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第一部
第二章・カミングアウト(その4)
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翌朝目を覚ますと、潮音の両目には見慣れた自分の部屋の天井が映った。潮音はもしかしてと思って胸に手を当ててみたが、大きくなってしまった胸の形は相変らずだった。
潮音はスウェットスーツを脱ぎ、ナベシャツを着込んで胸を締めつけた。しかしこれで胸の膨らみはなんとか隠せても、ワイシャツを着ようとすると袖の長さも余り、またなで肩になった今の体型にはどうしても合っていなかった。黒い学生ズボンにしても同様で、どうしてもヒップのまわりが窮屈になってしまう。
潮音はこの恰好で学校に行ったら、先生やクラスメイトにどんな目で見られるか、トイレや体育の時間はどうするかと考えると身がすくむ思いがした。
そのとき、ドアの向こうで則子が心配そうに声をかけるのが聞こえた。
「潮音…学校行くの?」
潮音の心には、その母親の声さえもがプレッシャーとなって重くのしかかってきた。潮音は則子の問いかけに答えることもできないまま、耳をふさいでベッドの中でうずくまってしまった。
ドアの向こうでは雄一の声も聞こえてきた。
「もう体は元気なんだろう? だったら部屋にこもってないで出て来いよ」
部屋に閉じこもったまま反応しようともしない潮音に、雄一がいら立ちを強めていく様子がドア越しにもありありと伝わってきた。潮音はますますその声やドアをたたく音に背を向けて、体をこわばらせるしかなくなっていた。
ちょうどそのとき、騒ぎを聞きつけた綾乃がドアの前に来て雄一と則子に声をかけた。
「もうこうなったらどうしようもないわね。しばらくこのままそっとしておくしかないでしょ。無理に学校行ったって、ただでさえこの子の精神は不安定になってるのに、どんなことになるかわかったもんじゃないわ」
綾乃の言葉を聞いて、雄一はそれでも何か言いたげな表情をしていた。そのような雄一の顔を見て、綾乃はさらに語調を強めていた。
「父さんはもし自分がいきなり女になっちゃったら、それでも顔に化粧して、女物の服着て会社行く気になる? 体面とこの子の気持ちのどっちが大事なの」
そう言われると雄一も返す言葉がなかった。
「北風と太陽の話を知ってる? 今あの子を北風の中にむりやり放り出しても、ますますぶ厚いコートの中に閉じこもるだけだわ。でも今こそそうでも、きっとそのうち何かしたい、何かしなければと思うようになるわよ。私たちにできることは、そのときに太陽になってあの子の手助けをしてやる、それしかないわね」
ドアの外で綾乃がそこまで話すのを聞いていると、潮音もこれ以上はじっとしていられなくなり、ドアを開けて部屋の外にとび出した。則子はなんとか潮音の肩をそっと抱いて落ち着かせると、無理に学校に行く必要はないから、しばらく落ち着いて今後のことをじっくり考えろと声をかけてやった。
やがて雄一が不安げな表情をしながらも、なんとか会社に出かけると、潮音はワイシャツに学生ズボンといういでたちのまま、居間に出向いて朝食を口にした。潮音が朝食を食べ終る頃になって、則子も仕事に出かけていった。
潮音は自室に戻ると、詰襟の学生服の上着を手に取って着てみた。しかしいざ学生服を着てみると、今の体格は男子の学生服と微妙に合っていないように感じた。手のひらは黒い袖に隠れそうになっており、黒い詰襟は首の細さや白さをかえって強調していた。
その中でも特に、長く伸びた黒髪はどうしても制服とミスマッチに見えた。そこで潮音は机の上にあったハサミに手を伸ばそうとした。
そのときだった。潮音の心の中に、あの日土蔵の中でほのかに見えた、もの寂しげな少女の姿が再び浮かび上がってきた。潮音はその少女の幻を見ると、ふと深呼吸をして力を抜き、ハサミを机の上に戻した。
そのとき潮音の背後でドアをノックする音がして、綾乃の声がした。
「潮音、私はこれから大学行くけど、ほんとに大丈夫?」
「姉ちゃん…ちょっと見てよ」
