魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました

紗南

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「ここからはパーティの動きを学ぶよ」
「はい」

今日は中級ダンジョンにやってきた。中級ダンジョンは50層まである。

シルとハルトさんとユーグさんと4人で後方になった。

「マスターは前のはずだが……」
「何か言ったか?ハルト」
「いえ、何でも」

シルは前衛なのね。メンバーからいってそうなるよね。前衛がミーアさんとジョンさんだけだ。ジョンさんは盾職でミーアさんは斥候としての参加だから攻撃はしない予定だ。前衛の攻撃が誰もいない。

「シル、前に言っても大丈夫だよ?」
「ティナは俺が側にいなくても寂しくないのか?」

そんなに遠くに離れるわけではないし寂しいとは思わない。だけど、落ち込んでしまったシルにそれを言うのは口にできなかった。

……。

「ぎゃーー!!」
「いやーー!!」
「無理ぃーー!!」

ダンジョンに入ってすぐ魔物を見て私の悲鳴が響きわたる。

「シル! 抱っこ!!」

半泣き状態でシルに抱っこしてもらった。

「ティ、ティナちゃん?」
「やだぁーー!!」

悲鳴を発しりながら魔法を連発する。

「連携のお勉強が……」

だって聞いてないよ! 虫ばっかりの魔物なんて!カサカサっていう音すら無理! 

「どうしましょう?」

帰りましょう! そうしましょう!

「虫ダンジョンは多いから避けて通れないだろう」

ユーグさん、そんな情報は入りません!虫ダンジョンなんて、もう入らないから!

「とりあえず進みましょうか……」

まじか!? 帰らないのね……。

見るのも嫌ので目を閉じてシルの胸に顔を埋めた。音も聞こえないように耳も塞ぐ。

「そっちじゃない。こっち!」

目を閉じていてもマップは分かるようになってたので最短距離を示した。

「ティナちゃん、ドロップをーー」
「入りません!」

虫魔物の素材なんて無限収納にさえ入れたくない。魔石すら無理だ。

「……クランに寄付ってことにしておくね」

好きにして。本当にいらないから!

魔物の反応がある度に即座に魔法を使う。虫なんて全部消えてしまえ!と思い闇魔法を放っていた。だけど、ダンジョンなのでドロップはする。

「ティナちゃん、見てなくても魔法を放てるのね。それも100%の命中率」

ミーアさん、私も初めて気が付いたよ。マップに赤い点滅が出て、そこに意識しながら魔法を放てば魔物に当たる。

「10層のボス部屋だよ。魔物はーー」
「言わなくていいです!是非、言わないままでお願いします!」

想像するのも無理だ。ハルトさんの言葉を遮った。中に入って即座に魔法を放つ。

「戦利品は素材とスキル書だったよ。スキルは隠密。いる?」
「虫から出たと言うだけで無理です!」

20層のボスも倒して25層のセーフティゾーンで1泊することになった。本来は16層の予定だったが私の様子により皆が走り抜けてくれた。

「ティナちゃん、顔が酷いことになってるわよ」
「……グズッ。【洗浄】」

シルの胸から顔を上げた途端にミーアさんから指摘が入る。鼻をすすりながらクリーンを掛けた。それでも赤くなってしまったであろう目や鼻はそのままになってる。

「虫の魔物が嫌いな女性は多いが、ここまで酷いのは初めて見たぞ」

ジョンさんに言われるが私は何も返せない。前世はここまでではなかったと思う。きゃーきゃーは言ってたけど、死骸を片付けられなくて途方に暮れてたけどね!

