129 / 1,060
第四章 恋する気持ち
13話
しおりを挟む
午後の授業は散々たるものだった。
消化に血液が使われているうえに、薬で副交感神経を優位にされているのだから眠くならないわけがない。
一番最後の授業が体育でよかった。
体育教官室でレポートを書くときは、床に座って長方形のローテーブルに向かうことになる。それがこのコンディションで乗り切れた秘訣かもしれない。
ふらふらしながら体育教官室を出ると、司先輩と鉢合わせた。
ジャージ……?
「司先輩も今の時間は体育だったんですか?」
「体育じゃなければジャージは着ない」
言われてなるほどと思いつつ、相変わらず答え方に癖があるな、と思った。
「すごく顔色悪いけど?」
「あとは帰るだけなので大丈夫です」
「……教室まで送っていく」
「……いえ、大丈夫です」
「……どっちにしろ俺も教室に戻るんだ。意地張らずに送らせろ」
心底嫌そうな顔をされた。
先輩の嫌そうな顔は心配してくれている顔なのだろうか。それとも、本当に嫌なのだろうか。
回らない頭で考えたところで答えなど出るわけもなく、結局送ってもらってしまった。
「ホームルームが終わったら教室で待ってろ」
「はい?」
「どうせ図書室に行くんだろ?」
つまり、それもついで……ということなのだろうか。
じっと先輩を見ると、眉間にしわを寄せられた。
「……拒否権がない感じ」
ぼそりと零すと、
「この期に及んで拒否しようとしていたのか知りたいんだけど……」
信じられない、といった顔で見られる。
「いえ……そのようなことはまったく考えておりません」
小さく答えると、
「そんな状態で階段の上り下りをひとりでしようと思うな」
それだけ言うと、司先輩は三階へと続く階段を上っていった。
後ろ姿を見届けて思う。
蒼兄に負けずじと過保護なのではなかろうか、と――
教室に入ろうと思い、一歩踏み出して五歩下がる。
教室内には男子しかいなくて、ジャージから制服に着替えている真っ最中だったのだ。
さすがにあの中へ入っていく勇気はない。
仕方なく廊下で待つことにした。
……とはいえ、立ってるのはつらくて早々に窓側の壁を伝って廊下に座り込む。
壁がひんやりしていて気持ち良かった。
「あれ? 御園生さん?」
男子に声をかけられ、「誰だろう?」と思う。
顔を上げると、背の高い短髪の男子だった。
「すごく顔色悪いけど、具合悪い?」
「え……あ、大丈夫です」
どこかで見たことがあるような気はする。でも、どこで見たのかは思い出せなかった。
「あのさ、ひとつ確認したいんだけど……」
「はい……?」
「俺のこと、忘れてね?」
……これはどこかで見かけたというよりも会っているのだろうか……。
「……あの、どこかでお会いしたこと……ありますよね?」
愛想笑いをすると、
「それ、結構ショックなんだけど……。っつかさ、自分に告ってきた男を昨日の今日で忘れるってあり得なくねっ!?」
目の前に座り込まれてしまった。
昨日昨日昨日――
「あ、バスケ部っ。……それだけは覚えてるんだけどな」
「……マジ、信じらんねぇ。今度こそ覚えて、俺、漣千里」
「さざなみさざなみさざなみさざなみ――ものすごく珍しい苗字だよね?」
正直に言うなら覚えづらい……。中村くんとか山田くんとか覚えやすい名前なら良かったのに……。
すると、サザナミくんは目の前でにーっと笑った。
「ごめんなさい……。私、人の名前と顔を覚えるのがものすごく苦手なの」
本当に申し訳ないのだけど、次に会っても覚えているかはかなり怪しい。
そうは言えないからそれに近い断わりを入れさせてもらった。
「ところで、なんで廊下に座り込んでるの?」