綾乃が潮音の部屋に入ると、潮音の学生服姿に目を丸くした。
「あんたは学ラン着てもなかなかカッコいいじゃん。気にすることないよ」
しかしそこで、綾乃は潮音の机の上に置かれたハサミに目を向けると、とたんに顔色をこわばらせた。
「あんた…髪切るならちゃんと美容院に行ってやってもらいなさい。こんなハサミなんかで無造作に髪切ったらボサボサになるわ」
「違うんだ姉ちゃん…その逆だよ。オレ…自分でもどうしてかわからないけど、この髪をどうしても切ることができないんだ」
綾乃は苦悩の色を浮かべる潮音をなんとかなだめた。
「私はいいかげんに授業に遅れるから大学行くけど、今日はゆっくり休むのね。髪のことは気にしなくていいから」
綾乃が大学に出かけると、家の中には潮音一人だけが残された。潮音は学生服からラフな部屋着に着替えると、ベッドの上に横になった。
しかしこうなると潮音は、今ごろ学校でみんなは何をしているんだろうと気になりだした。潮音の心の中では、友達に会いたいという思いがますます募っていった。
潮音はベッドから起上ると、机の上に置かれた書き込みだらけの教科書をパラパラとめくってみせた。もはや潮音にとっては、退屈に感じていた授業や口うるさい教師、受けるのが嫌だったテストですら懐かしく感じられた。
しかし潮音はその学校の友達ともし顔を合わせたら、そしてそのとき自分の変ってしまった体を見られたらと思うと、どうしても次の一歩を踏み出すどころか、外出さえはばかられるようになった。そして夕方になって家族が家に戻っても、精神に不安定なものを抱えてあいかわらず寡黙なままの潮音に対して、誰もどのように接すればいいのかわからなかった。潮音の家庭には、あたかもどんよりとした暗雲がたれこめたかのような、重苦しい空気が流れていた。
しかし潮音も、そのような日が何日か続いてみると、さすがに家の中で過ごすことに退屈さを覚えるようになった。潮音はスマホで中学の友達と一緒に撮った写真を眺めてみた。体育祭、文化祭、水泳部、修学旅行…潮音はこのような友達と一緒に過ごした日々の思い出を見るにつけて、自分もこのままではいけないと強く思い始めていた。
ちょうどそのとき、玄関のドアが開く音がして綾乃が大学から戻ってきた。潮音は綾乃のところに行くと、おもむろに口を開いた。
「オレ…週明けから学校行くよ」
それを聞いて、綾乃は驚きの表情を浮かべた。
「ほんとにいいの?」
「ああ、家で一人でゴロゴロしてたってつまんないからさ。それに…学校の友達にだってまた会いたいし」
そう言ったときの潮音は、どこか吹っ切れたような表情をしていた。その様子を見て綾乃は安堵の色を浮べながらも、顔からは多少の不安の色も抜けなかった。
「あまり無理しない方がいいよ」
そこで潮音は、自分の長く伸びた髪をいじりながら言った。
「でも姉ちゃん、学校行くとなるとやはりこの髪なんとかしなきゃな。毎朝手入れするのも大変だし」
そこで綾乃は、しばらく黙ったまま潮音の顔と髪を交互に眺めていた。綾乃は潮音が心の中で決意を固めたことをしっかりと読み取っていたが、それでも潮音がその美しい髪と別れることには未練があるようだった。
その週末、綾乃は潮音を家の近くの美容室に連れて行った。潮音は美容室に入ると、理容師に髪を短く切るように頼んだ。理容師は潮音が髪を切る理由について、特に気にかけるようなそぶりも見せなかったが、潮音は理容師に長く伸びた髪にハサミを入れられる瞬間、あの日土蔵の中で見た少女の幻を思い出していた。潮音はこの自分の目から見ても、美しい黒髪を切り落とすことに心の奥底でかすかに痛みを感じずにはいられなかったが、それでも学校に行くためには仕方がないと思い直した。
潮音が美容院を後にすると、肩甲骨のあたりまで伸びていた潮音の髪は、男の子として見ても全く遜色のないようなベリーショートに切りそろえられていた。綾乃はしばらくの間、潮音のその髪型をじっと眺めていた。