「それにしても罠にも遭遇しなかったけどティナちゃんのせい?」

罠? そんなのあるんだ。もしかして、点滅じゃなくてずっと赤くなってたのが罠なのかな?いつもと光り方が違うって思ってたけど怖くて確認出来なかった。

「いつもと違うと思うのもありましたが、虫だと思って闇魔法でなくしてました」
「罠まで消せるなんて凄い魔法ね」

これからも使えそうだ。

「なぁティナ……、そのローブや服は平気なのか?」

シルに言われたことが分からなくて首を傾げる。

「気が付いてないのか。知らせない方がいいのか。でも、いつかは知るよな……」
「シル、何?」

後で知るなら今知っても問題ないと思う。

「……ティナが着てる服の素材はアラクネだ」
「そうだね」

その情報は既に知ってる。

「アラクネとは上半身は人間だが……、下半身は蜘蛛だ」
「ーーっ!!」

私は言葉を失い、次の瞬間には服を脱ごうとした。だけど、シルに止められる。

「無理無理だって!!」
「知らなかったんだな」

アラクネが何だか気にしたこともなかったよ。

「シル、脱ぐから! 脱ぎたいの!」

脱がないように防いでいるシルの腕を叩く。

「ティナが持ってる服の全てがアラクネだぞ。まさか裸を俺以外に見せるつもりはないよね?」

子供の裸なんて皆は見ても何とも思わないよ。それより、この服を着てる方が問題だ。

即刻、神通販を起動した。

・ローブーー100,000,000,000,000
    世界樹の葉で出来てる。サイズ調整、温度調節、自動修復、防水。
・シャツーー100,000,000,000,000
    世界樹の葉で出来てる。サイズ調整、自動修復。
・スカートーー100,000,000,000,000
    世界樹の葉で出来てる。サイズ調整、自動修復。
・靴下ーー100,000,000,000,000
   世界樹の葉で出来てる。サイズ調整、自動修復。
・ブーツーー100,000,000,000,000
    世界樹の葉で出来てる。サイズ調整、自動修復、防水。
・下着ーー100,000,000,000,000
    世界樹の葉で出来てる。サイズ調整、自動修復。

良し! リアルタイムでオススメに出て来てた。各色、購入する。アラクネに比べて高いが魔力無限なので気にしない。他にもパジャマとかリボンとか色々と購入した。

「シル、着替える! 今すぐに!」

私の迫力に負けたのか、シルが私を抱っこして魔法テントに入る。さっさとアラクネの服は脱ぎ無限収納の中に入ってるのも含めてシルに渡した。

買ってもらった服を着ないのは悪い気はするが、アラクネは無理だ。

「な、なぜ?」

着せてもらった服を見て赤面する。どれもシルの虹色がどこかに入っていて、スカートはミニになっていた。

「俺の買った服が着れないのは悲しいが、ここまで俺の色を纏ってくれているのは幸せだ」

シルが蕩けた笑みを向けてくる。私の真意じゃないからね。リュヌ様の仕業だ。

「しかし、世界樹の葉とは……」
「珍しい?」
「世界樹の葉で服を作るなんて聞いたことがない。アラクネの糸が最高級だ。それはそれを上回ってる」

アラクネの糸が最高級だなんて、なんて世界だ。神通販が無ければ魔物の毛皮になっていたのか。それも何だか嫌だな。

ご飯を食べるために皆のところに戻る。

「あら!ティナちゃん、可愛くなったわね!」

今までは単色のローブだった。今回買ったのはどれも虹色の刺繍が縁にされてる。ミーアさんに褒められたが、シルの色を纏ってると再認識され恥ずかしくなった。

ご飯を食べてると明日のことをシルが話し始める。

「明日は早く出るぞ。他に被害が出る」

セーフティゾーンには私たちだけではなく他のパーティもいる。早く出ないと私が殲滅して彼らの分がなくなる。きっとシルはそれを危惧したのだろう。

いつもは自分で座りたがるが今日は無理。ずっとシルの膝の上を陣取った。お風呂に入る時も髪を乾かしてもらう時も決して離れられない。セーフティゾーンだから魔物が入って来れないことは頭では理解してる。でも、心が拒否るのだ。

