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15歳の飛翔。
王妃と姫に。
狩場へ向かう隊列は、朝の霧を割って静かに進んでいった。ワーアッフ王は狩猟装束でも背筋が真っ直ぐで、ウルリッヒ王太子はその半歩後ろを歩く。昨日の遊戯部屋の空気とはまるで違う、張り詰めた筋の空気。僕とエメイラは王城の回廊の端でそれを見送った。
「狩場は、最後の試験ね」
エメイラが小声で言う。
「うん。でも、王が自分から教えると言った。その時点で扉は半分開いてる」
「半分開いた扉ほど、足元を見られるものよ」
「分かってる」
王太子がこちらへ一瞬だけ目を向けた。遠くても、意思は伝わる。僕はほんの小さく頷いた。行列が角を曲がり、姿が見えなくなると、回廊の空気がふっと緩んだ。
その少し後、侍女が来て僕らに礼をした。
「王妃陛下よりお呼びでございます」
「行きましょう」
エメイラが先に歩き、僕が続く。
案内されたのは王妃の私的な客間だった。水の香のする小さな部屋で、窓辺には清めの花が飾られている。そこに王妃とフィブリン姫が待っていた。王妃は穏やかな笑みで迎え、姫は少し緊張した面持ちで立ち上がる。
「いらしてくださいましたね」
「お招きに感謝いたします」
僕とエメイラは礼をして席に着く。茶が注がれ、白い湯気がゆっくり立ちのぼる。話はまず、軽いところから始まった。
王妃が水の祭礼の花の選び方を語り、エメイラがコリントの神殿区の風習を返す。姫はその間にときどき口を挟み、読んでいる本の話をして頬を和らげていく。水面に小石を落とすみたいに、会話が円く広がっていく。
しばらく経って、王妃がふっと茶器を置いた。
空気が、少しだけ変わる。
「それで……」
王妃は僕をまっすぐ見て、静かに言った。
「王太子様はこの結婚に際して、フィブリンにどんなことをしていただけるのかしら?」
姫の肩がほんの少し揺れた。顔は落ち着いているけれど、耳がわずかに赤い。彼女がどれほどこの答えを待っていたか、分かる。
僕は姿勢を整えた。ここで僕が話すのは、“僕の願い”じゃない。“王太子の決意”だ。だから簡潔に、しかし温度を失わずに伝える。
「はい。殿下のお考えとして、七つお預かりしています」
王妃が頷き、姫が息を呑む。僕は一つずつ、丁寧に言葉を置いていった。
「第一に、姫が満足できる図書室を作ることです。規模は王都貴族図書館に劣らないものを王城内に、加えて私設の書庫も整える、と殿下は申していました」
姫の目がぱっと明るくなる。王妃はその反応を見て、小さく笑った。
「第二に、信仰の自由を完全に保証することです。水の神マデリエネの祭礼と祈りの作法は、姫の意思を第一に尊重する。王都の神殿とも連携し、必要なら水の神殿区画の整備を支援する、と」
姫が胸の前でそっと指を組む。王妃の顔に、安堵がひと筋混じった。
「第三に、侍女を呼び寄せ、生活環境をフェリシア式に整えること。衣食住の細部、香の違い、清めの習慣、あらゆる日常の不安を削ぐ、と殿下ははっきりおっしゃいました」
王妃はゆっくり頷き、姫は目を伏せて小さく息を吐いた。安心の息だ。
「第四に、結婚式はコリントで正式に行うこと。ただし祝いの席をフェリシアでも設ける。姫の故国に恥をかかせない形で、王と王妃、王族、主要貴族に対して送り出しの祝宴を行う、と」
王妃の表情が柔らかくなる。家の面子と、娘の旅立ちの温度。その両方を守る約束だ。
「第五に、フェリシアの家族をいつ何時でも迎え入れること。姫のご家族の訪問は無制限に受け入れ、滞在の館も用意する、と」
王妃の眉がほどけた。王家の者にとって、家族の出入りは“国の筋”に関わる。そこに制限をかけないと明言した意味は大きい。
「第六に、里帰りを時々させる契約をすることです。頻度と期間は姫の希望と健康、国の都合を見て決めるが、制度として帰れることを明文化する、と」
姫の唇がほんの少し震え、それから小さく微笑んだ。
「第七に、フェリシアの文化を尊重すること。故国行事の主催や支援、料理や衣装、歌と舞の催しも、姫の希望に応じてコリント側が後押しする、と殿下は申しています」
