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一章 地獄の酒場
17話 ざまぁとはこのことだ!
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「よおい、はじめ!」
誰かの合図とともに、俺とヴァーギンはいっせいに酒を飲みだした。ヴァーギンは肛門に酒を流し込まれているが……。
「コイツら、マジで尻から飲んでやがるぜ!!」
野次馬がどっと沸き立った。
その中で、フースコとミーノは、男のケツに酒器を突っ込んでいる。
二人とも顔を青くしており、常人には到底理解しえない、複雑な葛藤と戦っている。
ミーノは重たいおかっぱ頭を何度も横に振っている。すまねえ……、本当にすまねえ……。
「おいおい、どうなってんだよ……」
一座はさらに盛り上がりを見せていた。
「あのヤグラって男すげえぞ!! 酒がどんどん減っていく!!」
「なんだよ、アイツ、怪物か!?」
取り巻きが青ざめていくのが分かった。
「ひい、ふぅ、み……。十六人の二千リラを四人で山分けだから……ひとり八千リラだぜ!! やべえ……こいつはやべえぜ!!」
誰かが狂ったような声をあげた。
「おい!! 勝負はまだ分かんねえだろうが!!」
「フースコ!! もっと器の角度をあげろ!!」
取り巻きに迫られ、フースコは泣きそうになりながら、器を傾ける。酒器が奥の方まで見えなくなっている。
「くうっ……うは……」
そのたびにヴァーギンは苦悶の表情を浮かべる。相当キテいるようで、四つん這いになった手がガクガクと震えている。
その中で俺は叫んだ!!
「プハッ……。おかわりだ!!」
ミーノは少し戸惑いながらも厨房に空になった容器をもっていく。そこに並々蒸留酒のロックを注ぎ、俺の尻に突っ込んだ。
「うふっ……、これはクるぜ……」
俺は苦笑した。ヴァーギンを追い詰めるために蒸留酒のロックにしたが、これは口から飲んでもかなりきついのだ。
「あいつ……ケツから蒸留酒を二杯も飲んでやがる……」
「どうなってんだあ、こいつの身体は!!」
男たちがほとんど悲鳴に近い声を出す。
俺……。ケツから酒を飲むことにおいては無敵なんじゃないだろうか……。これが……俺の能力!? 叛逆者としての武器……。いや、冒険には役に立たないが……。
「おいヴァーギン!! 俺はお前に賭けてんだよ!! もっと気合を入れて飲みやがれ」
誰かがフースコの手から酒器を奪い取り、ヴァーギンのケツにぶっ刺した。
「ぐっ……」
ヴァーギンはただ青い顔で悶えている。すでに平衡感覚を失い、猫が伸びをするような体勢になっている。
「ほら、ほら!! ヤグラはもう飲んだんだぞ!! お前も二杯は飲めよなあ!!」
「おい!! ヴァーギンはもう飲めねえだろ!! こいつ死にそうだぜ……」
「死んでも、飲んでもらわなくちゃ困るんだよ!! 二千リラ……。二千リラだぜ!?」
「おい!! 生クリームを絞り出す袋があんだろ、あれに入れてこい!!」
誰かが厨房へと走り、生クリームの絞り袋に並々酒を入れてきた。取り巻きは既にこの状況を受け入れている。俺は彼らの適応能力に舌を巻いた。
ならず者どもはもうヴァーギンの意思も聞かず、彼の尻に蒸留酒を絞り込んだ。ヴァーギンは土砂降りの雨のようなうめき声をあげ、干からびたミミズみたいな恰好になっている。
「どうだ!! これで二杯同士。引き分けじゃあねえのか?」
ならず者どもが怖気づいた顔で俺の様子をうかがった。
だが、俺はとことんやってやると決めていた。俺をいたぶったコイツらが、ハゲ散らかすほどむしり取ってやる。
俺は彼らの視線を一身に浴びながら叫んだ。
「おかわりだ!!」
ヴァーギンはもはや息も絶え絶えにブルブルと震えている。
ざまぁとはこのことだ!!