シルが世話しにくそうにしてたが気にしない。今の私にそんな配慮は出来ない。

「ティナ、これは寝にくくないか?」

仰向けになったシルの上に乗っかっていた。

「大丈夫。ポカポカして気持ちいい」
「それならばいいが……」

私も初めは寝にくいだろうと構えてたが、思いのほかそんなことはなかった。逆に落ち着く。

翌朝、早くに起こされ出発となった。

「とりあえず急いで行くぞ」

超特急でお願いします。

昨日と同じように進んで行った。そのおかげでたった2日で制覇出来た。

「こちらのダンジョンは初制覇になりますので、1,000ポイントとなります。残り78,967ポイント、冒険者学園の卒業でBランクとなります」

2日で1,000ポイントは多いはずなのに、心労が凄かったせいか少ないと感じてしまう。

「シル、虫ダンジョンはもういかないよね!?」
「ずっと抱っこしててやるからな」

それは行くということなの? 鬼だ。やっぱり女性に甘いクランじゃないよ。ガルクさんの嘘つき! ここにいないガルクさんに八つ当たりした。

【名前】ティナ
【年齢】5歳
【レベル】473
【体力】483
【魔力】∞
【物理攻撃】94
【物理防御】94
【魔法攻撃】47,300,000
【魔法防御】47,300,000
【属性】全属性
【スキル】全属性魔法Lv6、鑑定Lv5、無限収納、マップ
【ユニークスキル】神通販、経験値10,000倍、必要経験値1/100

殲滅してたから結構倒したのにあんまり上がってない。そんなに強い魔物はいなかったのかな。



普通の依頼がないか冒険者ギルドの受付けにきた。

「ゴブリンの巣の壊滅をお願い出来ますか? 報酬は1,000ポイント5,000ギルとなります。失敗時は2,000ポイントの減点、10,000ギルの違約金が発生します」

ゴブリンの巣はFランクの頃からしてたから楽勝だ。しかもFランクの時より貰えるポイントも報酬も大きい。これは受けるしかない。

「任せてください」
「とても大きい巣があると予測されてますので、お気をつけてください。先日も討伐に出たDランクパーティが戻ってきておりません」

Dランクで手に負えなかったから、Cランクの依頼になったのか。ゴブリンキングはDランクの討伐対象だし、数が多ければDランクでは無理なのかもしれない。

気合いを入れて街の外に出る。が、私はシルに抱っこされたまま。

「シル、離して」
「ん? まだ巣まではある」

巣直前まで、この状態なのね。ローブにもシルの虹色が入ってから更に甘くなった気がする。

マップで確認した限り1番、数が多いところに向かった。

「沢山いるね。1人でいける? それとも連携のお勉強をする?」
「そうだな。連携はダンジョンで学ばさせよう。ここはティナ1人だ。無理そうだったらジョンが助けに入る」

ミーアさんの提案にシルが答える。ゴブリンくらい何体いようとも問題ない。これくらい大丈夫だと示そう。

中から外に出られないように結界魔法を掛けた。

「行きます」

中に入り炎魔法で燃やし尽くす。ゴブリンキングが2体いたのか魔石が2個ほど手に入れた。

白い点滅があった部屋の前に行く。扉を開けると5人の女性が横たわっていた。

「【治癒】」

治癒魔法を掛けて毛布で包んであげる。

「大丈夫ですか?」
「あなたは?」
「Cランク冒険者のティナです」

彼女らは私ではなく私の後ろを見た。そして涙を浮かべると走り出す。

「怖かったですぅ」
「助けてくれてありがとうぅ」

そういってジョンさんとユーグさんに抱きついた。シルはいつの間にか私を抱っこしてる。ハルトさんは抱きつかれる前にジョンさんの後ろに隠れた。

「さぁ戻りましょう」

ゴブリンの巣なんかにいつまでもいるものじゃない。

「歩けませぇん」
「腰が抜けてしまってぇ」

え? 走ってたよね? 何を言ってるの?