潮音と綾乃が美容院から戻ると、雄一や則子も潮音の短く切りそろえた髪を見て複雑そうな顔をしていた。しかし則子は、潮音のさっぱりしたような表情を見ると、少しほっとしたような表情をしていた。則子にとっては、潮音がこのような決断をしてまで学校に行こうという意欲を示したことが何よりも嬉しいようだった。
潮音はスウェットスーツを脱ぎ、ナベシャツを着込んで胸を締めつけた。しかしこれで胸の膨らみはなんとか隠せても、ワイシャツを着ようとすると袖の長さも余り、またなで肩になった今の体型にはどうしても合っていなかった。黒い学生ズボンにしても同様で、どうしてもヒップのまわりが窮屈になってしまう。
潮音はこの恰好で学校に行ったら、先生やクラスメイトにどんな目で見られるか、トイレや体育の時間はどうするかと考えると身がすくむ思いがした。
そのとき、ドアの向こうで則子が心配そうに声をかけるのが聞こえた。
「潮音…学校行くの?」
潮音の心には、その母親の声さえもがプレッシャーとなって重くのしかかってきた。潮音は則子の問いかけに答えることもできないまま、耳をふさいでベッドの中でうずくまってしまった。
ドアの向こうでは雄一の声も聞こえてきた。
「もう体は元気なんだろう? だったら部屋にこもってないで出て来いよ」
部屋に閉じこもったまま反応しようともしない潮音に、雄一がいら立ちを強めていく様子がドア越しにもありありと伝わってきた。潮音はますますその声やドアをたたく音に背を向けて、体をこわばらせるしかなくなっていた。
ちょうどそのとき、騒ぎを聞きつけた綾乃がドアの前に来て雄一と則子に声をかけた。
「もうこうなったらどうしようもないわね。しばらくこのままそっとしておくしかないでしょ。無理に学校行ったって、ただでさえこの子の精神は不安定になってるのに、どんなことになるかわかったもんじゃないわ」
綾乃の言葉を聞いて、雄一はそれでも何か言いたげな表情をしていた。そのような雄一の顔を見て、綾乃はさらに語調を強めていた。
「父さんはもし自分がいきなり女になっちゃったら、それでも顔に化粧して、女物の服着て会社行く気になる? 体面とこの子の気持ちのどっちが大事なの」
そう言われると雄一も返す言葉がなかった。
「北風と太陽の話を知ってる? 今あの子を北風の中にむりやり放り出しても、ますますぶ厚いコートの中に閉じこもるだけだわ。でも今こそそうでも、きっとそのうち何かしたい、何かしなければと思うようになるわよ。私たちにできることは、そのときに太陽になってあの子の手助けをしてやる、それしかないわね」
ドアの外で綾乃がそこまで話すのを聞いていると、潮音もこれ以上はじっとしていられなくなり、ドアを開けて部屋の外にとび出した。則子はなんとか潮音の肩をそっと抱いて落ち着かせると、無理に学校に行く必要はないから、しばらく落ち着いて今後のことをじっくり考えろと声をかけてやった。
やがて雄一が不安げな表情をしながらも、なんとか会社に出かけると、潮音はワイシャツに学生ズボンといういでたちのまま、居間に出向いて朝食を口にした。潮音が朝食を食べ終る頃になって、則子も仕事に出かけていった。
潮音は自室に戻ると、詰襟の学生服の上着を手に取って着てみた。しかしいざ学生服を着てみると、今の体格は男子の学生服と微妙に合っていないように感じた。手のひらは黒い袖に隠れそうになっており、黒い詰襟は首の細さや白さをかえって強調していた。
その中でも特に、長く伸びた黒髪はどうしても制服とミスマッチに見えた。そこで潮音は机の上にあったハサミに手を伸ばそうとした。
そのときだった。潮音の心の中に、あの日土蔵の中でほのかに見えた、もの寂しげな少女の姿が再び浮かび上がってきた。潮音はその少女の幻を見ると、ふと深呼吸をして力を抜き、ハサミを机の上に戻した。
そのとき潮音の背後でドアをノックする音がして、綾乃の声がした。
「潮音、私はこれから大学行くけど、ほんとに大丈夫?」
「姉ちゃん…ちょっと見てよ」
綾乃が潮音の部屋に入ると、潮音の学生服姿に目を丸くした。
「あんたは学ラン着てもなかなかカッコいいじゃん。気にすることないよ」
しかしそこで、綾乃は潮音の机の上に置かれたハサミに目を向けると、とたんに顔色をこわばらせた。
