【詩集】冴えない日々の真ん中で

椿英-syun_ei-

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習作3

気付かないフリをしている

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私の何かが滞っているとき
窓を開けて 目に見える境界を曖昧にする
街の音はいつもわずかに
頭の音を連れ去ってゆく

孤独が好きだと言ったならば
永遠とも思える音信不通
半年に1度は連れ出してほしい
偶然近くにいるぐらいなら
こんな私もできるはず

わがままの定義があるとすれば
理想の幸せと類似している
途方もない欲を持つ人類に
自制とはなんと空虚な言葉か

斜に構えている いつも いつも
幸せにはなれない角度で
私は私を諦めている

偶像崇拝をやめられない
捨てられずにいるゴミの山
勝手にキレて 買い足してゆく
どこに行っても満ち足りない

そういことに気がつくのに
あと何年の月日がいるのか

私はまだ 気づかないフリをしている
私はまだ 気づかないフリをしている
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