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謝り合うのはお終い
しおりを挟む私は朝食…いえ、昼食かしら。をとるためにサロンへ行きます。
するとそこには両親と祖父母それからダグラスもいます。
あら、皆様お早いのですね
「おはようございます。
寝過ごしてしまい申し訳ございません。また、昨日は一人で部屋に籠ってしまい申し訳ございませんでした」
私がそう頭を下げるとすかさず
「ステフ!やめて頂戴!あなたが謝る必要なんてないわ!それに私たちがあなたに頼りすぎてあなたにばかり背負わせてしまってなにも気付かなかったからこんなことになってしまったの。
謝るのは私たちよ。本当にごめんなさい」
そうお母様が逆に頭を下げてくれます。それに続くように父も祖父も「すまなかった」と頭を下げてくれます。
でもそんなことは望んでいません。
「ステフ、本当にごめんなさい。元はといえば私のせいよね。私が自分によくしてくれたからと言ってあなたに結婚を勧めてしまったから。あなたの幸せを願っていたけど取り返しもつかないことをしてしまったわ。本当にごめんなさい」
「………そうですね。お祖母様の恩の小ささを聞いたときは正直愕然としたわ。
それでもこれがお祖母様のせいだと思ったことはないわ。だってジョシュエルの近くにいたのも結婚すると決めたのも私。強要された訳ではないもの。だから謝って頂く必要はありません。もしかしたら私と結婚したいという方はもういないかもしれないけどその時は遠縁の親戚でも養子にすればいいだけの話しですわ。だからもう謝り合うのはお終いにしましょう。
それよりもこれからのことについて話しがしたいですわ」
私がそういうと下げていた頭をあげてくれ、みんな私に抱き着きに来てくれます。
「ステフはなんていい子なの。あんな男にはもったいないのよ!!
あなたは私たちの誇りよ!それにあなたと結婚したくないという男なんて見る目がないだけ。絶対に釣り書が山のように来るわよ!!」
「「そうだ!!ステフは私たちの宝だ!それを泣かせるやつなどどんなことをしてもその報いを受けさせてやる!!」」
そんな言葉が聞こえてきましたが、とりあえず皆に席についてもらい、食事の準備をお願いします。
とりあえずお腹がすきました。
だって昨日のパーティーでは当たり前ですが、なにも食べていませんし、その後泣いて泣いて眠ってしまったせいでなにも食べていません。お腹が空いたのです。
ちらっとダグラスをみると、彼もこちらを見ていたようでばちっと目があいます。
彼はニコっと微笑んでくれますが、あんなに泣いたところを見られて私はきまずさしかありません。すっと目を逸らしてしまいます。
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