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第4章 師弟関係と死霊術師
第44話 宴~翌日~
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『我が神から、ここを壊せと神託が下った。
所詮片田舎の小教会ごとき、我の力で一ひねりだと思っていた。
今は後悔しかない』
さて、件の吸血鬼竜を討伐後、当然のごとく吸血鬼に操魂術を行使し、容疑者に事情聴取を開始する。
残念ながら、魂そのものは、こいつの邪神信仰が重かったせいか、魂一本釣とまではいかなかったが、残留思念程度は引き起こすことには成功。
それにより、今回の事件の背景をこの残留思念から聞き出したというわけだ。
「つまり、おまえは、邪神から教会ができたから潰せっていう神託だけで、ここに特攻しに来た愚かな吸血鬼だと」
「所詮、魔王軍や邪神に首を垂れる弱者だな。
数十年生きた吸血鬼と言えど、心まで闇に染まってしまえばこうなってしまうといういい例だな」
なお、事情聴取の結果、この吸血鬼の年齢は大体吸血鬼歴30前後だという事が分かった。
(吸血鬼の中では)若くして強大な力を持ち、邪神の加護により強大な力を手に入れて、魔王軍でもそれなりの地位にいたとかなんとか。
「でも魔王ってすでに滅んでいるんでしょ?
なら、その称号もあってないようなもんだよね」
『違う違う!我らは未だ滅びず!
魔王が死んでも、我らという軍勢は未だ……』
「つまりは、魔王軍の残党と」
例えるなら、経営者を失った店で、人材不足から役員に押しあがったみたいなものか。
それなら、10人以下の少数非精鋭でここに攻め入ったのも、戦い方がやけにお粗末なのも納得いくというものだ。
『いうて、これは俺様が弱いのではなくお前らがおかしいだけだからな?
なんで、開拓地のド田舎に、このレベルの司祭と教会があるんだよ。
ここよりでかい開拓村なんぞ、いくらでも滅ぼしてきたが、ここまで強力な教会は、先の大戦でもほとんど見なかったレベルだぞ』
まぁ、言うて神築ですし、さもあらんといった所か。
それと、どうやら今回の祭りの参加者に、こいつに村を滅ぼされた被害者がいたらしく、こいつの遺灰にむけて全力で罵倒やら慰み者にしている途中である。
へ~、開拓団一つブレスで焼き払ったんだ。
めっちゃ邪悪やん。
『おのれ忌々しい!!!!
この偽りの教会さえ潰せれば、我が龍神様から新たな竜骨を授かれたというのに!?
脆弱で卑怯な人間どもに呪いあれ!!
それを庇護する、偽りの神々も……ぎゃあぁああああ!!!』
「はいはい、これ以上は危険だから浄化しちゃいましょうね~」
「うむ、わずかだが邪神の気配もしていたからな。
やはり邪神官クラスともなれば、残留思念と言えどあまり長時間使役するのは危険だな。
邪神側からの干渉を防ぐには、もう少し準備が欲しかったな」
でもまぁ、今回の事件では大きな裏はなく、ただの勘違いした雑魚狩りのプロが、逆に狩り返された。
それだけの話だと分かれば、十分な収穫といえるだろう。
「これなら、また明日以降ストロング村に戻っても大丈夫そうだね」
「だな、あまり長時間患者たちを任せるわけにもいかんからな」
「「「いやいやいや!ちょっとまって!?」」」
なお、どうやら話はそれで済まなさそうな模様。
「流石にあのレベルの化け物が再びこの村に襲いに来たら、ワシらだけではどうにもできないからな!?」
「故郷の敵を討ってくれて、助かりましたが……。
せめて、こう、周囲の安全が確保できるまで……」
「なぁ、もう少しだけこの村に残り続けることはできないか?
正直、あのレベルの敵がもう一回ここに来たら、お前らなしだと厳しいのが本音だ。
せめて、数日混乱が収まるまで、な?」
どうやら、今回こちらに襲撃してきたこの吸血鬼竜は、そのビジュアルと戦闘の派手さから、予想以上に村人たちに不安を与えてしまったらしい。
まぁ、確かにコイツの強さは、もし教会がなければこの村の人がほとんど死んでいただろう強さだが、それでもまぁあっさりと倒せただから問題ない気もする。
「でも、君たちがこの村から出て行った瞬間、このレベルの敵がまたここに来たら?」
「……神の加護さえあれば」
「それ遠まわしに、無理って言ってるよね?
というか、今回はコイツを無理なく倒したけど、こいつが魔王大幹部なら、こいつの知り合いとか仲間が追撃に来る可能性もあるんじゃない?」
「そ、そうですよぉ!
今回は教会があったから、大丈夫だと言ったら、もし敵がイオさんの移動中に襲撃してきたら、どうするつもりですか!?
