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斎木祐心のこと
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それから花崎は、放課後たびたび国語準備室に訪ねてくることがあった。
「きみね、ここを休憩室か何かだと思ってる?」
「違うの? 用があるなら来てもいいって言ったじゃん」
「そうは言ったけど、きみは用があって来てるわけじゃないだろ」
花崎は部屋に入ってくるようになっても、他愛もない話をして少しだらだらとしては帰っていくだけだった。成績優秀で国語のテストでは満点近くしかとったことがない彼は質問することもない。まったくよくわからない子だと僕は思っていたが、突き放すことはしなかった。彼は僕が集中して仕事をしているときは決して話しかけずに静かに勉強したりして過ごしていたし、邪魔になったら悪いという考えは一貫してあるようだった。
彼が教室に残って勉強しているところを見かけて、自分から話しかけることも増えた。もちろん毎日というわけではない。どうやら友達たちが部活などで予定がない日にひとりで過ごしていたり僕のところに来ているようで、いつもは人の輪の中心に居た。たくさんの友達が居てかっこよくて頭が良くて、困ったことがあったら頼られて、女の子からもモテていた彼がこんな僕のところに来たがる意味がしばらく経ってもよくわからないなと思った。人疲れするのはわかるけれど、みんなに愛される彼がふと寂しそうにする理由を、つい知りたいと思ってしまった。
「花崎くんってさ、なんでひとりで放課後残ってるの?」
そう聞いてしまったのは、踏み込み過ぎたんじゃないかと言った後に思った。少し黙って考える顔をしている彼を見てそう思ったけれど、出した言葉はもう届いてしまった後だ。
答えなくてもいい。そう言おうとするより先に、彼が何か決断したのがわかった。
「先生さ、斎木祐心って知ってる?」
その質問は唐突だった。僕の質問への答えにはなっていないし脈絡もないけれど、きっと彼のことだからまったく関係のない話をし始めたわけではないのだろうと考えて、その質問に答えることにした。
「斎木祐心って、俳優の? 確か少し前に亡くなった」
「そう。やっぱ知ってるんだね」
「まあ、有名な人じゃない。僕も彼が出てた映画で好きなのがあるよ」
花崎が話題に出した斎木祐心という俳優は、かつて世間を賑わせたムービースターだった。ドラマにも出ていたが、映画をメインに活躍していて、舞台演劇もこなす実力派俳優だった。活躍のさなか、事故で亡くなったというニュースが数年前に報じられていた。少々スキャンダルなど芝居とは違う面でも話題になった人だったから、その死についてもああだこうだと下世話な噂を立てられていたのを、芸能関係には疎い僕でさえ知っている。
「……あの人、俺の父親なんだ」
「……は、えっ? 父親?」
いきなりの告白に僕は目を丸くしてしまったけれど、そう言われてから花崎の顔を見ると、確かに斎木の若い頃によく似ていることに気づく。目元と口元がそっくりだった。ここ数年でテレビで見るのは最近の写真や映像だろうから若い人は気がつかないだろうけれど、見れば見るほどに似ていた。親子だといきなり言われても、なるほどと納得してしまうほどに。
「誰にも言わないでね、あんまり知られたくないことだから」
「ああ、もちろん」
父親を亡くしているというだけでもセンシティブな話題として扱われる思春期に、その父親が芸能人で、あまつさえあまりよくない話題で世間を賑わせていた人物だということは知られたくないことだろうと想像はつく。僕は彼を不安にさせないようはっきりと頷いた。
「父さんはさ、世間では浮気者のとんでもない奴みたいに言われてたけど、母さんに出会ってからはずっと一途だったんだって。それは俺も子どもながらに感じてた。でも俺と母さん以外は父さんのこと誰も信じようとはしなくて、親戚にも冷たくされてたし、俺も学校でいろいろ言われたりしてたんだ」
役者として売れ始めた頃の斎木は、たびたび週刊誌などに撮られたり関係者から複数人との交際を告発されたりと、とにかく女関係でトラブルの絶えない人物だった。実力はあるが女癖が悪い、昔はそういうのを芸能人のステータスとも考えられていたから仕事は絶えなかったようだったが、そのぶん世間一般からは好き勝手に言われていたし、どう見ても捏造だろうというような記事も出されていた。
花崎はその息子という立場で、クラスメイトからいじめられたりもしていたらしい。
「父さんが死んでからも友達には家族のこととか言えなくてさ、親のこと聞かれても適当に受け流したりしてて。俺は優しくて母さんのことが大好きな父さんのことしか知らないから、もどかしくて」
「……そうだったんだ」
「俺たち家族は父さんのこと大好きだった。母さんも愛してた……だから、年々父さんにそっくりになっていく俺を見てると、少しつらいみたい」
そう言って下手くそな笑い方でへらっとする花崎は、痛々しくて見ていられなかった。けれどきっと目をそらしちゃいけないんだと僕は思った。
