【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

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6歳の力走。

口裏を合わせよう。

「ストーク、みんな、口裏を合わせよう」
「確かにそうですね」
「そうですな」
「王様、命令した、これは本当」
「はい」
「王様、命令、僕に兵士雇えと」
「それで私がアインスさん達に声をかけたと言う事にいたしましょうか」
「うん」
「そしてあっしらが子爵様の家来になれるなら、と飛び込んだ事にしましょう」
「いいね!あとは、マックスさん達は…」
「それならば閣下に手紙を書きましょう。今度兵士を王命で雇ったと書けば嘘ではありません」
「いいね!」
「じゃあそういうことで皆さんよろしくお願い致します」
「早速ミザーリとギピアに言おう」
「二人を呼びます」

 ストークが二人を連れてきた。

「リョウ様が王命で兵士を雇えと言われ、先日の旅で優秀だったこの方達を雇うことになりました」
「へえ。良いじゃないかい。確かに優秀だったからね」
「よろしくお願いしますね」
「こっちがミザーリ、こっちがギピア」
「よろしくお願いします。あっしは隊長のアインスです」
「ツヴァイです」
「ドライです。お願いします」
「フィアです。ミザーリさん、ギピアさん、よろしくお願いします」
「フュンフです。よろしくね」
「ゼクス。美しいお嬢様方、ごきげんよう」
「そういうこと、よろしく」
「主よ、急でしたが、何故ですか?」
「うん。王様に盗賊の事、知らせたら、命令された」
「なるほど。確かに盗賊に襲われたと知ったらそのように命令なさるかも」
「ギピアさん、部屋を用意してあげてください。とりあえず二人は屋根裏部屋で」
「はい。ストークさん」

 ギピアはキーカとサッチを連れて上に上がっていった。

「主の送り迎えはあたいの仕事です。こればかりは渡せません」
「うん。わかった」
「ご家族の方には知らせますか?」
「後で言うよ」
「そうですか。私が概要だけ知らせて来ましょうか?」
「主よ、あたいが言ってくる。ついでにエメイラにも言ってきていいか?」
「よろしく」
「わかった。行ってくるよ」
「とりあえずあとは服装だね。どんな装備が必要?」
「やはり兵士らしい装備と作戦時の戦闘服でしょうか。戦闘服はそれぞれもっています」
「ストーク、兵士の装備は、お父さんに、言えば良いよね」
「そうですね。ルステインの兵士の装備はスサン商会のものですから」
「戦闘服は、後で、出してね。予備も必要でしょ?」
「はい、よろしくお願いしやす」
「ストーク」
「かしこまりました」
「もし強化できるなら、よろしくね」
「一度見せて参りましょう」
「うん。あとはご飯だね」
「フィグさんが通いになった以上どうしても必要になりますね」
「うーん。料理ギルドに、頼もうか」
「そうですね。それまでしばらくはフィグさんに作り置きしてもらいましょう」
「あと、問題はありそう?」
「なさそうですね」
「じゃあ、最初の命令を、出すね」  
「はい」
「3日間休暇」
「えー」
「マジですか?」
「良いんですか?」
「3日間、遊びながら、ルステインの街を、大体把握してくれる?」
「わかりやした」
「そういう事なら休みます」
「遊んで良いってすごい」
「ストーク、お小遣い」
「はい。後ほど渡しますね」
「もう少ししたら、ロイック兄さんの、結婚式で、色々動いてもらうからよろしくね」
「「「はい」」」
「うん。それじゃ僕は色々準備があるから。ストーク、王城に速文打っといて」
「かしこまりました」

 キッチンに行くとフィグさんが出勤していた。ナビがフィグさんの肩にのる。

「フィグさん、おはよう」
「おはようございます」
「フィグさん、兵士雇ったの」
「そうなんですか?」
「うん。雇ってた青の技ブルーアーツに兵士に、なってもらった」
「そうですか。ご飯も用意しなければいけませんね」
「うん。フィグさん、料理人雇うまでお願い」
「わかりました」
「あ、みんなに、フィグさんのこと、伝えるの忘れた」
「あとで皆さんに伝えます」  
「よろしく」

 料理を始める。ロイック兄さんの結婚式に出すメニュー決めの為だ。お姉さん達に味見をしてもらわないと。ナビは後ろ足で立ってくれくれしている。にゃーにゃー言ってる。

「ナビ、お座り」
「にゃにゃ」
「ふーん。あげようと思ったのに」
「にゃー」
「ほら、お座り」
「にゃー」
「はい、どうぞー」

 ナビに味見をさせる。美味しいかな。

「にゃー」

 ナビは飛び上がる。ふわふわ浮かび喜びを表す。

「ナビ、グルメかも」
「そうですね」

 そのまま何品か作り上げてキーカとサッチにお姉さん達を呼びにいってもらう。

「リョウ君ありがとう」
「どんなお料理がいいのか考えてくださったのですね」
「…美味しそう」
「食べて、みて」

 マリカ姉さん、ケリィ姉さん、ジェンが試食する。

「ああ、美味しい」
「これは全て出していただきたいですわ」
「…美味しい」
「全ては無理」
「ですよね。選ばないといけないんですよね」
「そう」
「あー。どれにしようかしら」
「悩みますねえ」
「…どれも美味しい」
「その一品、ひとつは、作ってもらう」
「えー。私料理は…」
「私もです。申し訳ありません」
「…切るのは得意」





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