訳が分からず首を傾げた。動けないというなら仕方ない。彼女らを風魔法を使い浮かばす。

「きゃっ!」
「何これ……」
「風魔法で浮かせてるだけですのでご安心を」

私が告げると睨まれた。何故、睨まれたか意味不明だ。

「怖いですぅ」
「抱き上げてぇ」

もしかしてジョンさんたちに媚びてるの?捕まって悲惨な目にあったというのに随分と心の余裕のある人達だ。

これは私の依頼だから他の人に手伝ってもらうのは気が引ける。このまま我慢してもらおう。

ゴブリンの巣を出て、暫くしたところでお昼にする。彼女たちにはミーアさんが携帯食を渡していた。私たちはピザにする。

「ティナちゃん、これは何?」
「調味料です。辛いですのでお気をつけください」

タバスコのことを聞かれて答える。

「からい?とは?」

この世界に辛い料理なんてない。辛いって言葉自体ないのだ。

「口の中がピリッとします」

私は子供舌なのでほんのちょっとだけ掛けた。それを真似して皆掛けてみてる。

「うおー、口の中が攻撃されてる」

ジョンさんはそう言いながらバクバク食べてる。辛いのが苦手なのかミーアさんは2切り目からは掛けなかった。逆にハルトさんはドバドバ掛けて食してる。

「あのぉ……、そちらは?」

助けた女性の1人が声を掛けてきた。

「これはティナちゃんの神の御加護。あなたたちにはあげないわよ」

ミーアさんがしっしと追い払う。だけど、彼女たちの視線は料理から外れなかった。

再出発したところで女性たちが話しかけてくる。

「私たち虹色の雫に入ってもいいわよぉ」
「必要ない」

シルがばっさり断った。それなのに彼女たちは諦めない。クランに入ってもいいって言ってるということは彼女たちが戻ってきてないDランクパーティなのかな?

「だってぇ、虹色の雫って女が少ないんでしょぉ?」
「私たちならクランの花になれると思うのよぉ」

甘えたような声を発し、流し目をジョンさんたちに送ってる。

「ゴブリンに負けるような人は必要ありません」

ハルトさんもきっぱりと拒絶を示した。

「そんなぁ」
「せめてぇ、1晩だけでもぉ」
「そぉですぅ。慰めてくださぁい」

色仕掛けをし始めた。何と言っていいか分からず成り行きを見守る。

「男娼をお買い下さい」
「ゴブリンに取られてお金もないんですぅ」
「その辺で見繕ってください」
「そんこと言わないでぇ。ね? お願い」

冷たくあしらわれてるのに彼女たちは諦めない。何というしぶとさなんだろうか。

そんなやり取りをしてるうちに街に着いた。彼女たちを門兵に預けて私たちはギルドに向かう。

1,000ポイント、5,000ギルを手にし残り77,967ポイントになった。



「うー……」
「ティナ、起きよう?」

シルが優しく促してくれるが布団から出たくない。暖期が終わり寒期がやってきた。春や秋はなく、突然に気温が変化する。

「ティナいい子だ」

子供扱いされながら布団から出される。寒さが肌に染みブルりと震えた。手早くシルが着替えさせてくれる。こんなに寒いのにショートパンツだ。ローブが温度調節があるから下は何を着ても同じだが、見てるだけで寒くなる。

「もう大丈夫だな」

ローブを被せてから言われるが。

「顔が冷たい」

暖期は体が涼しければ平気だったが、寒いのは出てる部分が冷たさで痛い。

フードを被りたくなったが、綺麗に整えてくれた髪が乱れるから我慢する。シルは暖期と変わらない格好をしてた。

「シル、寒くないの?」
「古代竜は暑さや寒さを殆ど感じない」

羨ましい! 古代竜、最強じゃん!

食堂に行くとミーアさんは相変わらずの露出が激しい服を着ている。ジョンさんとユーグさんもベスト1枚羽織ったかなって感じだし、ハルトさんは少し厚手のローブになってる。皆、あまり変わらないのに平気な顔をしてた。

「皆さん、寒くないのですか?」

率直に質問してみる。

「寒いわよ。でも厚手にしちゃうと動けないからね」
「俺もそうだ。厚着したら弓を扱いにくくなる」
「俺は平気だな。筋肉が守ってくれてる」
「僕は結構、着込んでるよ」

顔には出てないけどミーアさんとユーグさんは寒いと思ってるのか。筋肉が寒さから守るとはジョンさんらしい。ハルトさんは着込んでるようには見えない。

「さて再チャレンジするよ」
「虫ではないですよね?」
「大丈夫! 違うよ」
「絶対ですよ」

念を押して虫ダンジョンではないと確約をもらう。

ダンジョンに入ると寒さが和らいだ。ダンジョンには暖期、寒期なくいつも気持ち良い気温になっている。

1層はホーンラビットで10層まで続く。先にミーアさんが索敵に行き、罠等を解除してくる。罠はマップでは赤く光ったままの状態で解除すると消えていった。

ホーンラビットは大きな白い兎に角の生えた魔物だった。3体来たのをジョンさんが盾で受け止め、私とシルが魔法を放ってユーグさんが弓を射っていく。シルは今回も後衛で私の隣を陣取ってる。