「死別だから離婚ってわけじゃないけど、苗字は母さんの旧姓に戻したんだ。斎木ってこの顔で名乗ったら、斎木祐心の息子ですって言いふらしてるみたいなもんだろ」
「……たしかに、よく似てるよ」
「ありがと。俺は父さんに似てる自分の顔は好きなんだ。でも、死んでしまった愛する人の顔でそばにいられたら、そりゃつらいよねってわかる。俺も鏡見るの、ちょっとつらいし。だから今は、母さんとあんまりうまくいってなくて」
「だからいつも遅くまで学校に居るのか」
「そういうこと。中学に上がる前くらいに父さんが死んで、それからすぐに俺は声変わりして、声まで若い時の父さんに似始めた。高校生になって、成長するにつれてどんどん父さんに俺が近づいていく。母さんは俺がそばにいるのもつらいし、離れていくのも怖いんだよ。俺と接するとき、いつもみたいに笑ってくれるけど無理してるなってわかるんだ」
その環境で、母親を責めることはできないのだろう。僕にだってできない。不幸な事故で亡くなった夫の生き写しのような子どもが自分を母と呼ぶときの感情は、きっとその立場になってみなければわからない。
「わかっちゃうんだよな。自分がいつもそういう笑い方してるから」
そう言いながら口元にはりつけられた笑みが、ひどく物悲しい。
「東京からこっちに引っ越して苗字も変わってすっかり生活は静かになったけど、やっぱどうにも疲れちゃうからさ。なるべく母さんと顔を合わせないように、こうして学校で時間をつぶしてるわけ」
「そういうことだったんだな」
クラスの中心にいていつもキラキラと輝いていた花崎薫の思いがけない生い立ちを聞いて、僕はとんでもないことを訊ねてしまったのではないかと思った。
「僕が聞いたんだけどさ、なんで話してくれたの?」
「……うーん、志水先生ならいいかなって思ったんだよな」
花崎は考えながら話す。賢い子だから、どうして僕なら良いと思ったのか、その先を常に考えているのだ。
「志水先生なら、この話聞いても変に同情したり、ああしろこうしろって言ってこないだろうって思ったんだ。だから、いいかなって」
いつの間にか僕は花崎からそんな評価をされていたらしい。確かに僕は同情の言葉はかけないだろうし、えらそうなアドバイスなんかもするつもりはない。それは僕がそんなことを言えるほど偉くも凄くもないと思っているからなのだが、何にせよ花崎の見立ては正解ということだ。
「それに先生、口堅いだろうし」
「そこは任せなさい。僕にこんなことを話せる友人がいるようには見えないでしょう」
「ははっ、そういうこと?」
僕がわざとそう言うと、花崎はちゃんと年相応の無邪気な顔をして笑った。その顔を見て、僕は少しだけほっとしたのだった。
「きみね、ここを休憩室か何かだと思ってる?」
「違うの? 用があるなら来てもいいって言ったじゃん」
「そうは言ったけど、きみは用があって来てるわけじゃないだろ」
花崎は部屋に入ってくるようになっても、他愛もない話をして少しだらだらとしては帰っていくだけだった。成績優秀で国語のテストでは満点近くしかとったことがない彼は質問することもない。まったくよくわからない子だと僕は思っていたが、突き放すことはしなかった。彼は僕が集中して仕事をしているときは決して話しかけずに静かに勉強したりして過ごしていたし、邪魔になったら悪いという考えは一貫してあるようだった。
彼が教室に残って勉強しているところを見かけて、自分から話しかけることも増えた。もちろん毎日というわけではない。どうやら友達たちが部活などで予定がない日にひとりで過ごしていたり僕のところに来ているようで、いつもは人の輪の中心に居た。たくさんの友達が居てかっこよくて頭が良くて、困ったことがあったら頼られて、女の子からもモテていた彼がこんな僕のところに来たがる意味がしばらく経ってもよくわからないなと思った。人疲れするのはわかるけれど、みんなに愛される彼がふと寂しそうにする理由を、つい知りたいと思ってしまった。
「花崎くんってさ、なんでひとりで放課後残ってるの?」
そう聞いてしまったのは、踏み込み過ぎたんじゃないかと言った後に思った。少し黙って考える顔をしている彼を見てそう思ったけれど、出した言葉はもう届いてしまった後だ。
答えなくてもいい。そう言おうとするより先に、彼が何か決断したのがわかった。
「先生さ、斎木祐心って知ってる?」
その質問は唐突だった。僕の質問への答えにはなっていないし脈絡もないけれど、きっと彼のことだからまったく関係のない話をし始めたわけではないのだろうと考えて、その質問に答えることにした。
「斎木祐心って、俳優の? 確か少し前に亡くなった」
「そう。やっぱ知ってるんだね」
「まあ、有名な人じゃない。僕も彼が出てた映画で好きなのがあるよ」
花崎が話題に出した斎木祐心という俳優は、かつて世間を賑わせたムービースターだった。ドラマにも出ていたが、映画をメインに活躍していて、舞台演劇もこなす実力派俳優だった。活躍のさなか、事故で亡くなったというニュースが数年前に報じられていた。少々スキャンダルなど芝居とは違う面でも話題になった人だったから、その死についてもああだこうだと下世話な噂を立てられていたのを、芸能関係には疎い僕でさえ知っている。