誰かの合図とともに、俺とヴァーギンはいっせいに酒を飲みだした。ヴァーギンは肛門に酒を流し込まれているが……。
「コイツら、マジで尻から飲んでやがるぜ!!」
野次馬がどっと沸き立った。
その中で、フースコとミーノは、男のケツに酒器を突っ込んでいる。
二人とも顔を青くしており、常人には到底理解しえない、複雑な葛藤と戦っている。
ミーノは重たいおかっぱ頭を何度も横に振っている。すまねえ……、本当にすまねえ……。
「おいおい、どうなってんだよ……」
一座はさらに盛り上がりを見せていた。
「あのヤグラって男すげえぞ!! 酒がどんどん減っていく!!」
「なんだよ、アイツ、怪物か!?」
取り巻きが青ざめていくのが分かった。
「ひい、ふぅ、み……。十六人の二千リラを四人で山分けだから……ひとり八千リラだぜ!! やべえ……こいつはやべえぜ!!」
誰かが狂ったような声をあげた。
「おい!! 勝負はまだ分かんねえだろうが!!」
「フースコ!! もっと器の角度をあげろ!!」
取り巻きに迫られ、フースコは泣きそうになりながら、器を傾ける。酒器が奥の方まで見えなくなっている。
「くうっ……うは……」
そのたびにヴァーギンは苦悶の表情を浮かべる。相当キテいるようで、四つん這いになった手がガクガクと震えている。
その中で俺は叫んだ!!
「プハッ……。おかわりだ!!」
ミーノは少し戸惑いながらも厨房に空になった容器をもっていく。そこに並々蒸留酒のロックを注ぎ、俺の尻に突っ込んだ。
「うふっ……、これはクるぜ……」
俺は苦笑した。ヴァーギンを追い詰めるために蒸留酒のロックにしたが、これは口から飲んでもかなりきついのだ。
「あいつ……ケツから蒸留酒を二杯も飲んでやがる……」
「どうなってんだあ、こいつの身体は!!」
男たちがほとんど悲鳴に近い声を出す。
俺……。ケツから酒を飲むことにおいては無敵なんじゃないだろうか……。これが……俺の能力!? 叛逆者としての武器……。いや、冒険には役に立たないが……。
「おいヴァーギン!! 俺はお前に賭けてんだよ!! もっと気合を入れて飲みやがれ」
誰かがフースコの手から酒器を奪い取り、ヴァーギンのケツにぶっ刺した。
「ぐっ……」
ヴァーギンはただ青い顔で悶えている。すでに平衡感覚を失い、猫が伸びをするような体勢になっている。
「ほら、ほら!! ヤグラはもう飲んだんだぞ!! お前も二杯は飲めよなあ!!」
「おい!! ヴァーギンはもう飲めねえだろ!! こいつ死にそうだぜ……」
「死んでも、飲んでもらわなくちゃ困るんだよ!! 二千リラ……。二千リラだぜ!?」
「おい!! 生クリームを絞り出す袋があんだろ、あれに入れてこい!!」
誰かが厨房へと走り、生クリームの絞り袋に並々酒を入れてきた。取り巻きは既にこの状況を受け入れている。俺は彼らの適応能力に舌を巻いた。
ならず者どもはもうヴァーギンの意思も聞かず、彼の尻に蒸留酒を絞り込んだ。ヴァーギンは土砂降りの雨のようなうめき声をあげ、干からびたミミズみたいな恰好になっている。
「どうだ!! これで二杯同士。引き分けじゃあねえのか?」
ならず者どもが怖気づいた顔で俺の様子をうかがった。
だが、俺はとことんやってやると決めていた。俺をいたぶったコイツらが、ハゲ散らかすほどむしり取ってやる。
俺は彼らの視線を一身に浴びながら叫んだ。
「おかわりだ!!」
ヴァーギンはもはや息も絶え絶えにブルブルと震えている。
ざまぁとはこのことだ!!
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