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15歳の飛翔。
おにぎり定食。
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その日は珍しく夜会がない、と聞かされた。王妃様に約した献立を形にする好機だ。僕はエメイラとミザーリに「少し台所に籠もってくる」と告げ、王宮の厨房へ向かった。銅鍋の列は磨き上げられ、火番の焔は小さく静かに揺れている。いつもは饗宴の大波を受け止める場だが、今日は潮が引いたあとみたいに落ち着いていた。
「料理長、少し時間をいただけますか」
挨拶すると、料理長は手を拭いながら首を傾げた。「もちろんですな、伯爵様。本日は?」
「王妃様のために、季節の軽い献立を。前菜にカナッペ、温の椀は魚介の旨みを引いたスープ……それと少し珍しいものを。おにぎり、それから王妃様のご生家の特産だというカボチャの煮物、締めに味噌汁。五点の組み立てです」
「おにぎり……と?」
「炊き上げた米を、塩と手で握って形にするだけの料理です。携えて食べられる主食。素朴ですが、湯気の立つ香りと、手の塩梅がそのまま味になります」
厨房の若い者たちが、聞き慣れない言葉に目を丸くする。料理長は口髭を撫で、「面白い。では順に拝見しましょう」と手を打った。
まずはカナッペ。焼き上げておいた薄切りのパンを軽く炙り、表面に香りが立つ程度に油を塗る。上に載せるものは重ねず、ひと口で味が決まる組み合わせに絞る。塩漬けの川魚と薬草の刻み、いんげん豆のペーストに柑の皮を削ったもの、根菜の甘酢。三種を並べ「載せる順番は、塩気、甘み、酸の順で流しましょう。人の舌は甘いあとに塩を欲しがる。塩のあとに酸が来ると軽くなる」と見本を置く。料理長が一つ摘んで目を細めた。
次にスープ。大鍋の底に香味野菜を寝かせ、弱火で汗をかくまで待つ。骨付きの白身魚を入れて、水を落とす。泡が上がり始めたら、火を少し弱めて灰汁を引く。しばらくしてから、貝殻ごとの貝と、殻を外した小さな甲殻、香草をひとつまみ。「ぐらぐら煮立てないのが肝心です。旨みは静かな水で出る。塩は最後、香りを消さぬ程度に」香りが鍋ひとつ分、厨房に満ちる。若い者が「海だ……」と呟き、火番が思わず笑った。
「さて、おにぎりです」
洗い米を火に掛ける。炊き上がりを待つ間、塩の当て方と手水の塩梅を説明する。「手は清めてから。手のひらに少し塩、水をわずかに。米は潰さない、だけど空気は抱かせる。三回で形に近づけ、最後は息を止めて一息で締める。握りこむのでなく、まとめる」三角、俵、丸……形は三つ示した。具は今日は三種。塩だけのもの、焼きマスのほぐし、こんぶ。見慣れぬものに料理長が目を丸くする。
「これは?」
「昆布を醤油、砂糖、醤油で煮たもの。マスは焼いてほぐすだけ。塩だけのものは、むしろ腕試しです」
炊き上がった釜の蓋を開けると、湯気がふわりと立った。甘い香りが鼻をくすぐる。木杓で切るように混ぜ、蒸らしてから、握る。最初は若い者の手が強すぎて、米が押し潰れた。僕はその手を両手で包んで握り方を示す。「人を扱うのと同じ。強くしすぎず、弱すぎず。相手が形になりたい方向へ少しずつ導く感じです」周りで笑いが起き、二つ目から形がぐっと良くなった。
「次、カボチャの煮物です」
皮はところどころ残し、角は面取りして煮崩れを防ぐ。鍋に出汁、酒、少しの砂糖と醤を落とし、紙蓋をして静かに煮含める。竹串がすっと通る前で火を止め、余熱で芯まで味を入れる。「王妃様の郷里のものと伺いました。甘みは強すぎず、香りが残る程度に」料理長が香りを嗅いで、頷いた。
最後に味噌汁。出汁を引き、じゃがいもと葱を用意する。じゃがいもに 火を通ったところで味噌は漉してから鍋へ。「味噌は沸かさない。香りが飛ぶから。器に注いでから、刻んだ葱を落とす」碗の縁から立つ香りに、火番が思わずごくりと喉を鳴らした。
一通りの見本を並べ、料理長に舌で見てもらう。彼はスープをひと匙、おにぎりをひとかじり、カボチャを一切れ、味噌汁を啜った。しばし目を閉じ、ゆっくり開く。
