……性格が悪いというよりは何かと張り合ってくることが多く、私と何かにつけて比べたがる。
大輝くんがいたら、人それぞれなんだから、とか言いそうなものだが私としては人それぞれでいいから、張り合うのやめない?という感じだったりするのだ。
「聞きましたわよ、明日香さん。彼氏がお出来になったんですってね」
あの親父……。
よりによって一番知られたらめんどくさそうな女に教えてくれちゃったわけか……。
「そ、そうね……。紗良さんはどう?彼氏は出来たのかしら」
「それが……わたくしに合う殿方がおりませんもので」
そりゃ、この子に合う男なんてそうそういないだろうな、と私でも思う。
正直大輝くんがいなかったら私だって未だに一人でいた自信がある。
自分でもそこそこ癖が強い自覚はあるし、それをわかった上で付き合ってくれている大輝くんには感謝しかない。
そしてその私を遥かに上回る変わり者の紗良と、誰が付き合いたいなんて思うのか。
髪の毛がドリルみたいになってないだけマシだけど、それでもこの癖の強さについていける男なんか想像できない。
ちなみに一時期ドリルみたいな頭に憧れは持っていた様だが、父親が全力で止めたそうだ。
つまり家族ですらこの紗良には手を焼いている、というところだろう。
お金持ちでなかったら破産してるんじゃないだろうか。
「明日香さんの彼氏さん……何て言いましたかしら。確か施設の子なんだそうな」
本人に悪気はないんだろうということは何となくわかっている。
そして私が怒る筋の話でもないことは十分承知している。
だけど、何となく言い方が気に入らなかった。
施設の子だったら何だと言うのか。
あなたに何か関係があるのか、と。
そう思うと同時に、私の中で何か湧き上がるものがあった。
「ひっ!?な、何ですの……?」
「お、お嬢!」
ついつい殺気を漲らせて紗良を睨んでしまった。
傍についていた望月が、私の異変に気付いて駆け寄ってくる。
場にいた人間も何事かと私たちに視線を集中させ、私がうっかりしていたということを自覚して少し恥ずかしくなった。
「な、何でもないわ。だけど紗良さん……彼が施設の子だったら、あなたに何か不都合でもあるの?」
「べ、別に……あなたほどの方とのお付き合いをされる殿方でしたら、お家柄とか……」
徐々に言葉が尻すぼみになっていくのは、私の目が吊り上がったまま降りてこないからなのだろう。
「家柄?相変わらず下らないことに囚われているのね、紗良さん。今もそんなだから彼氏の一つもできないんじゃないかしら」
「な、何ですって……?」
ぶっちゃけてしまうと、こういう感じのやりとりは顔を合わせれば毎回のことだ。
これが面倒だから私はこの子に会うのを敬遠していた。
「人間の価値は家柄なんかでは決まったりしないわよ。それに、家柄とか言ってはいるけど、私もあなたも世間から見たら金持ちかもしれないけど、実態はヤクザだってことをお忘れなく」
「く……」
「お、お嬢……」
「も、望月さんでしたかしら……確か明日香さんと同じ殿方を共有されていると聞いておりますけれど……」
何でそんなことまで話すのか、あの親父……。
お父さんが私を見て、目が合った瞬間に申し訳なさそうに目を逸らした。
去年いなかったのは確かに私が悪いかもしれないけど……だからってこんなのに話すことないのに。
「それが何か?」
私がうろたえるとでも思ったのか、紗良は私が毅然として返すと意外そうな顔をする。
望月にも大してダメージはない様だ。
「その共有できる彼氏もいない人が、それを批判でもするつもりなのかしら」
「な……」
「どういうつもりなのかはわかりかねるけど……正直見苦しいわよ、紗良さん」
「ぐぬ……」
普段お嬢様ぶっているその顔が、苦悶に歪む。
周りがハラハラしているが、私の知ったことではない。
ケンカを売ってきたのは、紗良の方なのだ。
「そ、そこまで仰るのでしたら!私にも一目会わせてくださいまし!そこまで仰るほどの方なのか、わたくしが見極めて差し上げますわ!!」
どうでもいいが、余計なお世話だ。
あんたに認めてもらわなくても、別に何も困りはしない。
とは言え、ここまで言ってしまったらもう後には引けない。
私にも意地はある。
そして大輝くんは別にどこに出しても恥ずかしくないと私は思っている。
「……というわけなの。申し訳ないのだけど、うちまで来てもらえないかしら」
『はい?珍しいな、明日香がそんなことで人と張り合おうとするなんて』
わざわざ紗良の目の前で電話をかけて、目で来てくれるそうよ、と訴えるとまたも紗良は悔しそうな顔をした。
素直に謝ればそれで済むだろうに。
なのに何でこんなつまらない意地を張りたがるのか……私には全く理解ができない。
「どうせだからみんな連れてきてもらってもいいかしら。フレイヤさんまで全部」
『えっと……どういうことだ?というか、小泉さんとか内田さんとか樋口さんは捕まるかわからないぞ?』
「睦月に頼んで全員連れてきて。そしたら大輝くんのお願い何でも聞いてあげるから」
うっそ、マジ!?とか言いながら彼は了承して、電話を切った。
彼のお願いなんて、たかが知れている。
別に猟奇的なお願いでなければ、いくらでも叶えてみせようじゃないか。
「三十分ほど待ってね。私と望月だけが彼を共有してるわけじゃないから、全員連れてくる様に言ったの」
「は……?ぜ、全員って……」
どうやらお父さんは私と望月のことしか言っていなかった様で、他の女がいるなんてことは夢にも思っていなかったのだろう。
そして紗良の父が手を合わせて、ごめんな、と顔で言っていた。
「お嬢……本当にいいんですか?」
「別に構わないわ。いい機会よ。これで紗良も私と張り合おうなんて思わなくなるでしょ」
コソコソと二人でやっていると、紗良は悪口でも言われていると勘違いしたのか、睨みつけてくるのが見えた。
「い、一体何人連れてくるつもりですの?」
「何人だったかしら……十人ちょっといたはずだけど。別に入らない人数でもないでしょ」
人数は特に気にする必要がないが、睦月辺りは紗良のこの話し方を目の当たりにしたら死ぬほど笑うんじゃないかと思った。
何しろ私と初めて話した時も喋り方を弄られて、それから仲良くなったのだから。
多分桜子とか愛美さん辺りもゲラゲラ笑うか、懸命にこらえるか……どちらにしても紗良に大打撃を加えられることには違いない。
大輝くんは……もしかしたらこの人形みたいな可愛らしい見た目に鼻の下でも伸ばすかもしれないが……。
そうなったら睦月のお仕置きが待っているんだろうから、私は傍観に徹しよう。
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