世界を救った変身ヒーローだったのに、人類に危険視されて異世界へ追放されたのだが

天地海

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変身ヒーローと未知の国

救出

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 不思議な壁だった。
 道路が途切れていて、向こう側がまったく見えない。
 白い壁が上にも横にも広がっている。
 どこまで続いているのか見ただけでは見当も付かない。
 フィリーに到着したと言われて車から降ろされたのはそんな場所だった。
「その壁の向こう側が人間の世界よ」
「どうやって行ったら良いんだ?」
「壁の中に飛び込めばわかるわ」
「……飛び込む? 頭打ったりしないだろうな」
「くだらないことを言ってる暇があったらさっさと……あ! ちょっと待ちなさい」
 俺が壁に手を触れようとしたら、フィリーが肩を掴んできた。
「あなたこの世界のものを何か一つでも良いから持ってる? エルフの国から出て行くのは簡単だけど、エルフ以外の者が入ることは難しいわ。何かこの世界のものを持っていれば、それが鍵になるけど」
 そこまで言ったところでフィリーはハッとして顔を背けた。
「べ、別に私はあなたがこのままエルフの国から消えても良いと思ってるから、勝手に行けば良いんだわ」
「悪いけど、マーシャを助けた報告を女王様に聞かせたいからな。戻ってくることになると思う」
「そ、そう。そのつもりなら、車の中から何か持って行きなさい」
「その必要はない。マーシャから家の鍵をもらってるから」
 そう言って、何の変哲もない家の鍵を見せた。
「な……あの子まさか……」
 わかりやすいほど驚いていた。
「じゃあ、行ってくる」
「き、期待しないで待ってるわ」
 声がうわずっていた。なんだかんだ言って、彼女もマーシャたちのことを心配しているのは本当のことのようだ。
 俺は言われた通り壁に手を突っ込む。
 すると、まるで壁をすり抜けるように向こう側に手が飛び出た。
 壁のように見えるが壁ではない。
 これが、エルフの結界か。
『幻惑魔法に似ていますが、それよりもよほど魔力が強い。どうやら、女王が常に玉座にいる理由が見えてきました』
 どういうことなのか気になったが、今はそれよりもマーシャのことだ。
 腕に続いて顔と体を壁の向こう側へ出す。
 すると、そこはどこかの町だった。
 俺の記憶にはないが、石とレンガ造りの家が所々に建てられている。
 振り返ると、そこにはエルフの町は広がっていない。
 ごく普通の民家の扉があるだけだった。
 手を触れると、扉の中に吸い込まれるような感覚を受ける。
 だが、扉のノブを持って開けると、そこには普通の家の光景が広がるだけだった。
「どういう仕組みなんだ?」
『この扉の表面がエルフの国への入り口になっているようですね。フィリーが言っていたように、エルフの国のものがなければ、ごく普通の扉でしかないのでしょう』
「これが破壊されたら、もう戻れなくなるってことか?」
『そんな簡単な魔法ではないと思いますよ。この扉の魔力の高さはあの複合戦略魔法並みですから。町が破壊されたとしても、この扉だけは残ると思います』
 さすがはエルフの魔法ってところか。
 扉を見つめていたら、不意に爆発音が聞こえてきた。
『彰。どうやら雑談をしている場合ではないようです。少し離れた位置ですが、魔力による戦闘を感知しました』
「……なんか、ネムスギアのセンサーの感度が上がってないか?」
『……そのようですね。サバイバルギアを展開した影響でしょうか……』
「ま、まあいい。どっちだ?」
『ここからですと、北東方向へここから約三キロくらいの場所です』
 三キロって、結構あるじゃないか。
「じゃあ、行くぞ」
『はい!』
「変身!」
『起動コードを認証しました。ネムスギア、ファイトギアフォーム、展開します』
 変身できたことにホッとすることはなかった。
 そんなことよりも、一刻も早くマーシャたちを探さないと。
 三キロならファイトギアの全速力でコンマ一秒もかからない。
 俺が向かった場所は、町の外壁の外。
 どうやらこの町は森を切り開いて作られた場所のようで、向こう側には森と高い山が見えた。
 外壁と森の間の開けた場所で、エルフと魔族は戦っていた。
 周りにはいくつもクリスタルが転がっている。
 恐らくは、魔物のクリスタルだろう。
 エルフは三人、魔族も三人。