最後を言い切ると、部屋の中に静かな余韻が落ちた。王妃はすぐには言葉を返さなかった。王族の沈黙だ。測る沈黙で、そして受け取る沈黙。
やがて王妃がゆっくり言う。
「……筋が立った約束ね」
その一言が重い。
「あなたが並べた言葉は、どれも“娘の幸せ”と“王家の誇り”の両方に触れている。王太子様の覚悟が伝わるわ」
姫は顔を上げ、王妃を見たあと、僕に視線を向けた。
「殿下は……本当に、そこまで考えてくださっているのですね」
「はい。殿下は、姫の未来を守ることが自分の役目だと、はっきり言っています」
姫は目尻を少し潤ませて、でも泣かない。水の国の姫らしい強さ。エメイラがそっと微笑んで、姫に言った。
「フィブリン姫。あなたの生活は、あなたのまま持っていける。無理に色を変えなくていい。あなたがあなたでいられる場所を、ウルリッヒ様は作ろうとしているの」
「エメイラ様……」
王妃はその言葉を聞いて、少しだけ目を細めた。
「あなたが同席してくれた理由が分かったわ。約束の背中を、あなたが“家庭の言葉”にしてくれるのね」
「家庭の言葉がないと、約束は住みませんから」
エメイラは静かに答えた。王妃は小さく息を吸い、姫の手を取った。
「フィブリン。あなたはどう思う?」
「……嬉しいです。怖さもあります。でも、嬉しさの方が大きいです」
その答えに、王妃の表情がふっとほどける。
「そう。なら、あとは父王の狩場の答えを待ちましょう」
狩場の答え。王妃はそう呼んだ。つまり、今日の狩りが“最後の筋”だと理解している。僕は静かに頷いた。
「はい。殿下はきっと、正面から筋を通してきます」
王妃は僕を見て、柔らかく笑う。
「あなたのその言葉も、信用できるわ。この前の席で分かったことがあるの。あなたは人の約束を軽く扱わない」
意外な評価に、胸が少し熱くなる。
「ありがたく受け取ります」
王妃が杯を取り直す。
「では、狩場の報告を待ちながら、もう少しだけお茶を楽しみましょう。今日は水が美味しい日よ」
姫が小さく笑い、エメイラも頷く。会話はまた穏やかな水面に戻っていった。けれど、水底には確かに新しい流れが生まれている。
王太子の約束が、王妃と姫の胸に静かに沈み、定着した。
あとは狩場で、父王が自分の言葉で扉を押す瞬間を待つだけだ。
「狩場は、最後の試験ね」
エメイラが小声で言う。
「うん。でも、王が自分から教えると言った。その時点で扉は半分開いてる」
「半分開いた扉ほど、足元を見られるものよ」
「分かってる」
王太子がこちらへ一瞬だけ目を向けた。遠くても、意思は伝わる。僕はほんの小さく頷いた。行列が角を曲がり、姿が見えなくなると、回廊の空気がふっと緩んだ。
その少し後、侍女が来て僕らに礼をした。
「王妃陛下よりお呼びでございます」
「行きましょう」
エメイラが先に歩き、僕が続く。
案内されたのは王妃の私的な客間だった。水の香のする小さな部屋で、窓辺には清めの花が飾られている。そこに王妃とフィブリン姫が待っていた。王妃は穏やかな笑みで迎え、姫は少し緊張した面持ちで立ち上がる。
「いらしてくださいましたね」
「お招きに感謝いたします」
僕とエメイラは礼をして席に着く。茶が注がれ、白い湯気がゆっくり立ちのぼる。話はまず、軽いところから始まった。
王妃が水の祭礼の花の選び方を語り、エメイラがコリントの神殿区の風習を返す。姫はその間にときどき口を挟み、読んでいる本の話をして頬を和らげていく。水面に小石を落とすみたいに、会話が円く広がっていく。
しばらく経って、王妃がふっと茶器を置いた。
空気が、少しだけ変わる。
「それで……」
王妃は僕をまっすぐ見て、静かに言った。
「王太子様はこの結婚に際して、フィブリンにどんなことをしていただけるのかしら?」
姫の肩がほんの少し揺れた。顔は落ち着いているけれど、耳がわずかに赤い。彼女がどれほどこの答えを待っていたか、分かる。
僕は姿勢を整えた。ここで僕が話すのは、“僕の願い”じゃない。“王太子の決意”だ。だから簡潔に、しかし温度を失わずに伝える。
「はい。殿下のお考えとして、七つお預かりしています」
王妃が頷き、姫が息を呑む。僕は一つずつ、丁寧に言葉を置いていった。