「……あの人、俺の父親なんだ」
「……は、えっ? 父親?」
いきなりの告白に僕は目を丸くしてしまったけれど、そう言われてから花崎の顔を見ると、確かに斎木の若い頃によく似ていることに気づく。目元と口元がそっくりだった。ここ数年でテレビで見るのは最近の写真や映像だろうから若い人は気がつかないだろうけれど、見れば見るほどに似ていた。親子だといきなり言われても、なるほどと納得してしまうほどに。
「誰にも言わないでね、あんまり知られたくないことだから」
「ああ、もちろん」
父親を亡くしているというだけでもセンシティブな話題として扱われる思春期に、その父親が芸能人で、あまつさえあまりよくない話題で世間を賑わせていた人物だということは知られたくないことだろうと想像はつく。僕は彼を不安にさせないようはっきりと頷いた。
「父さんはさ、世間では浮気者のとんでもない奴みたいに言われてたけど、母さんに出会ってからはずっと一途だったんだって。それは俺も子どもながらに感じてた。でも俺と母さん以外は父さんのこと誰も信じようとはしなくて、親戚にも冷たくされてたし、俺も学校でいろいろ言われたりしてたんだ」
役者として売れ始めた頃の斎木は、たびたび週刊誌などに撮られたり関係者から複数人との交際を告発されたりと、とにかく女関係でトラブルの絶えない人物だった。実力はあるが女癖が悪い、昔はそういうのを芸能人のステータスとも考えられていたから仕事は絶えなかったようだったが、そのぶん世間一般からは好き勝手に言われていたし、どう見ても捏造だろうというような記事も出されていた。
花崎はその息子という立場で、クラスメイトからいじめられたりもしていたらしい。
「父さんが死んでからも友達には家族のこととか言えなくてさ、親のこと聞かれても適当に受け流したりしてて。俺は優しくて母さんのことが大好きな父さんのことしか知らないから、もどかしくて」
「……そうだったんだ」
「俺たち家族は父さんのこと大好きだった。母さんも愛してた……だから、年々父さんにそっくりになっていく俺を見てると、少しつらいみたい」
そう言って下手くそな笑い方でへらっとする花崎は、痛々しくて見ていられなかった。けれどきっと目をそらしちゃいけないんだと僕は思った。
「死別だから離婚ってわけじゃないけど、苗字は母さんの旧姓に戻したんだ。斎木ってこの顔で名乗ったら、斎木祐心の息子ですって言いふらしてるみたいなもんだろ」
「……たしかに、よく似てるよ」
「ありがと。俺は父さんに似てる自分の顔は好きなんだ。でも、死んでしまった愛する人の顔でそばにいられたら、そりゃつらいよねってわかる。俺も鏡見るの、ちょっとつらいし。だから今は、母さんとあんまりうまくいってなくて」
「だからいつも遅くまで学校に居るのか」
「そういうこと。中学に上がる前くらいに父さんが死んで、それからすぐに俺は声変わりして、声まで若い時の父さんに似始めた。高校生になって、成長するにつれてどんどん父さんに俺が近づいていく。母さんは俺がそばにいるのもつらいし、離れていくのも怖いんだよ。俺と接するとき、いつもみたいに笑ってくれるけど無理してるなってわかるんだ」
その環境で、母親を責めることはできないのだろう。僕にだってできない。不幸な事故で亡くなった夫の生き写しのような子どもが自分を母と呼ぶときの感情は、きっとその立場になってみなければわからない。
「わかっちゃうんだよな。自分がいつもそういう笑い方してるから」
そう言いながら口元にはりつけられた笑みが、ひどく物悲しい。
「東京からこっちに引っ越して苗字も変わってすっかり生活は静かになったけど、やっぱどうにも疲れちゃうからさ。なるべく母さんと顔を合わせないように、こうして学校で時間をつぶしてるわけ」
「そういうことだったんだな」
クラスの中心にいていつもキラキラと輝いていた花崎薫の思いがけない生い立ちを聞いて、僕はとんでもないことを訊ねてしまったのではないかと思った。
「僕が聞いたんだけどさ、なんで話してくれたの?」
「……うーん、志水先生ならいいかなって思ったんだよな」
花崎は考えながら話す。賢い子だから、どうして僕なら良いと思ったのか、その先を常に考えているのだ。
「志水先生なら、この話聞いても変に同情したり、ああしろこうしろって言ってこないだろうって思ったんだ。だから、いいかなって」
いつの間にか僕は花崎からそんな評価をされていたらしい。確かに僕は同情の言葉はかけないだろうし、えらそうなアドバイスなんかもするつもりはない。それは僕がそんなことを言えるほど偉くも凄くもないと思っているからなのだが、何にせよ花崎の見立ては正解ということだ。
「それに先生、口堅いだろうし」
「そこは任せなさい。僕にこんなことを話せる友人がいるようには見えないでしょう」
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