「……温度と塩の歩幅が、よく揃っておりますな。おにぎり、これは面白い。冷めても形が崩れにくい。兵糧にもなる」
「ええ。台所が忙しい夜は、手でぱっと渡せます。ただ、握りたては湯気がご馳走です」
「では、全員、配置につけ。伯爵様の手順で試作を三巡。三巡目で王妃様の分を上げる」
鍋が鳴り、包丁が走る。僕は塩の皿を確認し、炊き上がった米の加減を見て回る。握り手を分け、具詰めの者、塩だけの者、並べの者。調味の寸法は短冊にまとめ、誰が見ても同じ動きになるように壁に掛ける。料理長は鍋の前で最後の塩を決め、若い者の動線を直す。
「カナッペ三、スープ二、握り三、煮物、味噌の椀。供する順は、冷・温・手・甘・椀」
「承知」
供御の部屋から合図が来た。まずは王妃様のお席へ。銀の盆に小ぶりの皿をすべらせ、湯気のあるものから行かせる。僕は料理長とともに控えに回り、呼ばれたら一歩進むつもりで息を整えた。
ほどなく侍従が顔を出す。「王妃様がお呼びです」
扉をくぐると、王妃様がにこやかに待っておられた。王様もご一緒だ。卓の上には、すでにカナッペの皿が空に近い。王妃様は指先を拭いながら微笑まれた。
「この小さな一口、楽しいわ。順に味が走って、退屈しないのね」
「ありがとうございます。舌が退屈しないよう、歩幅を刻みました」
侍女がスープをよそい、王妃様がひと匙。王様も口に運ばれる。ふたりとも表情が柔らぐ。「海の香りだな」と王様。王妃様は「やさしいのに、芯がある」と言い、次の椀に目を移された。
「これが……握り飯、でしたかしら」
「はい。『おにぎり』と呼びます。手で持って召し上がっていただけます」
恐る恐る、王妃様が塩むすびを指に取られ、少し齧られた。驚きが、ほんの少し笑いに変わる。
「……面白い。お米がほどけるのに、ばらけない。手の塩が遠くにいるわ。少し、懐かしいような」
「手の温度が入る料理です。良い米を良い水で炊ければ、それだけでご馳走になります」
王様はマスの握りをがぶりと半月にして、「行軍の口にも合うな」と笑われた。「兵の心がほぐれる」
次にカボチャの煮物。王妃様はフォークを入れ、小さく頷かれる。
「……郷里の味。甘すぎず、香りが残っているのが良いわね」
「面取りで崩れを防ぎ、紙蓋で落ち着かせました。王妃様のお里の実りに、少しだけ都の流儀を添えています」
最後に味噌汁。碗を手に取られた王妃様は、ふっと息を合わせてから啜り、目を細めた。
「この香りで終わるの、好きです。食卓が静かに座る感じがするの」
「ありがとうございます。湯気の具合と塩の歩幅が、最初から最後までぶつからないように並べました」
王様は笑って、「昼もこれで良いな」と軽口を飛ばされ、侍従が苦笑する。王妃様は碗を置き、こちらに向き直られた。
「台所のみなさんにも、同じように食べさせてあげてね」
「はい。すでに試作で行き渡る量を用意しています」
一礼して部屋を辞す。控えに戻ると、料理長が息を吐き、肩を回した。「よく通りましたな。特にあの、握り飯。手の塩加減のばらつきをどう押さえるか、明朝もう一度稽古しましょう」
「ありがとうございます。塩の皿の大きさと、手水の匙を揃えれば、ぶれは減ります。握り手の前に小皿を置き、三つ握るごとに塩をつけ直す。それだけで歩幅が揃います」
「了解。書き物は?」
「ここに」僕は調味の寸法、火加減、供す順と配膳の図、そしておにぎりの握り分担表を、誰が見ても同じ動きになる短冊にまとめ、二重に写した束を差し出す。「掲示用と控え用。配膳は冷・温・手・甘・椀の順。夜会のない昼にも使えます」
若い料理人たちが、おにぎりを頬張りながら頷く。「これ、外でも食べられますね」「塩だけのが一番好きかも」
料理長は笑いながら彼らの手元を直し、僕に向き直った。「伯爵様、王妃様の献立の件、これでひとまず形になりました」
「お世話になりました。あとは手に馴染ませてください。湯気の仕事は、台所がいちばん上手い」
厨房を出る前、釜の端に残った米でひとつ、塩むすびを握る。まだ熱い。掌の塩が遠くに効いて、米の甘みが静かに広がる。これなら王妃様の望む「季節が変わる前に、湯気の設計を」と言う言葉に応えられる。僕は握りをひとつ若い者の皿に載せ、もうひとつを自分の口に運んだ。
