【詩集】冴えない日々の真ん中で

椿英-syun_ei-

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習作2

雨宿り

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グチャグチャだ
グチャグチャだね

朝までかけて片付けようか

そんなこと言って
仕まえる場所もよく分からないから
いつまで経っても終わりはしないんだけど

カーテンの隙間から雨の音
せっかくだから散歩でもしようか
びしょ濡れになって伝う涙
そういうものもお洒落だと思う

駅のホームと改札口
終電がやってくるのを待つ
ヘルメットの男たち
僕の毎日を支えてくれる
知らない人たちの日々のルーティン

途切れたらきっとどこにも行けないのに
蔑んでいるバカな人たちは
一体何を守っているんだろう

あ、すみません、邪魔でしたよね
僕っていつも邪魔なんですよ

排水溝を伝ってきれいになれたら
随分楽だと思うんですけど
ヘルメットを被って生きてゆくには
度量の底が浅すぎるんです

バカをバカだと見抜けても
賢い人にはなれないんです

哲学的なことを考えてるときは決まって
自分が空っぽであることを嘆いている

それなのに
同じような光に群がっては
偶々出くわした才能とやらに
怖気づいて光を失う

間に合いますかね、僕のレールは
行きたい場所まで続いてるでしょうか

自慢ではないですが
きっと右も左も分からずに
思わぬところに繋がってしまうような
そんな予感がしています

グチャグチャなんですよ
僕の人生は
それでもなんか楽しいんですよね
地図でも読めたらよかったんですけど
こんな雨じゃ滲んじゃいますかね

楽しめたら良いですね
こんな夜を
もう少しだけ
屋根の下にいてもいいですか
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