ドロップは角と肉と魔石だった。

10層はキングホーンラビットでジョンさんが受け止めてから魔法を撃った。ドロップは魔石と錬金のスキル書だった。

「錬金ってスキルなんだね」

シルに話しかけると苦笑いされる。

「本当は錬金スキルがないと錬金は出来ないはずなんだがな」

私はないけど出来るよ。

「どういうこと?」
「俺にも分からない。錬金スキルないのに錬金ギルドに登録ができたのも謎だ」

シルにさえ分からないなんて、私には更にさっぱりだ。

「んー……、神様に聞いてみる?」

シルの前でリュヌ様とは言わない。焼きもちやくから。

「そうだな。ダンジョン制覇したら神殿に行ってみるか」

11層に下りると魔物が変わった。今度はボア系の魔物になる。

ボアの強烈な突進をジョンさんは軽々と受け止める。私だったら弾き飛ばされてるなと思いながら魔法を放った。ドロップは肉、牙、毛皮、魔石だった。

16層まで来てセーフティゾーンで1泊する。他にも何組かパーティがいて、空いてるところに魔法テントを出す。

エンブレムをしてるせいか他パーティの視線が集まってる。

「なぁ? 虹色の雫に入るのには、どんな条件があるんだ?」

食事をしてると1つのパーティが話しかけてきた。他パーティも耳を傾けてる。

「基本はメンバーからの勧誘があり、そして幹部の面接が主です。または年に1回ほど募集を掛けてますので、それに応募して試験を突破しなければなりません」

ハルトさんが丁寧に教えてあげてた。

「募集はいつ頃、掛けるんだ?」
「暖期になったら直ぐです」
「強さの目安とかは?」
「応募者のランクや職種によって異なります。ランクより低いステータスと判断されれば入ることは出来ません。最低でもランクと同等の強さが求められます」

詳しい条件が決まってるんだね。私はシルの番だったためかシルだけにステータスを見られ、そのまま入る感じになったからな。面談しに行ったけど面談という面談はなかった。

質問してきたパーティは満足したのかお礼を言って戻って行った。

「募集の時期になったら皆忙しくなるね」
「ティナも一緒だからな。俺から離れるのは駄目だ」

そう言われると思ったよ。

皆と別れシルと魔法テントに入る。お風呂に入ってベットの上でステータス確認する。

【名前】ティナ
【年齢】5歳
【レベル】475
【体力】485
【魔力】∞
【物理攻撃】95
【物理防御】95
【魔法攻撃】47,500,000
【魔法防御】47,500,000
【属性】全属性
【スキル】全属性魔法Lv6、鑑定Lv5、無限収納、マップ
【ユニークスキル】神通販、経験値10,000倍、必要経験値1/100

殆ど、変わりないな。

「難しい顔をしてどうした?」
「レベルがあまり上がらなかったの」
「ティナは十分に強いぞ?」

魔法はね!

「あと少しで物理も100になるから頑張りたいの」
「ティナに物理は必要ないよ」

攻撃は私もそう思うけど、防御もあるから最低でも3桁は欲しい。出来れば4桁だけど、そうなるとどれだけレベルが必要になるか。

「不満か?」
「防御はもうちょっと欲しいの」

今のままでは結界を途切れさすのが怖い。

「俺が守るから問題ないよ」

そうだねって言いそうになって慌てて口を塞いだ。ここは流されないそう思ってシルを睨みつける。

「大丈夫だ。番の契りをすればステータスが上がる」
「そうなの?」

そんな副効果が?

「ああ。番の契りをすることで分かれていた魂が1つになったとされ本来の強さを取り戻すとされている」
「シルは今以上に強くなるの?」

笑顔で頷かれた。今でさえチートなのに、これ以上とは……。シルが怒ったら世界が滅びるね。

「明日も早いから寝るぞ」

シルに抱き込まれ魔力を流される。睡魔に流されながらシルにも魔力を送った。

翌朝、起きて朝ごはんを食べて再開する。

20層のボスはビッグボア3体だった。とても大きな魔物で盾職のジョンさんの1.5倍はある。それをジョンさんは何ともない顔で受け止めた。盾職って凄い!