廊下に出ると、月の光が石床を斜めに撫でていた。夜会のない一日。けれど、ここで立てた湯気は、きっと明日の卓を温める。そんな確信が、胸の中でゆっくりとほどけていった。
「料理長、少し時間をいただけますか」
挨拶すると、料理長は手を拭いながら首を傾げた。「もちろんですな、伯爵様。本日は?」
「王妃様のために、季節の軽い献立を。前菜にカナッペ、温の椀は魚介の旨みを引いたスープ……それと少し珍しいものを。おにぎり、それから王妃様のご生家の特産だというカボチャの煮物、締めに味噌汁。五点の組み立てです」
「おにぎり……と?」
「炊き上げた米を、塩と手で握って形にするだけの料理です。携えて食べられる主食。素朴ですが、湯気の立つ香りと、手の塩梅がそのまま味になります」
厨房の若い者たちが、聞き慣れない言葉に目を丸くする。料理長は口髭を撫で、「面白い。では順に拝見しましょう」と手を打った。
まずはカナッペ。焼き上げておいた薄切りのパンを軽く炙り、表面に香りが立つ程度に油を塗る。上に載せるものは重ねず、ひと口で味が決まる組み合わせに絞る。塩漬けの川魚と薬草の刻み、いんげん豆のペーストに柑の皮を削ったもの、根菜の甘酢。三種を並べ「載せる順番は、塩気、甘み、酸の順で流しましょう。人の舌は甘いあとに塩を欲しがる。塩のあとに酸が来ると軽くなる」と見本を置く。料理長が一つ摘んで目を細めた。
次にスープ。大鍋の底に香味野菜を寝かせ、弱火で汗をかくまで待つ。骨付きの白身魚を入れて、水を落とす。泡が上がり始めたら、火を少し弱めて灰汁を引く。しばらくしてから、貝殻ごとの貝と、殻を外した小さな甲殻、香草をひとつまみ。「ぐらぐら煮立てないのが肝心です。旨みは静かな水で出る。塩は最後、香りを消さぬ程度に」香りが鍋ひとつ分、厨房に満ちる。若い者が「海だ……」と呟き、火番が思わず笑った。
「さて、おにぎりです」
洗い米を火に掛ける。炊き上がりを待つ間、塩の当て方と手水の塩梅を説明する。「手は清めてから。手のひらに少し塩、水をわずかに。米は潰さない、だけど空気は抱かせる。三回で形に近づけ、最後は息を止めて一息で締める。握りこむのでなく、まとめる」三角、俵、丸……形は三つ示した。具は今日は三種。塩だけのもの、焼きマスのほぐし、こんぶ。見慣れぬものに料理長が目を丸くする。
「これは?」
「昆布を醤油、砂糖、醤油で煮たもの。マスは焼いてほぐすだけ。塩だけのものは、むしろ腕試しです」
炊き上がった釜の蓋を開けると、湯気がふわりと立った。甘い香りが鼻をくすぐる。木杓で切るように混ぜ、蒸らしてから、握る。最初は若い者の手が強すぎて、米が押し潰れた。僕はその手を両手で包んで握り方を示す。「人を扱うのと同じ。強くしすぎず、弱すぎず。相手が形になりたい方向へ少しずつ導く感じです」周りで笑いが起き、二つ目から形がぐっと良くなった。
「次、カボチャの煮物です」
皮はところどころ残し、角は面取りして煮崩れを防ぐ。鍋に出汁、酒、少しの砂糖と醤を落とし、紙蓋をして静かに煮含める。竹串がすっと通る前で火を止め、余熱で芯まで味を入れる。「王妃様の郷里のものと伺いました。甘みは強すぎず、香りが残る程度に」料理長が香りを嗅いで、頷いた。
最後に味噌汁。出汁を引き、じゃがいもと葱を用意する。じゃがいもに 火を通ったところで味噌は漉してから鍋へ。「味噌は沸かさない。香りが飛ぶから。器に注いでから、刻んだ葱を落とす」碗の縁から立つ香りに、火番が思わずごくりと喉を鳴らした。
一通りの見本を並べ、料理長に舌で見てもらう。彼はスープをひと匙、おにぎりをひとかじり、カボチャを一切れ、味噌汁を啜った。しばし目を閉じ、ゆっくり開く。
「……温度と塩の歩幅が、よく揃っておりますな。おにぎり、これは面白い。冷めても形が崩れにくい。兵糧にもなる」
「ええ。台所が忙しい夜は、手でぱっと渡せます。ただ、握りたては湯気がご馳走です」
「では、全員、配置につけ。伯爵様の手順で試作を三巡。三巡目で王妃様の分を上げる」
