日常ブログっ!

二色燕𠀋

文字の大きさ
109 / 130
2020年9月

9/16 追記あり

しおりを挟む
 ついに集英社から選評が届きました。先週あたり問い合わせしちゃったんですが「まだよ」と返ってきて昨日ですね。
 ブログに内容をのせちゃならんらしいのでこちらで私の感想のみですが……一言、惜しい!というか。

 いやぁ、ちゃんと読んでくれるんですね。一次通過ならずだったんで何かで弾かれたのかと思っていまして、そうすると読む前に弾かれたかと思っていました。そんなことないらしい。めちゃくちゃよかったです。
 期待していた三浦さん選評でなく……編集部からでした(笑)うーん、そうなのね……。仕組み的には最終で作家さんが読む、なんでしょうかね。

 参加したオレンジ文庫ですが、これは今年、接戦だったのかもしれませんね、1350くらい?作品があったらしいです。うーんなるほど、一次の時点でかなりの倍率ですね。結果、今年は副賞のみしかなく……あれ、てことは外れ年?(笑)

 私のやつは見事に、私の悪い癖がぴしゃりと言い当てられたのと、あと、やはりライトですね。ライトにはこの癖、そう、書かれてましたが厄介なんです。馴染み深くない文章が所々でしかし雰囲気は本当に大切にされてますね、とかね。

 もう片方は今風の人間関係の中に複雑さ優しさが感じられ読後の爽快感があってよかった。構成は良いのであとは読みやすく細部に一工夫を……とね。こちらの感想をもらったのは気合いいれた方と言うか最新の方、「水に~」だったので、ちなみにこちらの方がABC評価、良いです(笑)なかなか個性が灰汁になっていたりでも消してみればいま一歩感があり、考えたこと、と言えば「多分、性格の問題だな」に至りました(笑)

 細部に~と言うのも要するに「察しろよ方式は✕」でしょうし「表現が所々懲りすぎてて意図が伝わりにくく…」と…マジで私が敢えてやってるところがダメだったのね。ここがあれば「私」かなぁという主張がアウツっ。ま、そういうことですね(笑)正直成功してたようだ、と言う気持ちと半々です。

  というわけで選評読んでみたい方は「読みたい!」とコンタクトください。何かしらのメール機能で送ります。ホントは選評表に記したかったんですけどね。
 あのね、ほぼオールでBでした。凡、です(笑)うーん、そうなんだね、やはり構成に関してはいいのね(ここはどちらの作品も褒められてた)。一回わかりやすくというか、「構成、内容」のみにして一から書き直せばいけるかもね。ただ、「この内容だからこの表現で」はなくなりかなり箇条書き臭くなっちゃうのかもな。

 はい、選評の話はこんなところで。




 文章の話、というか。

 先日、一年ぶりにゲイくんとカラオケ飲みしました。いやぁ、多分飲食店よりそっちのがぶっちゃけ誰も来てなくて安全だろうと(笑)ビンゴなもんです、そのフロア私らしかいませんでした、イン秋葉原。

 で、彼はとくに文章の人じゃないんですけど、まぁ精々三島由紀夫について話した程度ですかね、三島由紀夫は何作か読んだことあるらしいんです、政治家さんとこの親戚だからだろうか…とか色々考えはまぁ置いといて。

「僕ねーホンット最近テレビでめちゃくちゃ掛かってる歌がさ~、なんっかね、毎回引っ掛かるの。気持ち悪いの、日本語がなんか。なんだろう?なんっか気にくわなくてサビが。説明できんけどさ、」

 と、歌わないけど知らないしと流した曲が「香水」でした。特に流れて耳に入ってても、私は全然引っ掛かりもしませんでしたが確実に入ってますよね国民皆。何言ってるのか馴染みがなくて入ってこなかったんでしょうかね(何言ってるかわからない系好きなんだけどなんでだろうの解釈は後に)

 暫し眺めた末、「君の香水名←(多分ここに私の馴染みがなかった)のその匂いのせいだよ~」

 ここらしいです。確かになんだろうか、と二人で

「この女の香水(名詞)じゃないというか……なんだろうねこれは、確かに……てかこんな歌詞なんだ」

 興味もったらどうぞGo.

「そう、なんだかわからないんだけどなんだろ、うーん、“その”ている?」
「あーいらんかもね、確かに」
「の、続きすぎというかなんだこの香水」

 確かに。香水を強調しすぎのような。

君の香水の その臭いのせいだよ~

 香水(商品名)だと、この女が開発した香水感があるのかなぁ。例えば車なら。

君のスカイラインの その走り心地のせいだよ~(字余りはこの際気にしない)

 ん?なんだ、気になる?ならない?

 しかしこの短い中に「君が乗っている」は無理だよなぁ。
 てか、名詞が連ちゃんなのもあるか。君のジョナゴールドの そのリンゴのせいだよ。あぁ、なるほど。お、わかりやすくなったか。こうなるとりんご農家さんの歌でしかないよな。なるほど。香水はなんもしてねぇやん、確かに確かに。

 君がしているのが悪い(おかげで思い出しちゃって思い出しちゃって)、的なやつなんでしょうけどおぉぉ、ここまで理解すると「別に君を求めてないけど 横にいられると思い出す」とはなんて傲慢な。りんごで例えると新しいそうでもない女がなんか甘くも少し酸っぱいりんごを出してくれた、うわぁ前カノ(今も続いているかどうかの明確な表記は多分ない)思い出すぅ、と言う煩悩ですかね。

 わかる人にはわかる……ともちょっと違そうな。

 という妄想は広がりますがははぁ、これをちゃんと書けよ今カノかどうかを、というのは私の選評みたいなもんだな。お、あれが売れているんじゃ私は(黙る)まぁ、まぁなるほど、自己顕示欲強いな。

 脱線したけど「その」問題。いらんよなぁ、だが味といわれればそんな気がする。だが確実に「君」ではなく「香水メーカー名」を指しているな。ふむ。雑味なんだろうか。正直「味だなぁ」にはならないな。なるほどやつが言いたいこともわかった。

 ぶっちゃけあの、「最近テレビで聞いてても日本語変すぎて全くなんなんだ」というおじいちゃん思考に浸れるほど大して見てない聞いてないんですが、なんせ過敏だ、疲れちまう。でもたまになくはないよなぁ。そういうことなんでしょうか。

 しかし文章宗教型がよくいう「そういう感性を持ちましょうよ!拾いましょうよ!」には至らない。なるほど凡ですね。 

 自殺してしまった俳優君の件で「そんなに詳しく書くと想像してしまう」てのはまた別の話で、あれは確かにすんなり入ってきてしまった。こちらの印象の方がなんか嫌だな。しかし、「なんとなくツイッターでアンチしてるやつらの日本語が低俗すぎて全く趣旨が読めなくて話が入ってこない、これは日本語の意味とか種類をよく知らないんだな。だから、思った以上のダメージを与えるんだな」の感性は多分私は過敏な方だ。良くありすぎる、これは。

 なんて書いたところで謎が深まったがなんかストンと来た。結局“センス”に近いもんかな、と片付ける。ぐっぱい。



※追記

その香水のせいだよ
でした、てへぺろ。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

おじさん、女子高生になる

一宮 沙耶
大衆娯楽
だれからも振り向いてもらえないおじさん。 それが女子高生に向けて若返っていく。 そして政治闘争に巻き込まれていく。 その結末は?

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...