「あんた…髪切るならちゃんと美容院に行ってやってもらいなさい。こんなハサミなんかで無造作に髪切ったらボサボサになるわ」
「違うんだ姉ちゃん…その逆だよ。オレ…自分でもどうしてかわからないけど、この髪をどうしても切ることができないんだ」
綾乃は苦悩の色を浮かべる潮音をなんとかなだめた。
「私はいいかげんに授業に遅れるから大学行くけど、今日はゆっくり休むのね。髪のことは気にしなくていいから」
綾乃が大学に出かけると、家の中には潮音一人だけが残された。潮音は学生服からラフな部屋着に着替えると、ベッドの上に横になった。
しかしこうなると潮音は、今ごろ学校でみんなは何をしているんだろうと気になりだした。潮音の心の中では、友達に会いたいという思いがますます募っていった。
潮音はベッドから起上ると、机の上に置かれた書き込みだらけの教科書をパラパラとめくってみせた。もはや潮音にとっては、退屈に感じていた授業や口うるさい教師、受けるのが嫌だったテストですら懐かしく感じられた。
しかし潮音はその学校の友達ともし顔を合わせたら、そしてそのとき自分の変ってしまった体を見られたらと思うと、どうしても次の一歩を踏み出すどころか、外出さえはばかられるようになった。そして夕方になって家族が家に戻っても、精神に不安定なものを抱えてあいかわらず寡黙なままの潮音に対して、誰もどのように接すればいいのかわからなかった。潮音の家庭には、あたかもどんよりとした暗雲がたれこめたかのような、重苦しい空気が流れていた。
しかし潮音も、そのような日が何日か続いてみると、さすがに家の中で過ごすことに退屈さを覚えるようになった。潮音はスマホで中学の友達と一緒に撮った写真を眺めてみた。体育祭、文化祭、水泳部、修学旅行…潮音はこのような友達と一緒に過ごした日々の思い出を見るにつけて、自分もこのままではいけないと強く思い始めていた。
ちょうどそのとき、玄関のドアが開く音がして綾乃が大学から戻ってきた。潮音は綾乃のところに行くと、おもむろに口を開いた。
「オレ…週明けから学校行くよ」
それを聞いて、綾乃は驚きの表情を浮かべた。
「ほんとにいいの?」
「ああ、家で一人でゴロゴロしてたってつまんないからさ。それに…学校の友達にだってまた会いたいし」
そう言ったときの潮音は、どこか吹っ切れたような表情をしていた。その様子を見て綾乃は安堵の色を浮べながらも、顔からは多少の不安の色も抜けなかった。
「あまり無理しない方がいいよ」
そこで潮音は、自分の長く伸びた髪をいじりながら言った。
「でも姉ちゃん、学校行くとなるとやはりこの髪なんとかしなきゃな。毎朝手入れするのも大変だし」
そこで綾乃は、しばらく黙ったまま潮音の顔と髪を交互に眺めていた。綾乃は潮音が心の中で決意を固めたことをしっかりと読み取っていたが、それでも潮音がその美しい髪と別れることには未練があるようだった。
その週末、綾乃は潮音を家の近くの美容室に連れて行った。潮音は美容室に入ると、理容師に髪を短く切るように頼んだ。理容師は潮音が髪を切る理由について、特に気にかけるようなそぶりも見せなかったが、潮音は理容師に長く伸びた髪にハサミを入れられる瞬間、あの日土蔵の中で見た少女の幻を思い出していた。潮音はこの自分の目から見ても、美しい黒髪を切り落とすことに心の奥底でかすかに痛みを感じずにはいられなかったが、それでも学校に行くためには仕方がないと思い直した。
潮音が美容院を後にすると、肩甲骨のあたりまで伸びていた潮音の髪は、男の子として見ても全く遜色のないようなベリーショートに切りそろえられていた。綾乃はしばらくの間、潮音のその髪型をじっと眺めていた。
潮音と綾乃が美容院から戻ると、雄一や則子も潮音の短く切りそろえた髪を見て複雑そうな顔をしていた。しかし則子は、潮音のさっぱりしたような表情を見ると、少しほっとしたような表情をしていた。則子にとっては、潮音がこのような決断をしてまで学校に行こうという意欲を示したことが何よりも嬉しいようだった。
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