体は大きな魔物だったが1撃で倒せた。勿論、シルもユーグさんも1発で倒してる。今回のドロップでもスキル書が出た。スキルは初級雷魔法だった。

「シルいる?」
「雷か……、今から覚えるのも面倒だな」

シルなら覚えたいと思えばスキル書を買うよね。

「でもティナが使えるのに俺が使えないのも嫌だな」

そこが判断基準なんだね。悩んだ末にシルはスキル書を使うことにした。スキル書を使用する場合はチームメンバーに相応のお金を払うところが多いが、今回は低級書だしお金には困ってないので貰わなかった。

21層から30層は猫系の魔物になる。前世、猫派だった私にはとても興味深い断層だ。但し、倒さないといけないので胸は痛む。

「わぁー!パンの実だ!」
「虫ダンジョンにもあったがな」

木にパンがなってる。早速取って口に入れてみた。ジョンさんが何か言ってたが気にしない。虫がいるところのパンなんて食べれない。

「少しだけ柔らかいけど美味しくない……」
「ティナちゃんのパンを食べてたらそうなるよ」

酸っぱさとエグ味があって何とも言えない味だった。全部は食べきれず捨てる。捨てたものも時間が経てばダンジョンに吸収される仕組みになってる。

「にゃんこー! 可愛いー!」

猫系の魔物を見て大はしゃぎした。

「いや……、目がギラついてるし涎が出てるよ? どこが可愛いの? マスターの竜体でも可愛いって言ってたけどティナちゃんの審美眼はおかしいのでは?」

きっと私とハルトさんの価値観が違うだけだよ。

こんな可愛いのを殺すなんて……!

何かいい方法はないか、神通販をみると猫じゃらしが売っていた。猫じゃらしを購入して試してみる。

「ティ、ティナちゃん、何してるの?」

周りの声は無視して猫とじゃれる。大きなにゃんこはゴロゴロ喉を鳴らしながら、猫じゃらしに夢中になった。

「ダンジョンの魔物が懐いてる?」
「ティナちゃんってテイマーの才能もあるの?」

スキルにテイムはないから才能はないよ。あるのは猫に対しての愛情だ。

暫く遊んでたら猫が淡くなって消えていった。そして素材がドロップされる。

「あれ?」
「……倒したな」
「変わった倒し方だね」

遊んでただけなのに倒してしまったらしい。ショボーンと落ち込んでると新たなにゃんこちゃんがやってきた。勿論、猫じゃらしを使った。

「ねぇティナちゃん、私も猫よ?」
「ミーアさんは獣人です」

しっぽは魅力的だが人だ。人相手に猫のように接するのは失礼にあたる。

魔法を使って1撃での倒し方でなかったため24層で1泊することになった。予定は29層だった。

「明日からもアノ倒し方でするの?」
「ダメ?」

上目遣いでうるうるさせてみる。

「ティナの好きにしていいよ」

シルからのお許しが出た。皆も渋々、仕方ないなと言ってくれる。

「ティナちゃんの苦手な魔物は他にもいる?」

ミーアさんに聞かれたが分からず首を傾げた。猫は苦手じゃないよ。好きなのよ。好きすぎて殺せないけどね。

「アンデッドとかゴーストはどう?」

顔が青ざめた。前世、ホラー系全般無理でした。

「その様子だと駄目みたいね」
「虫と同じようなことになるのか?」
「アンデッドは上級ダンジョン以上では必ずいるぞ?」

もしかして私って冒険者として致命的なのでは?