「第一に、姫が満足できる図書室を作ることです。規模は王都貴族図書館に劣らないものを王城内に、加えて私設の書庫も整える、と殿下は申していました」
姫の目がぱっと明るくなる。王妃はその反応を見て、小さく笑った。
「第二に、信仰の自由を完全に保証することです。水の神マデリエネの祭礼と祈りの作法は、姫の意思を第一に尊重する。王都の神殿とも連携し、必要なら水の神殿区画の整備を支援する、と」
姫が胸の前でそっと指を組む。王妃の顔に、安堵がひと筋混じった。
「第三に、侍女を呼び寄せ、生活環境をフェリシア式に整えること。衣食住の細部、香の違い、清めの習慣、あらゆる日常の不安を削ぐ、と殿下ははっきりおっしゃいました」
王妃はゆっくり頷き、姫は目を伏せて小さく息を吐いた。安心の息だ。
「第四に、結婚式はコリントで正式に行うこと。ただし祝いの席をフェリシアでも設ける。姫の故国に恥をかかせない形で、王と王妃、王族、主要貴族に対して送り出しの祝宴を行う、と」
王妃の表情が柔らかくなる。家の面子と、娘の旅立ちの温度。その両方を守る約束だ。
「第五に、フェリシアの家族をいつ何時でも迎え入れること。姫のご家族の訪問は無制限に受け入れ、滞在の館も用意する、と」
王妃の眉がほどけた。王家の者にとって、家族の出入りは“国の筋”に関わる。そこに制限をかけないと明言した意味は大きい。
「第六に、里帰りを時々させる契約をすることです。頻度と期間は姫の希望と健康、国の都合を見て決めるが、制度として帰れることを明文化する、と」
姫の唇がほんの少し震え、それから小さく微笑んだ。
「第七に、フェリシアの文化を尊重すること。故国行事の主催や支援、料理や衣装、歌と舞の催しも、姫の希望に応じてコリント側が後押しする、と殿下は申しています」
最後を言い切ると、部屋の中に静かな余韻が落ちた。王妃はすぐには言葉を返さなかった。王族の沈黙だ。測る沈黙で、そして受け取る沈黙。
やがて王妃がゆっくり言う。
「……筋が立った約束ね」
その一言が重い。
「あなたが並べた言葉は、どれも“娘の幸せ”と“王家の誇り”の両方に触れている。王太子様の覚悟が伝わるわ」
姫は顔を上げ、王妃を見たあと、僕に視線を向けた。
「殿下は……本当に、そこまで考えてくださっているのですね」
「はい。殿下は、姫の未来を守ることが自分の役目だと、はっきり言っています」
姫は目尻を少し潤ませて、でも泣かない。水の国の姫らしい強さ。エメイラがそっと微笑んで、姫に言った。
「フィブリン姫。あなたの生活は、あなたのまま持っていける。無理に色を変えなくていい。あなたがあなたでいられる場所を、ウルリッヒ様は作ろうとしているの」
「エメイラ様……」
王妃はその言葉を聞いて、少しだけ目を細めた。
「あなたが同席してくれた理由が分かったわ。約束の背中を、あなたが“家庭の言葉”にしてくれるのね」
「家庭の言葉がないと、約束は住みませんから」
エメイラは静かに答えた。王妃は小さく息を吸い、姫の手を取った。
「フィブリン。あなたはどう思う?」
「……嬉しいです。怖さもあります。でも、嬉しさの方が大きいです」
その答えに、王妃の表情がふっとほどける。
「そう。なら、あとは父王の狩場の答えを待ちましょう」
狩場の答え。王妃はそう呼んだ。つまり、今日の狩りが“最後の筋”だと理解している。僕は静かに頷いた。
「はい。殿下はきっと、正面から筋を通してきます」
王妃は僕を見て、柔らかく笑う。
「あなたのその言葉も、信用できるわ。この前の席で分かったことがあるの。あなたは人の約束を軽く扱わない」
意外な評価に、胸が少し熱くなる。
「ありがたく受け取ります」
王妃が杯を取り直す。
「では、狩場の報告を待ちながら、もう少しだけお茶を楽しみましょう。今日は水が美味しい日よ」
姫が小さく笑い、エメイラも頷く。会話はまた穏やかな水面に戻っていった。けれど、水底には確かに新しい流れが生まれている。
王太子の約束が、王妃と姫の胸に静かに沈み、定着した。
あとは狩場で、父王が自分の言葉で扉を押す瞬間を待つだけだ。
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R8.1.20 投稿開始