3 / 75
お題/胴回り 一年目 四月七日
しおりを挟む
小学生の頃赤胴だった君はよく目立った。まさか高校で同じクラスになるなんて。
「有坂くん? まだやってる?」
「蔵さんも?」
首を振ってポニテが揺れる。僕は目に見えてがっかりしたらしい。
「応援する」
「リベンジしたかった」
「フフ」
決勝で負けた時と同じ笑顔に、胴一本入った。
「有坂くん? まだやってる?」
「蔵さんも?」
首を振ってポニテが揺れる。僕は目に見えてがっかりしたらしい。
「応援する」
「リベンジしたかった」
「フフ」
決勝で負けた時と同じ笑顔に、胴一本入った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる