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エピローグ
思い出
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「何処からだろう、僕達が僕達で無くなったのは。」
「たしかに、言えてる。ここまで拗れるとは思わなかったよね。」
「これはまるで歯車だ。」
「歯車?何それ。ポエマーみたい。」
「そ、そんなこといわないでよ。だけどさ、ピッタリだと僕は思うよ。それしか思いあたらないくらいにさ。」
「まぁ、言われてみれば。あってないわけでもないけど?」
「僕達は純粋に、恋をしていたかっただけなのに。」
「要するに皆恋に向いてないのさ。私達は世界をちょっぴり早く知りすぎたんだよ。」
「言えているよ。僕達はーーー」
「たしかに、言えてる。ここまで拗れるとは思わなかったよね。」
「これはまるで歯車だ。」
「歯車?何それ。ポエマーみたい。」
「そ、そんなこといわないでよ。だけどさ、ピッタリだと僕は思うよ。それしか思いあたらないくらいにさ。」
「まぁ、言われてみれば。あってないわけでもないけど?」
「僕達は純粋に、恋をしていたかっただけなのに。」
「要するに皆恋に向いてないのさ。私達は世界をちょっぴり早く知りすぎたんだよ。」
「言えているよ。僕達はーーー」
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