黄色い水仙を君に贈る

えんがわ

文字の大きさ
3 / 11

3

しおりを挟む
この学園に転校生が来るらしい……。



どうやら、理事長の息子で春は事故で入院しており遅れて来たという。



空いてる先生がいないため、副会長の冬弥が職員室まで転校生を案内しに行った…。



ここから、地獄の日々の始まりだった──────────。





「俺は、転校生の高明輝こうめいひかるを好きになってしまったかもしれません。」



と生徒会室のドアの前で言った副会長…。



副会長が惚れた転校生が気になった俺たちは、食堂へと向かうことになった。



「輝!またお会いしましたね…。」


「あ!冬弥じゃないか!食堂で食べるのか!俺たちと一緒に食おうぜ!!友達だろ」


この子は、一体何を言ってるのだろうか……?



俺はその言葉に尽きた……。会って早々友達になれるものだろうか……?


「「へぇー。この子が副会長のお気に入り?」」


冬弥の背中からひょこっと顔を出す空と海…。


そしていつもの「どっちが空でしょうゲーム」をする。



「ん?右が空で左が海だろ!簡単じゃん!」



「「せ、いかい……。へぇー…」」


面白いものを見つけたそんな顔をする空と海。


「ご……はん……。」


「腹減ったのか?じゃあ頼みに行こーぜ!!」


「う……ん!」


ぱあっと顔が明るくなる凛也…。



俺は、嫌な予感がした。一刻も早くこの場から立ち去りたいと思った。






そして──────────






「ふっ……んっ……っ……な、何すんだよ!」ドゴ



「なっ…!」



「俺様を殴るとは…面白いお前俺のもんになれ!!」




俺は一体、何を見せつけられているのだろうか?



龍二と転校生がキスした……?



転校生が龍二の腹を殴ったことの心配もあったが。



俺は、目の前で起こったキスシーンに……



龍二が転校生に、「俺のもんになれ」って言葉に



























俺は、ショックを受けた──────────。






俺は、龍二にとってどんな存在になるの……?





俺は、食堂から走り去った……。ただこの現実を受け止めきれなくて……。





しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうか溺れる恋をして

ユナタカ
BL
失って、後悔して。 何度1人きりの部屋で泣いていても、もう君は帰らない。

君に可愛いがられたい

結衣可
BL
高校2年の生徒会長・椎名遼は、明るく人当たりのよい人気者。 しっかりしてそうで、実は「いじられキャラ」で周りからも愛されている。 そんな彼の前に現れたのは、1年生の新入生・高峰孝一。 無口で大柄、少し怖そうに見えるけれど、本当は誠実で面倒見のいい性格の持ち主。 弟や妹の面倒を見ながら、家計を支えるためにバイトに励む孝一は、困っている遼をさりげなく助ける。 遼は戸惑いつつも、「後輩に甘やかされてる……?」と心が揺れ始める。 気が付くと、孝一に甘やかされていく自分に動揺しつつも、思いは止められなくて・・・。

僕は今日、謳う

ゆい
BL
紅葉と海を観に行きたいと、僕は彼に我儘を言った。 彼はこのクリスマスに彼女と結婚する。 彼との最後の思い出が欲しかったから。 彼は少し困り顔をしながらも、付き合ってくれた。 本当にありがとう。親友として、男として、一人の人間として、本当に愛しているよ。 終始セリフばかりです。 話中の曲は、globe 『Wanderin' Destiny』です。 名前が出てこない短編part4です。 誤字脱字がないか確認はしておりますが、ありましたら報告をいただけたら嬉しいです。 途中手直しついでに加筆もするかもです。 感想もお待ちしています。 片付けしていたら、昔懐かしの3.5㌅FDが出てきまして。内容を確認したら、若かりし頃の黒歴史が! あらすじ自体は悪くはないと思ったので、大幅に修正して投稿しました。 私の黒歴史供養のために、お付き合いくださいませ。

彼は当て馬だから

藤木みを
BL
BLです。現代設定です。 主人公(受け):ユキ 攻め:ハルト

俺の好きな男は、幸せを運ぶ天使でした

たっこ
BL
【加筆修正済】  7話完結の短編です。  中学からの親友で、半年だけ恋人だった琢磨。  二度と合わないつもりで別れたのに、突然六年ぶりに会いに来た。 「優、迎えに来たぞ」  でも俺は、お前の手を取ることは出来ないんだ。絶対に。  

優しい恋に酔いながら

すずかけあおい
BL
一途な攻め×浅はかでいたい受けです。 「誰でもいいから抱かれてみたい」 達哉の言葉に、藤亜は怒って――。 〔攻め〕藤亜(とうあ)20歳 〔受け〕達哉(たつや)20歳 藤の花言葉:「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」「忠実な」

君さえ笑ってくれれば最高

大根
BL
ダリオ・ジュレの悩みは1つ。「氷の貴公子」の異名を持つ婚約者、ロベルト・トンプソンがただ1度も笑顔を見せてくれないことだ。感情が顔に出やすいダリオとは対照的な彼の態度に不安を覚えたダリオは、どうにかロベルトの笑顔を引き出そうと毎週様々な作戦を仕掛けるが。 (クーデレ?溺愛美形攻め × 顔に出やすい素直平凡受け) 異世界BLです。

嘘も重ねりゃ♡恋♡になる

三日月
BL
傷害事件に巻き込まれ、田舎の祖母に預けられてしまった室井 王将は、転校先でも順調にモテの人生を歩んでいた。しかし、好意を寄せてくる中に、超絶シスコンの兄弟がいるストーカー少女がいて・・・ その場を切り抜けるためについた嘘から始まるドタバタ恋物語  BLove様第ニ回短編小説コンテストテーマ『嘘から始まる恋』応募作品第六弾

処理中です...