「大丈夫だぞ。俺がそばにいるからな」

シルに言われて抱きつく。

ステータス確認したが1レベルも上がってなかった。

翌日も猫と戯れながら進んでいく。30層のボスはクィーンキャットで今までの猫より大きく毛並みもいいにゃんこちゃんだった。

勿論、魔法なんて放てなくて戯れる。少しぐらいいいかなと触ってみるとモフモフだった。手触りの良さに私がウットリとしてしまう。

まだ触りたかったのににゃんこは消えてしまった。ドロップ品は魔石とスキル書双剣術だった。

「ティナ、触るなら俺を触れ」

魔物にも嫉妬するのね。でも古代竜を撫でるのは気持ちよかったから頷く。

31層から40層は植物系の魔物であちらこちらから触手が出てきた。それを全てジョンさんが防ぐ。ドロップは植物の液体と魔石が落ちた。

32層で1泊する。夕食にカレーを出した。私とミーアさんは甘口で逆にハルトさんには激辛にする。他の人は中辛にした。だが皆戸惑って口にしない。

「ティナ、これは食べ物なのか?」
「とても美味しいよ」

なかなか食べさせてくれないので自分でスプーンを握るが取り上げられてしまう。シルは恐る恐るカレー1口食べた。

「これは……」
「美味しいでしょう?」

シルは頷き、私にも食べさせてくれる。それを見てた皆も食べ始める。

「ミーアさん、辛さは大丈夫ですか?キツかったらコレを入れて食べてください」

らっきょうをミーアさんの前に置く。福神漬けよりらっきょうの方が辛さ和らぐんだよね。ミーアさんはらっきょうと一緒にカレーを食べてた。

「ティナちゃん、これもっと辛くならないの?」

どれだけ辛いのが好きなのハルトさん。何を渡せばいいのか分からず適当に唐辛子粉を出した。ハルトさんはそれをたっぷり入れて食べてる。

「ティナちゃんはいい嫁になれるな」

ジョンさんがそう言ってくれたが、これは私が作った訳では無い。神通販で購入しただけだ。料理はほとんど出来ない。前世は仕事が忙しくて料理をする時間なんてなかった。毎日、外食かコンビニ弁当だった。

夕食が終わり魔法テントに入る。お風呂に入り、ベットで寛いでるとシルに後ろから抱きしめられた。

「ティナの服を俺が買えないのが辛い」

そうは言われてもアラクネは無理だ。シルも神通販を使えればいいのにな。でもシルの魔力では世界樹の服は買えない。どうしたらいいのか考えてたらシルのスマホが鳴った。

私とシルしかスマホを持ってないのにどこから?

シルがスマホを確認すると【神通販】というアプリが増えていた。

「シル、これ……」

シルは神通販のアプリをタップする。すると、私の服だろうと思われる画像がズラリと出てきた。私みたいにオススメとかはなく食事や素材もない。ただ私の服だろうと思われる服があるだけ。

シルが服の1つをタップすると、画面から私のミニチュアが出てきてシルの選んだ服を着ている。

「可愛いな」

そうだね。服は可愛いね。でもそれを着るのは私なんだよね? ショートパンツやミニスカートばっかり選んでる。

だけど、シルの魔力で買えるのかと思って金額を見てみると私が買うよりかなり少ない魔力量が示されていた。

何で魔力量が違うの?私の場合はぼったくり? まぁ無限だからいいけどさ。

シルは魔力限界まで服を買っていった。

「魔力切れだな」
「魔力が切れるとどうなるの?」
「だるくなる」

魔力が切れても死ぬということはないから安心だし、ポーション飲むか時間が経てば戻る。

買った服をシルは満足そうにアイテムバッグにしまうと私を抱え込んで眠りに入った。

次の日、早速シルが買った服を着せさせられる。今日はショートパンツだ。黒色で横に虹色の刺繍がされてる。

シルは満足そうに何度も頷いていた。私はさっさとローブを着たかったが時間いっぱいまで堪能された。

「マスター、機嫌がいいね」
「もしかして一線超えちゃった?」

ミーアさん何を言ってるの?私はまだ5歳よ!

「流石にそれは無いだろう」

ユーグさんに同意して何度も頷く。

「それより今日も頑張りしょう!」

無理やり話を終えてダンジョンに取り掛かる。階層が深くなれば深くなるほど罠の数も増えるので進みが遅くなった。闇魔法で消しちゃいたいが、そうするとミーアさんのお仕事がなくなっちゃうので我慢する。