 だけど、エルフの方が劣勢だった。
 これだけの数の魔物を倒すために魔力を使ってしまっていたのだろう。
「陣形を乱してはいけません! 協力すれば、このような者たちになど……」
 エルフは三人で固まっていた。
 真ん中で指示を出しているのはマーシャだった。
 両手を前に突きだして、全員を包み込むように光のヴェールが現れている。
 防御魔法だろうな。
「ファイヤーボール!!」
「サンダーブラスト!!」
 マーシャの後ろにいるエルフが炎と雷の魔法を放つ。
「闇の神の名において、我が命ずる! 邪悪なる神域の力にて、全ての魔法を無に還せ! デッドエンドゼロ!」
 一人の魔族が魔法を発動させると、その魔族を中心に闇が広がった。
 一瞬、ネムスギアの計器も全ての反応が消える。
 そして、再び日の光が差し込んできたかと思ったら、マーシャの防御魔法も、他のエルフが放った魔法も全て消え去っていた。
「ダークサンダー――」
 それを見計らっていたかのように他の魔族が魔法を放とうとしていた。
 俺は技をセットしながらその魔族の横へ急ぐ。
『チャージアタックワン、メテオライトブロー!』
 隙だらけの脇腹に気持ちいいくらいの感触でパンチが入る。
 対峙するエルフと魔族の間に一人の魔族が転がっていき、そのままその魔族はクリスタルと化した。
 どちらも何が起こっているのかわからない様子でポカンとしていた。
 俺はゆっくりとその場へ向かう。
「な、何だお前は!?」
 全ての魔法をいっぺんに吹き飛ばした魔族が聞く。
「異世界を救った変身ヒーロー……に憧れるものだ」
「い、異世界? あ、あなたはまさか……」
 俺の言葉に反応したのは、マーシャだった。
 取り敢えず無事が確認できて良かった。
 話したいことはたくさんあるが、今は取り敢えずこいつらを何とかしないと。
「俺は無駄に殺しはしない。お前らが自分のしたことを悔い改め、二度と他者を傷つけたりしないと誓うなら見逃してやる!」
「ふ、ふざけるな!!」
 魔族の一人が向かってくる。
 しかし――動きが遅すぎる。
 俺はそいつの背後に回って最期の警告をした。
「死にたくなければ失せろと言ってるんだ。向かってくるなら容赦はしないぞ」
 魔族が目を見開いて後ろを振り向くが、その時には正面に立っている。
「違う! すでに前にいるぞ!」
 もう一人の魔族が一歩下がった位置からこちらを見ながら叫んだが、すでに遅い。
『チャージアタックスリー、イラプションアッパー!』
 拳を突き上げると顎が割れる音がして、空中に舞った魔族はクリスタルだけになって落ちてきた。
「お前はどうするんだ?」
「チッ!」
 舌打ちをしたかと思ったら、空へ飛び上がっていった。
 そのまま逃げるなら、それでもいいか。
「あいつを逃がしていけません! 魔王にこの場所を知られてしまいます!」
 マーシャがそう言って手を構える。
「光の神の名において、我が命ずる……」
 そこで急に呪文が途切れた。
 空を見たまま顔を引きつらせている。
 つられるようにそちらを見ると、逃げたとばかり思っていた魔族が空中で止まっていて、こちらを見下ろしていた。
 両手を合わせてこちらに向けている。
 そこには魔力と闇が集まっているように見えた。
「……まったく、大人しく逃げてくれれば死なずにすんだものを」
 俺の意志を読み取って、自動的に認証をしてキャノンギアへと再変身する。
 すでにバスターキャノンも手に握られていた。
「デスディストラクション! 消え失せろ!」
 発射された闇が空を引き裂くようにこちらに向かってくる。
『チャージショットワン、エレメントバスター!』
 砲身の先から放たれたビームが、闇を一呑みにしてそのまま魔族に向かっていく。
「な、なにぃ!?」
 想定していなかったのだろう。
 途中で魔法を撃つのを止めて地上に降りてくる。
 魔法にも追尾する魔法があると思ったけど、もはや逃げることにも意味はないとわからないのか。
 ビームは空中で一旦停止し、そこから地上めがけて降ってくる。
 その魔族はキャノンギアがロックオンしている。
 どこへ逃げても無駄。
 程なくして地上で大きな爆発が起こる。
 逃げ切れずにエレメントバスターの直撃を喰らって爆発した。
 後に残るのはやはり、魔族のクリスタルだけだった。
 マーシャだけが俺に駆け寄ってくる。
 他のエルフたちはどこか警戒心を向けてきた。
「何とか間に合ったみたいだな」
「……その声、やはりアキラさんなのですね?」
「ああ」
