光の庭

久世 かやの

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「~次章~」

「~次章~」 19

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「へ〜覚えてたんだ…」

意外そうに星川は茶化した。 

「当然ですよ…でも他の部員に、お礼まだだったなぁ」

サイフは結局見つからず、学生証とカードは手続きが早かったため問題なく再発行され、入っていた現金は小銭しか入っていなかったので、被害はほとんどなかった。 


「…そう言えばさっき、光の庭の夢を見たよ」

「へ〜?どんな?」

二人は校内を学食に向かって歩きながら、『光の庭』の話をした。 

「ん〜良く覚えてないんだけど、図書館内で何か人と話してた…」

「図書館での記憶って、覚えている人少ないよね…」

「うん、でもすごく大事な事を決めてたような…なんだっけ…くだらない内容は覚えているのになぁ」

花倉は頭をかきながら、うなった。 

「…そう言えば今度、旅行あるらしいよ?サークルで」

星川が別の話をふった。

「へ〜知らなかった…どこ行くって?」

「北海道…」

「…まさか、うち泊まる気でいる?」

嫌な予感がして、北海道出身の花倉は呟いた。
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