40層は巨大な木の魔物で何本もの触手で攻撃してきた。ジョンさんが触手を抑えてるから本体を炎魔法で焼き尽くす。ドロップは液体と魔石だった。

41層で1泊し、41層から50層に挑む。魔物はオーク系になる。ドロップは肉と魔石だ。

「チョコレート?」

木に板チョコがなっていて気になって口にしてみる。

「苦っ……」
「「あはは」」

ジョンさんとユーグさんに爆笑された。

「ティナ無闇に口に入れてはダメだ」

だって板チョコだよ? 甘いって思うでしょう?苦いって知ってたなら先に止めてよ。

鑑定してみると【カカオの実】ってなっていた。これがカカオの実?前世と違うよ。でも、これって溶かして砂糖を入れれば甘くなるよね? 今度、ザンド商会にチョコレートのレシピでも売ってみるか。ついでにケーキのレシピも。

前世のカカオみたいな物体もあり中を確認するとココアパウダーになっていた。

少し早いが48層で1泊することになった。

「明日で制覇だね」
「連携も問題なくできてたな」

連携って言っても1撃で倒せちゃうから強敵を想定した場合はどうなるか少し不安だ。まぁ味方に当てるようなヘマはしないと思う。

漸く50層のボス部屋にきた。ボスはオークキングだ。中に入ると3体のオークキングがいる。

「3体もいるぞ」
「普通は1体だが……」
「問題ない。倒すだけだ」

シルの言う通りだ。倒しちゃえばいい。

「【重力】」

私は重力魔法で潰し、シルは風魔法で切り刻み、ユーグさんが頭部を弓で射った。

「流石はティナちゃん! 1撃だね」
「魔法は得意ですから!」

今のところ1撃で倒せなかった魔物はいない。皆も1撃で倒せてるし、これくらい出来なくちゃ一緒にいられないよ。

ドロップは肉、魔石、スキル書鑑定だった。

「中級で鑑定が出るなんて珍しいぞ」

普通は上級以上で出るみたいだ。それでも、出る確率は低く希少である。

「ミーア、ジョン、ユーグの誰かが使え」

ハルトさんの名前が出てこなかったけどいいのかな?

3人はくじ引きで決めてた。結果はミーアさんになった。ミーアさんは喜んで鑑定を覚えてる。

「これでティナちゃんの能力を……、あれ? 見れない?」
「すみません。結界魔法を使ってるので」
「ざんねーん!」
「ティナの能力は俺だけが知ってればいい」

ミーアさんは肩をガックリ落としていた。ダンジョンの外に出たけどまだ日が真上にあった。街まで魔導馬車で向かいギルドに行く。

1,000ポイント貰えて残り76,967ポイントになった。素材を売って皆で分ける。

「私、そろそろだから10日ほど中央に戻るね」

拠点に戻ってきたらミーアさんが告げた。皆は分かってるようだが私はさっぱりだ。

「何がそろそろ何ですか?」
「まぁティナちゃん!あれよあれ! 発情期」

最後ハートマークが付きそうな感じに言われた。私は理解し顔が熱くなる。

「そ、そうなんですね。お、お相手の方によろしくとお伝えください」

テンパって何を口にしてるか分からない状態になってる。

「相手ねー。いっぱいいるのよねー」

1人じゃないの?

「ミーアは猫族だからな」

シルが私の疑問に答えてくれた。獣性の関係上なのか。その辺りは詳しくないので分からない。まぁ本人がいいならいいのかな。ミーアさんが不幸にならないのであればそれでいい。

ジョンさんとユーグさんも1度中央に戻るということで10日間ほどの休みが決まった。

【名前】ティナ
【年齢】5歳
【レベル】478
【体力】488
【魔力】∞
【物理攻撃】95
【物理防御】95
【魔法攻撃】47,800,000
【魔法防御】47,800,000
【属性】全属性
【スキル】全属性魔法Lv6、鑑定Lv5、無限収納、マップ
【ユニークスキル】神通販、経験値10,000倍、必要経験値1/100

「ねぇシル、ハルトさんは鑑定スキルを持ってるの?」
「ないぞ」
「何でハルトさんを除外したの?」
「ハルトにはクラン内の売買を担当してもらってるから、これ以上の負担は避けたいのだ。鑑定スキルあれば他のことも任せることになるからな」
「鑑定スキルあった方が売買する時にも役に立つのでは?」
「中には鑑定内容を信じない者がいてな。鑑定スキルの結果は他の人に見せられないが、鑑定の魔道具なら結果を見せられる。だから売買する時は魔道具を使うんだ」


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