ひさめんとこ

zausu

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7章 ~ひさめんとこと外国人さん~

その1

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「ほらほら、皆!ノロノロしてると置いてくっすよ!」
「ま、待ってください堂出さん!」
「若いのは元気だねぇ?のぉ紫園じいさん」
「僕はじいさんじゃない」
日曜日、紫園、アリス。そして萌と那由多は案内も兼ねて町中を歩いていた。
「先にいかれたら案内のクソもないってのに…」
「ヒャッホォ!北海道の町!このちょっと田舎感が素晴らしいっす!」
「お、落ち着いてくださいぃ…」
「もうあいつ一人でいいんじゃないかな?」
「そんなこと言わないでさ…一応案内してあげようよ」
とか、いろいろ話していると、
「excuse me」
「ん?」
「Can you help me?」
「…」
「外人さんっすね」
「はい…」
金髪の少女。見た目から考えると同い年か少し上くらいだろう。
「だれか英語わかる人居ますか?」
「私はちょっと…」
「いつも英語使ってるくせに…」
「私の英語はファッションなの!」
「あ、此方分かるっすよ」
萌が手をあげる。
「本当に?」
「ホントっすよ!それじゃあ聞いてくるっす!」 
萌が外国人少女に駆け寄り何やら話している。
暫くして、戻ってきた。
「ただいまっす!」
「おかえり」
「で、彼女は何て言ってたの?」
「彼女は英語をしゃべってるっす!間違いないっす!」
胸を張って言う。
「英語が分かるだけか…」
「えっと、この中に英語がわかって聞けて話せる人は居ますか?」
「うーん…」
「あれ、町中で会うなんて珍しいねぇ」
「あ…」
救世主が現れた。いや、ケンシ◯ウとかではなくて。
「和真お兄ちゃん」
「か、和真さんちょうどよかった!」
安堵したようにアリスが言う。
「あなたを公式チートと見込んでたのみがあります!」
「アリスちゃん…その言い方あまり嬉しくないんだけど…で、なに?」
「実は…」
事情説明中…
「はー、なるほど。オッケー」
和真が少女にゆっくりと歩み寄る。
「あの人英語出来るんすか?」
「さぁ?でも頭いいからなんとかなるかなって」
「あ…もう帰ってきましたよ」
「あー、どうやら人を探してるみたいだよ。待ち合わせの時間になっても来ないそうなんだ」
「へぇー」 
「で、その待ち合わせの相手の男が今向こうから来てる」
「え?」
「そして俺は…」
和真が男に駆け寄る。
「その男をぶん殴る!」
「グッボァ!」
男はぶっ飛んだ。
「おい!お前いきなり何すんだヨ!」
男の怒り。ごもっとも
「お前こそ!純粋な子供に適当なこと教えてんじゃないっつーの!」
殴られた男は拓実だった。
「Takumi!」
「メグ!よく来たな!」
「日本語!?」
「久し振りデスネ!タクミ!」
「こっちも日本語!?」
「…なんか頭が混乱してきた…」
さっきまで英語しか喋っていなかった人がいきなり日本語を喋りだした。な、何をいってるか(ry
「まだ話は終わってないぞ!」
「うぐぅ!ヘッドロックは勘弁…」
「wow!路上でプロレスデスカ?」
「…」
四人は何が起こっているのか訳がわからなくなっていた。

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