鍋が鳴り、包丁が走る。僕は塩の皿を確認し、炊き上がった米の加減を見て回る。握り手を分け、具詰めの者、塩だけの者、並べの者。調味の寸法は短冊にまとめ、誰が見ても同じ動きになるように壁に掛ける。料理長は鍋の前で最後の塩を決め、若い者の動線を直す。
「カナッペ三、スープ二、握り三、煮物、味噌の椀。供する順は、冷・温・手・甘・椀」
「承知」
供御の部屋から合図が来た。まずは王妃様のお席へ。銀の盆に小ぶりの皿をすべらせ、湯気のあるものから行かせる。僕は料理長とともに控えに回り、呼ばれたら一歩進むつもりで息を整えた。
ほどなく侍従が顔を出す。「王妃様がお呼びです」
扉をくぐると、王妃様がにこやかに待っておられた。王様もご一緒だ。卓の上には、すでにカナッペの皿が空に近い。王妃様は指先を拭いながら微笑まれた。
「この小さな一口、楽しいわ。順に味が走って、退屈しないのね」
「ありがとうございます。舌が退屈しないよう、歩幅を刻みました」
侍女がスープをよそい、王妃様がひと匙。王様も口に運ばれる。ふたりとも表情が柔らぐ。「海の香りだな」と王様。王妃様は「やさしいのに、芯がある」と言い、次の椀に目を移された。
「これが……握り飯、でしたかしら」
「はい。『おにぎり』と呼びます。手で持って召し上がっていただけます」
恐る恐る、王妃様が塩むすびを指に取られ、少し齧られた。驚きが、ほんの少し笑いに変わる。
「……面白い。お米がほどけるのに、ばらけない。手の塩が遠くにいるわ。少し、懐かしいような」
「手の温度が入る料理です。良い米を良い水で炊ければ、それだけでご馳走になります」
王様はマスの握りをがぶりと半月にして、「行軍の口にも合うな」と笑われた。「兵の心がほぐれる」
次にカボチャの煮物。王妃様はフォークを入れ、小さく頷かれる。
「……郷里の味。甘すぎず、香りが残っているのが良いわね」
「面取りで崩れを防ぎ、紙蓋で落ち着かせました。王妃様のお里の実りに、少しだけ都の流儀を添えています」
最後に味噌汁。碗を手に取られた王妃様は、ふっと息を合わせてから啜り、目を細めた。
「この香りで終わるの、好きです。食卓が静かに座る感じがするの」
「ありがとうございます。湯気の具合と塩の歩幅が、最初から最後までぶつからないように並べました」
王様は笑って、「昼もこれで良いな」と軽口を飛ばされ、侍従が苦笑する。王妃様は碗を置き、こちらに向き直られた。
「台所のみなさんにも、同じように食べさせてあげてね」
「はい。すでに試作で行き渡る量を用意しています」
一礼して部屋を辞す。控えに戻ると、料理長が息を吐き、肩を回した。「よく通りましたな。特にあの、握り飯。手の塩加減のばらつきをどう押さえるか、明朝もう一度稽古しましょう」
「ありがとうございます。塩の皿の大きさと、手水の匙を揃えれば、ぶれは減ります。握り手の前に小皿を置き、三つ握るごとに塩をつけ直す。それだけで歩幅が揃います」
「了解。書き物は?」
「ここに」僕は調味の寸法、火加減、供す順と配膳の図、そしておにぎりの握り分担表を、誰が見ても同じ動きになる短冊にまとめ、二重に写した束を差し出す。「掲示用と控え用。配膳は冷・温・手・甘・椀の順。夜会のない昼にも使えます」
若い料理人たちが、おにぎりを頬張りながら頷く。「これ、外でも食べられますね」「塩だけのが一番好きかも」
料理長は笑いながら彼らの手元を直し、僕に向き直った。「伯爵様、王妃様の献立の件、これでひとまず形になりました」
「お世話になりました。あとは手に馴染ませてください。湯気の仕事は、台所がいちばん上手い」
厨房を出る前、釜の端に残った米でひとつ、塩むすびを握る。まだ熱い。掌の塩が遠くに効いて、米の甘みが静かに広がる。これなら王妃様の望む「季節が変わる前に、湯気の設計を」と言う言葉に応えられる。僕は握りをひとつ若い者の皿に載せ、もうひとつを自分の口に運んだ。
廊下に出ると、月の光が石床を斜めに撫でていた。夜会のない一日。けれど、ここで立てた湯気は、きっと明日の卓を温める。そんな確信が、胸の中でゆっくりとほどけていった。
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