イオさんの身の安全も考えて、しばらくはこの教会で身の安全を固めるべきです!」
どうやら自分たちの言い分は、村の人やヴァルター達には通用せず。
村の安全だけではなく、こちらの身の安全まで気を使ってくれている発言も多く、正直バッサリと切り捨てるには、心苦しいのも本音だ。
しかしそれでも、ストロング村にいる治療待ちの吸血鬼たちは、時間をかければかけるほど治療困難であり。
此方としても、できる限りに治療のために早く戻りたいのが本音なのだ。
「そもそも、こんな事件を起こす可能性の高い吸血鬼は、治療云々の前にさっさと殺すべきでは?」
「そうよそうよ!今村にいるエドガーさんみたいなダンピールだったら、神に認められた種族だから問題ないけど、ただの吸血鬼は基本的に害悪なんでしょ?
せめて、この街に自力で移動できる程度の自制心のない吸血鬼なんてもうさっさと滅ぼすべきよ!」
「やはり、太陽神の聖典は正しかった。
イオ様たちは素晴らしいけど、優しすぎるからなぁ。
ここはストロング村を焼き討ちしてでも、情勢の安定化を……!!」
まぁ、それでもこのままでは意見は平行線であるし。
さらに言えば、一部の吸血鬼に恨みのある村人や疎開民が過激な思考に移行しつつある。
正直、親兄弟の恨みとして吸血鬼を憎んでいるものもいる中で、あまり彼らを庇いすぎる発言をすると、周りにいらない被害が出る可能性がある。
「ま、まぁまぁ!と、とりあえずこの議論の続きは、一端寝て起きてから!
特に今回は、教会の新築祝いなんだからね!」
「そうだな、そもそも今回の騒動はある意味では、冒険神は導きによるものだとも考える。
ともすれば、その試練を乗り越えた我々には、それなりに恩恵も受けられるはずだ」
ゆえに、その日は(もはや早朝ではあるが)いったんその協議を打ち切ることにして、教会の新築祝いを続けるとともに、神への祈りを通して、結論を後回しにするのでした。
「(まったく、せめて神様が本当に見ているのなら、この問題を何とかしてほしいよ。
まったく)」
☆★☆★
――なお、翌朝。
「で、これはなに?」
「……ワープポータルだね。
数ある聖具のなかでも、えげつない現世利益の1つ」
かくして、神からの新築祝いという名の、討伐祝いの贈り物により、ストロング村とギャレン村の交通問題が、一瞬で解決することになったのでしたとさ。
さもあらん。
所詮片田舎の小教会ごとき、我の力で一ひねりだと思っていた。
今は後悔しかない』
さて、件の吸血鬼竜を討伐後、当然のごとく吸血鬼に操魂術を行使し、容疑者に事情聴取を開始する。
残念ながら、魂そのものは、こいつの邪神信仰が重かったせいか、魂一本釣とまではいかなかったが、残留思念程度は引き起こすことには成功。
それにより、今回の事件の背景をこの残留思念から聞き出したというわけだ。
「つまり、おまえは、邪神から教会ができたから潰せっていう神託だけで、ここに特攻しに来た愚かな吸血鬼だと」
「所詮、魔王軍や邪神に首を垂れる弱者だな。
数十年生きた吸血鬼と言えど、心まで闇に染まってしまえばこうなってしまうといういい例だな」
なお、事情聴取の結果、この吸血鬼の年齢は大体吸血鬼歴30前後だという事が分かった。
(吸血鬼の中では)若くして強大な力を持ち、邪神の加護により強大な力を手に入れて、魔王軍でもそれなりの地位にいたとかなんとか。
「でも魔王ってすでに滅んでいるんでしょ?
なら、その称号もあってないようなもんだよね」
『違う違う!我らは未だ滅びず!
魔王が死んでも、我らという軍勢は未だ……』
「つまりは、魔王軍の残党と」
例えるなら、経営者を失った店で、人材不足から役員に押しあがったみたいなものか。
それなら、10人以下の少数非精鋭でここに攻め入ったのも、戦い方がやけにお粗末なのも納得いくというものだ。
『いうて、これは俺様が弱いのではなくお前らがおかしいだけだからな?
なんで、開拓地のド田舎に、このレベルの司祭と教会があるんだよ。
ここよりでかい開拓村なんぞ、いくらでも滅ぼしてきたが、ここまで強力な教会は、先の大戦でもほとんど見なかったレベルだぞ』
まぁ、言うて神築ですし、さもあらんといった所か。
それと、どうやら今回の祭りの参加者に、こいつに村を滅ぼされた被害者がいたらしく、こいつの遺灰にむけて全力で罵倒やら慰み者にしている途中である。
へ~、開拓団一つブレスで焼き払ったんだ。
めっちゃ邪悪やん。
『おのれ忌々しい!!!!