 俺は変身を解除して見せた。
「それがネムスギアというナノマシンの力」
「まあ、そういうことだ」
「あ、ありがとうございました……」
 そう言ったまま、倒れ込んできた。
「お、おい」
 抱き止めながら、揺り動かす。
「大丈夫なのか!? どこか怪我でも……」
「あの、たぶん疲れて寝ているだけかと……」
 マーシャと同じような服装のエルフがおずおずと近づいて言った。
「…………」
 確かに、寝息だけが聞こえてくる。
「あなたは、この前女王様が滞在を許した人間、なんですよね?」
 もう一人のエルフも近づいてくる。
「ああ、それで間違いない」
「マーシャさんと同棲してるって噂、本当だったんですね」
「え? あ、いや」
 答えに困るな。
 共同生活を送ってるに過ぎないけど、他人の目から見たら男女が一緒の家で生活していたらそう受け取られても仕方がない。
「愛するマーシャさんのために助けに来るなんて、少し人間のことを見直しました」
「ちょっと待った。それは誤解だ。俺は義理を返しただけで、別にマーシャのことを好きなわけじゃ……」
「照れなくても良いじゃないですか。マーシャさんはエルフの中でも一目置かれる人気者ですから。人間が好きになっても不思議ではありませんよ」
 何を言ってもやぶ蛇にしかならない気がしてきた。
 ここは話題を変えるべきだろう。
「ところで、他に戦ってるエルフはいないのか?」
「最後まで戦場に残ったのは私たち三人だけです。他のものは魔物討伐に魔力を消費してしまったので、マーシャさんが盾になってエルフの国へ下がるように指示を出したのです」
「そう言うことか」
 ひとまず死者が出なかったことだけは良しとしよう。
 問題はもう一つある。
「今ここにいたのは、ただの魔族だったよな。でも、魔王がエルフの国に近づいてるって聞いたけど」
「まだ山の向こうにいます。いずれ、こちらにやってくることは間違いないでしょうが」
 山……確かに森の向こうに大きな山脈が見える。
 これって……この地形どこかで見たような……。
「ここって、人間の世界なんだよな?」
「はい、このまま人間の世界にお帰りになるのでしたら、マーシャさんは私たちが連れて帰りますけど、二度と会えなくなってしまいますよ」
 どうやら二人の中では俺とマーシャは完全に恋人らしい。
 それに関してはマーシャが目覚めたら、マーシャに否定させればいい。
「まだ人間界に戻るつもりはない。ただ、ここが人間の世界地図だとどの辺りになるのか知りたいだけだ」
「ここですか? ここはリンドヒルーツ王国です」
 名前を聞いて“やっぱり”と思った。
 通りで山脈に見覚えがあるわけだ。
 あの向こう側にはアイレーリス王国がある。
 エルフの国ってのは、意外と身近にあったわけだ。
 そして、山脈を魔王が越えようとしている。
 ……どうしてアイレーリスではなく、エルフの国を狙っているんだろう。
 女王様の話だと、アイレーリスにも伝説の勇者がいるはずなのに。
 魔王は全部が全部伝説の武器に惹かれるわけではないのか。
 もしそうだとしたら、アスルの父親だって人間の国を襲っていないといけないわけだしな。
 俺は寝息を立てているマーシャを背負い、二人のエルフを伴って例の扉まで戻った。
 出てきたときと同じように扉の中に飛び込む。
 するとそこには車とそれに寄りかかったまま腕組みをするフィリーの姿があった。
「「フィ、フィリーさん!?」」
 驚いていたのは二人のエルフ。
 だけどフィリーは歯牙にもかけずに真っ直ぐに俺に向かってきた。
「ずいぶん早かったわね。マーシャは? 無事なのよね?」
「見ての通り、ぐっすり眠ってるよ」
「……そのようね。まあいいわ。みんな車に乗りなさい。女王様に報告してもらわなきゃならないわ」
「「は、はい!」」
 フィリーってもしかして偉いんだろうか。
 二人のエルフは緊張した面持ちと声でフィリーに返事をしていた。
 俺はと言うと、考えることは一つ。
「フィリー。もうマーシャは助かったんだから、ちょっとスピードは落としてくれよ」
「それは無理ね。私、仕事で手を抜くのが嫌いなのよ」
 結局、来たときと同じくらいのスピードで俺たちは城へと戻った。
 ……今度から、フィリーの運転する車に乗るときは、ファイトギアに変身しておくべきだろうか。
 あれならどんなスピードで走っても、速く感じることはないと思う。
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