「教室で男子が着替えてたから……」
私の言葉に、サザナミくんがうちの教室を覗いた。
「なるほど。でも、もうだいたいの人が着替え終わってるっぽいよ」
「本当? ……でも、もうちょっと待ってようかな」
そんな話をしていると、階段から元気な声が聞こえてきた。
「あれ? 千里じゃん。何うちの翠ちんに絡んでんのよっ!」
「おう、理美! っつーか絡んでねーし!」
言いながらふたりは仲良く話しだす。
「ちょっと聞けよ。この人、昨日の今日で俺のこと忘れてる。外部生のくせに記憶力悪ぃの」
「ははっ! 翠ちん、人の名前と顔覚えるの苦手だから仕方ないっしょ。もともとめっちゃ理系の人だし」
理美ちゃんが私の隣に座ると、
「えっ、理系なの? 超文系って顔してるのに」
驚かれたけれど、理系文系って顔で判別できるものなのだろうか。
とりあえず、
「英語、世界史、古典は大の苦手です……」
親しくもない人にどうして苦手科目を話してるのだろうと思いつつ、どこか自分をフォローしている気がしなくもなかった。
「それにしても、昨日告ってきた人間の顔と名前を忘れるとは……。さすが翠ちんだよね」
これは褒められていることにはならないよね……?
「ちょっと今、頭の容量オーバー中でとても覚えられる気がしないの」
「それ、暗に覚える気がないって俺に宣告してね?」
至近距離で顔を覗き込まれ、びっくりして身を引いた。
こういうのは苦手。そんなに近くに寄らないで――
秋斗さんや司先輩とは違う。恥ずかしいよりも苦手意識が先に立つ。
目をぎゅっと瞑ると、
「はい、千里近づきすぎ」
と、理美ちゃんが間に入ってくれた。
「あれ? 翠葉、廊下にいたの? もう教室入って大丈夫……って、千里じゃん」
「あ、海斗も御園生さんと同じクラス?」
言いながらふたりはじゃれつく。その様子を見て、サザナミくんも内進生なのだとわかる。
「翠ちん、教室に入ろう」
「うん……」
立ち上がろうとすると、「ほら」と海斗くんが手を出してくれた。
今はその気遣いがとても嬉しい。
秋斗さんや司先輩に差し出される手は時々躊躇してしまうけれど、海斗くんや佐野くんの手は大丈夫……。
素直にその手を借りてゆっくりと立ち上がった。けれどもだめだった……。
「海斗くん、ごめん。少し――」
「うん、大丈夫だから」
と、手に力を入れて身体を支えてくれる。
「ね、大丈夫って言ってたけど結構だめっぽくね?」
サザナミくんに訊かれて、
「ううん……本当に、大丈夫だから」
もうそれ以上は訊いてほしくなかった。
「でもっ――」
「千里っ、今日の午後練、男女混合学年対抗戦するって知ってる? さっき武田先生に聞いたんだ」
二度までも理美ちゃんが間に入って遮ってくれた。そして、今度はそのままサザナミくんを引き離すように背中を押してどこかへ行ってくれた。
「……海斗くん、ありがとう。もう大丈夫」
「今日はホームルーム終わったら図書棟まで送るよ」
「あ、それなんだけどね。さっき司先輩にも同じことを言われて……。実は体育教官室からここまでも送ってくれたの」
海斗くんはびっくりした顔をしていた。
「司が?」
「……うん。あれは司先輩だったと思うのだけど……」
「そう、司がねぇ……。ま、いいや。司がついていくなら安心」
そんな話をしつつ教室へ入った。
消化に血液が使われているうえに、薬で副交感神経を優位にされているのだから眠くならないわけがない。
一番最後の授業が体育でよかった。
体育教官室でレポートを書くときは、床に座って長方形のローテーブルに向かうことになる。それがこのコンディションで乗り切れた秘訣かもしれない。
ふらふらしながら体育教官室を出ると、司先輩と鉢合わせた。
ジャージ……?