この偽りの教会さえ潰せれば、我が龍神様から新たな竜骨を授かれたというのに!?
脆弱で卑怯な人間どもに呪いあれ!!
それを庇護する、偽りの神々も……ぎゃあぁああああ!!!』
「はいはい、これ以上は危険だから浄化しちゃいましょうね~」
「うむ、わずかだが邪神の気配もしていたからな。
やはり邪神官クラスともなれば、残留思念と言えどあまり長時間使役するのは危険だな。
邪神側からの干渉を防ぐには、もう少し準備が欲しかったな」
でもまぁ、今回の事件では大きな裏はなく、ただの勘違いした雑魚狩りのプロが、逆に狩り返された。
それだけの話だと分かれば、十分な収穫といえるだろう。
「これなら、また明日以降ストロング村に戻っても大丈夫そうだね」
「だな、あまり長時間患者たちを任せるわけにもいかんからな」
「「「いやいやいや!ちょっとまって!?」」」
なお、どうやら話はそれで済まなさそうな模様。
「流石にあのレベルの化け物が再びこの村に襲いに来たら、ワシらだけではどうにもできないからな!?」
「故郷の敵を討ってくれて、助かりましたが……。
せめて、こう、周囲の安全が確保できるまで……」
「なぁ、もう少しだけこの村に残り続けることはできないか?
正直、あのレベルの敵がもう一回ここに来たら、お前らなしだと厳しいのが本音だ。
せめて、数日混乱が収まるまで、な?」
どうやら、今回こちらに襲撃してきたこの吸血鬼竜は、そのビジュアルと戦闘の派手さから、予想以上に村人たちに不安を与えてしまったらしい。
まぁ、確かにコイツの強さは、もし教会がなければこの村の人がほとんど死んでいただろう強さだが、それでもまぁあっさりと倒せただから問題ない気もする。
「でも、君たちがこの村から出て行った瞬間、このレベルの敵がまたここに来たら?」
「……神の加護さえあれば」
「それ遠まわしに、無理って言ってるよね?
というか、今回はコイツを無理なく倒したけど、こいつが魔王大幹部なら、こいつの知り合いとか仲間が追撃に来る可能性もあるんじゃない?」
「そ、そうですよぉ!
今回は教会があったから、大丈夫だと言ったら、もし敵がイオさんの移動中に襲撃してきたら、どうするつもりですか!?
イオさんの身の安全も考えて、しばらくはこの教会で身の安全を固めるべきです!」
どうやら自分たちの言い分は、村の人やヴァルター達には通用せず。
村の安全だけではなく、こちらの身の安全まで気を使ってくれている発言も多く、正直バッサリと切り捨てるには、心苦しいのも本音だ。
しかしそれでも、ストロング村にいる治療待ちの吸血鬼たちは、時間をかければかけるほど治療困難であり。
此方としても、できる限りに治療のために早く戻りたいのが本音なのだ。
「そもそも、こんな事件を起こす可能性の高い吸血鬼は、治療云々の前にさっさと殺すべきでは?」
「そうよそうよ!今村にいるエドガーさんみたいなダンピールだったら、神に認められた種族だから問題ないけど、ただの吸血鬼は基本的に害悪なんでしょ?
せめて、この街に自力で移動できる程度の自制心のない吸血鬼なんてもうさっさと滅ぼすべきよ!」
「やはり、太陽神の聖典は正しかった。
イオ様たちは素晴らしいけど、優しすぎるからなぁ。
ここはストロング村を焼き討ちしてでも、情勢の安定化を……!!」
まぁ、それでもこのままでは意見は平行線であるし。
さらに言えば、一部の吸血鬼に恨みのある村人や疎開民が過激な思考に移行しつつある。
正直、親兄弟の恨みとして吸血鬼を憎んでいるものもいる中で、あまり彼らを庇いすぎる発言をすると、周りにいらない被害が出る可能性がある。
「ま、まぁまぁ!と、とりあえずこの議論の続きは、一端寝て起きてから!
特に今回は、教会の新築祝いなんだからね!」
「そうだな、そもそも今回の騒動はある意味では、冒険神は導きによるものだとも考える。
ともすれば、その試練を乗り越えた我々には、それなりに恩恵も受けられるはずだ」
ゆえに、その日は(もはや早朝ではあるが)いったんその協議を打ち切ることにして、教会の新築祝いを続けるとともに、神への祈りを通して、結論を後回しにするのでした。
「(まったく、せめて神様が本当に見ているのなら、この問題を何とかしてほしいよ。
まったく)」
☆★☆★
――なお、翌朝。
「で、これはなに?」
「……ワープポータルだね。
数ある聖具のなかでも、えげつない現世利益の1つ」
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