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青空シリーズ
葛西善蔵「奇病患者」
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いやぁ笑える(笑)痛快(笑)
内容としてはK君(葛西善蔵かもね)の手紙なんですが、
S君
どうか早く金を送つて呉れ給へ。全くお願ひする。どうか僕を助けて呉れ給へ。後でどんなお禮でもする。後でその金を返してあげてもいゝ。どうか早く金を送つて呉れ給へ。病氣になりさうだ。夜も、心配で、一時間おき位に眼がさめる。苛ら/\して仕樣が無い。
です(笑)
以上。
と言いたいですが文学っぽい話をするとこれが所謂「ハードボイルド文体」ですよね。いや、いま引用したところが手紙の部分なんで全然「ハードボイルド文体」の引用は出来てないんですが、どう説明しようかなぁとハードボイルドと言う単語で調べましたらウィキペディアさん、流石です。「客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体」ですってよ。
そうですね、そうなんです。なので言うなれば作者はしゃしゃり出ないはずなんですが恐らく作者自信の事を書いているよね?と言うところがこの人、剽軽ですよなぁ。
ヘミングウェイが始めたんですけどねハードボイルド文体。あのイメージで。なんというかあるものそのまま書いてけばなる。
と言うほど簡単でもなく、いやぁどうかなぁ、簡単なんかなぁ、登場人物、事象しか本当に浮かんできませんね。からこそ深みにハマります。ならば葛西善蔵でなくてもいいんじゃないか?ミステリーの方が効果的じゃね?
いやいや読めばわかる、この人剽軽(笑)うーん多分ね、自分の事を書いていると仮定するじゃないですか、てか、この手法を使う人って不思議と「多分自分の事なんだろうな」って全員思えるくらいにリアリティーがあったりします。心情には全く入り込まないわりにね。
んで、そう、自分のことを書いているとしたら偉く遠くから、もう空とかからね、自分の事をただ見ているだけの人なんですね。どこか「男臭ぇな」と思うんですが、うん多分感情的には比較的になりにくい、男性の方が得意なやつかも知れんですね、てのは書く側目線すかね。↑内容も勿論そうなんですが。案外心情描写って、好き嫌いが両極端ですよね。
神目線?いやいやそれよりもう少し消極してますな。目の前にあるものを見た通りに書く、な訳で。感想もだからシンプルに「痛快なんですけど(笑)」しかないのかも(笑)
はい、ここに何故か鳥肌でした。
手紙を讀み終つた細君の、その赤黒い、肉附いた、盆のやうな大きな顏が、火のやうに赤くなつてゐた。そして幅の廣い肩に波を打たして、凝と手紙の上へ眼を落してゐた。その顏がまた、彼の惘乎となつた眼の前に、室いつぱいに擴大されて行くやうな變異な相貌となつて、おつ被ぶさつて來るやうに見えた。
内容としてはK君(葛西善蔵かもね)の手紙なんですが、
S君
どうか早く金を送つて呉れ給へ。全くお願ひする。どうか僕を助けて呉れ給へ。後でどんなお禮でもする。後でその金を返してあげてもいゝ。どうか早く金を送つて呉れ給へ。病氣になりさうだ。夜も、心配で、一時間おき位に眼がさめる。苛ら/\して仕樣が無い。
です(笑)
以上。
と言いたいですが文学っぽい話をするとこれが所謂「ハードボイルド文体」ですよね。いや、いま引用したところが手紙の部分なんで全然「ハードボイルド文体」の引用は出来てないんですが、どう説明しようかなぁとハードボイルドと言う単語で調べましたらウィキペディアさん、流石です。「客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体」ですってよ。
そうですね、そうなんです。なので言うなれば作者はしゃしゃり出ないはずなんですが恐らく作者自信の事を書いているよね?と言うところがこの人、剽軽ですよなぁ。
ヘミングウェイが始めたんですけどねハードボイルド文体。あのイメージで。なんというかあるものそのまま書いてけばなる。
と言うほど簡単でもなく、いやぁどうかなぁ、簡単なんかなぁ、登場人物、事象しか本当に浮かんできませんね。からこそ深みにハマります。ならば葛西善蔵でなくてもいいんじゃないか?ミステリーの方が効果的じゃね?
いやいや読めばわかる、この人剽軽(笑)うーん多分ね、自分の事を書いていると仮定するじゃないですか、てか、この手法を使う人って不思議と「多分自分の事なんだろうな」って全員思えるくらいにリアリティーがあったりします。心情には全く入り込まないわりにね。
んで、そう、自分のことを書いているとしたら偉く遠くから、もう空とかからね、自分の事をただ見ているだけの人なんですね。どこか「男臭ぇな」と思うんですが、うん多分感情的には比較的になりにくい、男性の方が得意なやつかも知れんですね、てのは書く側目線すかね。↑内容も勿論そうなんですが。案外心情描写って、好き嫌いが両極端ですよね。
神目線?いやいやそれよりもう少し消極してますな。目の前にあるものを見た通りに書く、な訳で。感想もだからシンプルに「痛快なんですけど(笑)」しかないのかも(笑)
はい、ここに何故か鳥肌でした。
手紙を讀み終つた細君の、その赤黒い、肉附いた、盆のやうな大きな顏が、火のやうに赤くなつてゐた。そして幅の廣い肩に波を打たして、凝と手紙の上へ眼を落してゐた。その顏がまた、彼の惘乎となつた眼の前に、室いつぱいに擴大されて行くやうな變異な相貌となつて、おつ被ぶさつて來るやうに見えた。
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