「司先輩も今の時間は体育だったんですか?」
「体育じゃなければジャージは着ない」
言われてなるほどと思いつつ、相変わらず答え方に癖があるな、と思った。
「すごく顔色悪いけど?」
「あとは帰るだけなので大丈夫です」
「……教室まで送っていく」
「……いえ、大丈夫です」
「……どっちにしろ俺も教室に戻るんだ。意地張らずに送らせろ」
心底嫌そうな顔をされた。
先輩の嫌そうな顔は心配してくれている顔なのだろうか。それとも、本当に嫌なのだろうか。
回らない頭で考えたところで答えなど出るわけもなく、結局送ってもらってしまった。
「ホームルームが終わったら教室で待ってろ」
「はい?」
「どうせ図書室に行くんだろ?」
つまり、それもついで……ということなのだろうか。
じっと先輩を見ると、眉間にしわを寄せられた。
「……拒否権がない感じ」
ぼそりと零すと、
「この期に及んで拒否しようとしていたのか知りたいんだけど……」
信じられない、といった顔で見られる。
「いえ……そのようなことはまったく考えておりません」
小さく答えると、
「そんな状態で階段の上り下りをひとりでしようと思うな」
それだけ言うと、司先輩は三階へと続く階段を上っていった。
後ろ姿を見届けて思う。
蒼兄に負けずじと過保護なのではなかろうか、と――
教室に入ろうと思い、一歩踏み出して五歩下がる。
教室内には男子しかいなくて、ジャージから制服に着替えている真っ最中だったのだ。
さすがにあの中へ入っていく勇気はない。
仕方なく廊下で待つことにした。
……とはいえ、立ってるのはつらくて早々に窓側の壁を伝って廊下に座り込む。
壁がひんやりしていて気持ち良かった。
「あれ? 御園生さん?」
男子に声をかけられ、「誰だろう?」と思う。
顔を上げると、背の高い短髪の男子だった。
「すごく顔色悪いけど、具合悪い?」
「え……あ、大丈夫です」
どこかで見たことがあるような気はする。でも、どこで見たのかは思い出せなかった。
「あのさ、ひとつ確認したいんだけど……」
「はい……?」
「俺のこと、忘れてね?」
……これはどこかで見かけたというよりも会っているのだろうか……。
「……あの、どこかでお会いしたこと……ありますよね?」
愛想笑いをすると、
「それ、結構ショックなんだけど……。っつかさ、自分に告ってきた男を昨日の今日で忘れるってあり得なくねっ!?」
目の前に座り込まれてしまった。
昨日昨日昨日――
「あ、バスケ部っ。……それだけは覚えてるんだけどな」
「……マジ、信じらんねぇ。今度こそ覚えて、俺、漣千里」
「さざなみさざなみさざなみさざなみ――ものすごく珍しい苗字だよね?」
正直に言うなら覚えづらい……。中村くんとか山田くんとか覚えやすい名前なら良かったのに……。
すると、サザナミくんは目の前でにーっと笑った。
「ごめんなさい……。私、人の名前と顔を覚えるのがものすごく苦手なの」
本当に申し訳ないのだけど、次に会っても覚えているかはかなり怪しい。
そうは言えないからそれに近い断わりを入れさせてもらった。
「ところで、なんで廊下に座り込んでるの?」
「教室で男子が着替えてたから……」
私の言葉に、サザナミくんがうちの教室を覗いた。
「なるほど。でも、もうだいたいの人が着替え終わってるっぽいよ」
「本当? ……でも、もうちょっと待ってようかな」
そんな話をしていると、階段から元気な声が聞こえてきた。
「あれ? 千里じゃん。何うちの翠ちんに絡んでんのよっ!」
「おう、理美! っつーか絡んでねーし!」
言いながらふたりは仲良く話しだす。
「ちょっと聞けよ。この人、昨日の今日で俺のこと忘れてる。外部生のくせに記憶力悪ぃの」
「ははっ! 翠ちん、人の名前と顔覚えるの苦手だから仕方ないっしょ。もともとめっちゃ理系の人だし」
理美ちゃんが私の隣に座ると、
「えっ、理系なの? 超文系って顔してるのに」
驚かれたけれど、理系文系って顔で判別できるものなのだろうか。
とりあえず、
「英語、世界史、古典は大の苦手です……」
親しくもない人にどうして苦手科目を話してるのだろうと思いつつ、どこか自分をフォローしている気がしなくもなかった。
「それにしても、昨日告ってきた人間の顔と名前を忘れるとは……。さすが翠ちんだよね」
これは褒められていることにはならないよね……?
