半世紀生きて、やっと小説完成しました

さんかく ひかる

文字の大きさ
2 / 94

壮大な大陸統一物語

しおりを挟む
 小説書きに憧れてた五十オーバーの女のつぶやき、続きます。


 私が子どもの頃、SF映画がすごい流行っていました。ちょうど「スターウォーズ」の第1作が公開されたころです。(今でいうエピソード4ですね)
 他にも「未知との遭遇」とか「E.T.」とか大ヒットしましたね。
 アニメでは「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」でしょうか。宮崎アニメといったら「未来少年コナン」という時代です。(当時「宮崎アニメ」ということばは、なかったと思う)

 流行りに弱い私、こんな設定の漫画を思いつきました。

 近未来社会で、超能力美少女とそれを取り巻く二人の少年という微妙な関係の三人組がチームになって、悪の組織と戦う超能力バトル。
 ヒロインは、神秘的で虚弱体質な美少女エスパー。
 少年1は、野生児なヤンキーで、サイキッカー。
 少年2は、ESPはないけど、眼鏡な天才科学者。

 多分、何かのパクリなんだと思います。超能力SFといったら、当時竹宮恵子の「地球テラへ……」がめっちゃ流行っていたので、その辺から来ているかもしれません。


 と、子ども時代は漫画家に憧れていましたが、図工の先生に「幼稚園児の描いた絵だ!」と、教室のみんなの前で私の作品を晒されるレベルの画力のため、早々に漫画家の道は断念しました。


 大学に入ったころ、時代はバブルに突入。時代は浮かれていましたが、受験で燃え尽きた私は大学で落ちこぼれ、引きこもりな日々を過ごします。
 と、ファミコンゲームのドラゴンクエストが爆発的にヒットしました。

 ●発売日に学校をサボって買いに行く子ども
 ●ドラクエと売れないゲームソフトを抱き合わせ販売するおもちゃ屋
 ●おそらくメーカーに無断で出版された完全ネタバレ攻略本
 ●大手新聞の子ども読者投稿欄にラストボスの絵が掲載され、編集者は「〇〇(ラスボス名)を倒せてよかったね!」なんて愛あるコメント
 ……ドラクエ4の話です。遊んだ人はわかると思いますが、もしゲーム途中のプレイヤーがこの記事をみたら「あいつがラスボスか!」と壮大なネタバレになります。

 ……話が脱線しましたが、こんな社会問題が発生するほどのゲーム、私も夢中になりドラマティックな展開に何度も泣かされました。
 ドラクエをきっかけにファミコンゲームにのめり込み、引きこもりが悪化。
 ドラクエだけでなく、三国志など歴史ものゲームにはまり、やがて、ゲームだけでなく、小説の三国志、歴史の三国志、さらに三国志だけでない古代中国史と関心が広がります。
 今でいう歴女れきじょというところでしょうか?


 そして子供時代の悪癖あくへきが復活しました。漫画は無理でも小説ならいけるんじゃねえ?
 ただ、今度は設定空想だけでなく、何か書きました。
 当時パソコンはありましたが、ノートパソコンのような手軽なものはありません。そこで分厚いA5サイズのノートに汚い字を書き連ねました。あまりに字が汚いので、書いた本人すら読めませせん。

 それは、古代中国風な世界で成り上がりの男が大陸の七つの国を平らげ、統一王朝を築くまでの物語です。
 中国史だけでなく『銀河英雄伝説(田中芳樹)』の影響も受けてます。
 ベースは、悪名高き、古代中国、前漢(紀元前202年~紀元8年)の創始者夫妻、劉邦と呂后で、ヒーローヒロインは、彼らをう~~~~~んといい人にした感じです。(いい人にしたら、それ 全くの別人なので、設定だけ借りてる感じ)
 分厚いノート(八十ページ)五-六冊は書いたでしょうか。男が亡くなって息子が後を継ぐまで書いたから、一応終わってます。
 となるとこれまた壮大ですが、とてもじゃありませんが、お見せできるものではありません。
 だって、バトルや戦争、一切書けませんから。

 この手の物語だと、国同士の虚々実々駆け引きがポイントだと思うのですが、そういうのが全く思いつきません。
 じゃあ、主人公はどうやって大陸を統一したのか? 覚えてないけど、分厚いノート何冊も書いたから、何かやったんでしょう。


 そして分厚いノートではなく、パソコンに移行しましたが、数年に一度、壮大な設定を思いついては書けません、を繰り返しておりました。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

処理中です...