「ちょっと今、頭の容量オーバー中でとても覚えられる気がしないの」
「それ、暗に覚える気がないって俺に宣告してね?」
至近距離で顔を覗き込まれ、びっくりして身を引いた。
こういうのは苦手。そんなに近くに寄らないで――
秋斗さんや司先輩とは違う。恥ずかしいよりも苦手意識が先に立つ。
目をぎゅっと瞑ると、
「はい、千里近づきすぎ」
と、理美ちゃんが間に入ってくれた。
「あれ? 翠葉、廊下にいたの? もう教室入って大丈夫……って、千里じゃん」
「あ、海斗も御園生さんと同じクラス?」
言いながらふたりはじゃれつく。その様子を見て、サザナミくんも内進生なのだとわかる。
「翠ちん、教室に入ろう」
「うん……」
立ち上がろうとすると、「ほら」と海斗くんが手を出してくれた。
今はその気遣いがとても嬉しい。
秋斗さんや司先輩に差し出される手は時々躊躇してしまうけれど、海斗くんや佐野くんの手は大丈夫……。
素直にその手を借りてゆっくりと立ち上がった。けれどもだめだった……。
「海斗くん、ごめん。少し――」
「うん、大丈夫だから」
と、手に力を入れて身体を支えてくれる。
「ね、大丈夫って言ってたけど結構だめっぽくね?」
サザナミくんに訊かれて、
「ううん……本当に、大丈夫だから」
もうそれ以上は訊いてほしくなかった。
「でもっ――」
「千里っ、今日の午後練、男女混合学年対抗戦するって知ってる? さっき武田先生に聞いたんだ」
二度までも理美ちゃんが間に入って遮ってくれた。そして、今度はそのままサザナミくんを引き離すように背中を押してどこかへ行ってくれた。
「……海斗くん、ありがとう。もう大丈夫」
「今日はホームルーム終わったら図書棟まで送るよ」
「あ、それなんだけどね。さっき司先輩にも同じことを言われて……。実は体育教官室からここまでも送ってくれたの」
海斗くんはびっくりした顔をしていた。
「司が?」
「……うん。あれは司先輩だったと思うのだけど……」
「そう、司がねぇ……。ま、いいや。司がついていくなら安心」
そんな話をしつつ教室へ入った。
5
あなたにおすすめの小説
光のもとで2
葉野りるは
青春
一年の療養を経て高校へ入学した翠葉は「高校一年」という濃厚な時間を過ごし、
新たな気持ちで新学期を迎える。
好きな人と両思いにはなれたけれど、だからといって順風満帆にいくわけではないみたい。
少し環境が変わっただけで会う機会は減ってしまったし、気持ちがすれ違うことも多々。
それでも、同じ時間を過ごし共に歩めることに感謝を……。
この世界には当たり前のことなどひとつもなく、あるのは光のような奇跡だけだから。
何か問題が起きたとしても、一つひとつ乗り越えて行きたい――
(10万文字を一冊として、文庫本10冊ほどの長さです)
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?
宇多田真紀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。
栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。
その彼女に脅された。
「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」
今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。
でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる!
しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ??
訳が分からない……。それ、俺困るの?
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる