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16. 初戦!そして…夏休みの2人
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Ready go! Battle start!!
クラン対抗フェス。
俺達『騎士達の午睡』の相手は格上の『光速』。
何せ、10人全員がNランク。こちとら半数以上はBg。
でも、レア機体が多いのはコッチ。
向こうの機体でレア機体は、クランリーダーの『RG-01』機体名『流星』だけ。両腕を改造してミサイルボックスにしてる。で右肩にCg500S、左肩にG L-06。実体弾のみの武装だから、弾切れしたとしても攻撃力の高さを選んだって事だ。手を改造してるから格闘系武装を持てない上に、腕部ラッチも無いから盾も装備出来ない。ホントに攻撃重視。でも移動速度が半端無いから、当てるのはかなり厳しいと言える。
普通ならば、ね。
しかし!『Za-98改』は強化レーダーを装備してる。ロックオン機能があるのはミサイル系だけじゃないんだぜ!
「そこだぁ!」
ビル影に入ったところで跪きランチャー発射態勢。脚部ロックオンでBGL-05を打っ放す。
バゥウン!ドガガーン‼︎
「な…」
四つ脚タイプの耐久力はグレネードランチャーの直撃に耐えられない。
「よっしゃあ!」
脚部を破壊されたシューティングスターはひっくり返ってしまう。トドメって思ったけど、別の機体が2機向かってくる?
ローラーダッシュ!
脱兎の如く、俺はその場を離れた。
「お見事!後は任せて」
そこへ飛び込んでくる機体!
白鳥先輩の『RD-36』、その名も『アールグレイ』だ。左手装備の Hb-03を振り翳して‼︎
「援護します」
ダッシュ中も使える武装。小型ミサイルを4連射で放つ。1射4発のミサイルは『アールグレイ』に向かってくる2機の『RG-101』へ。過たず16発のミサイルは2機に命中。部位ロックオンはしてないけど、8発も当たれば部位破壊だって上手くいけば。よし!1機は脚部破壊で身動き出来なくなった。
この、クランリーダーを仕留めた戦いが全てだった。俺と白鳥先輩が攻撃として敵主力とぶつかる。攻撃の陣地奪取は白鳥京香さんの『RD-34』、夏希と翔子ちゃんの『RD-32』が攻め込み、残りの5機が味方陣地をしっかりと守る。
機動力のある相手には機動力。
しかも、俺は兎も角RDシリーズは高機動重量級タイプの機体だから、四つ脚タイプについていけさえすれば、耐久力ほ此方が遥かに有利。
白鳥先輩は奇を衒わない、至極オーソドックスな戦法で挑んだんだ。
結果見れば、それが大正解って分かる。
守備は確かに傷付いたものの撃破された機体はなかった。
俺達『騎士達の午睡』の完勝って言える。
GAME!
won by 『騎士達の午睡』
「やったね」
って、オイ、抱きついてくるな!
俺の部屋で2人っきりなんだぞ?
「インターバルの間にお茶の準備するね」
「飯でもいいんじゃね。次の対戦は…」
「30分後だよ?流石にお昼は作れないよ?」
「冷凍炒飯あったろ?あれとカップ麺でいいけど」
言いながら、俺は『ダークホース』の補修と補給を行う。ローラーダッシュ中使えるのがミサイルだけだから、どうしても使用頻度が上がる。弾薬補給が増える。小型ミサイルだから確かに弾薬代はそれ程でも無いんだけどね。使い切ると60発分だから。
ふと、何気に横を見ると俺の机に夏希のスマホ。
待ち受け画面になってる?
こないだの買い物での自撮り。
アイス片手に嬉しそうな夏希と、やべ、俺、ちょい疲れ気味の顔してねーか?
買い物なげーからなぁ。
「アキラ!コーヒー、入ったよー!」
「今行く!サンキュー‼︎」
アイツのスマホを持つ。俺のはポッケ。
下のリビングへと。
「ほれ。補給は」
「これから。でも今回は殆どRbr001だったから。BDK12装備しなかったし」
威力はヤバい位に高いんだけど、バズーカは命中率が悪い。攻略ブログなんか見ても6割切ってるんだよな。しかも命中率を上げるオプションスロットの『ターゲット・スコープ』はスロット数が4だ。夏希の『ペガサス』は火力アップのオプション『Eアップ』と『弾数アップ』のせいで、空きスロットが3しか無い。
「このフェスでいいとこまでいけたら、何かチケットかレア装備ないかな?」
「うん、期待はしてるんだけどね」
後で白鳥先輩に言われてから気付いた。
クラン内で武器武装、勿論チケットもやり取り出来るんだと。
だから『ティータイム』でBgの京香さんが上位レア機体なんだ。
その恩恵を知るのは今日の反省会後なんだけど。
今日の3戦。
『騎士達の午睡』は全勝した。
クラン対抗フェス。
俺達『騎士達の午睡』の相手は格上の『光速』。
何せ、10人全員がNランク。こちとら半数以上はBg。
でも、レア機体が多いのはコッチ。
向こうの機体でレア機体は、クランリーダーの『RG-01』機体名『流星』だけ。両腕を改造してミサイルボックスにしてる。で右肩にCg500S、左肩にG L-06。実体弾のみの武装だから、弾切れしたとしても攻撃力の高さを選んだって事だ。手を改造してるから格闘系武装を持てない上に、腕部ラッチも無いから盾も装備出来ない。ホントに攻撃重視。でも移動速度が半端無いから、当てるのはかなり厳しいと言える。
普通ならば、ね。
しかし!『Za-98改』は強化レーダーを装備してる。ロックオン機能があるのはミサイル系だけじゃないんだぜ!
「そこだぁ!」
ビル影に入ったところで跪きランチャー発射態勢。脚部ロックオンでBGL-05を打っ放す。
バゥウン!ドガガーン‼︎
「な…」
四つ脚タイプの耐久力はグレネードランチャーの直撃に耐えられない。
「よっしゃあ!」
脚部を破壊されたシューティングスターはひっくり返ってしまう。トドメって思ったけど、別の機体が2機向かってくる?
ローラーダッシュ!
脱兎の如く、俺はその場を離れた。
「お見事!後は任せて」
そこへ飛び込んでくる機体!
白鳥先輩の『RD-36』、その名も『アールグレイ』だ。左手装備の Hb-03を振り翳して‼︎
「援護します」
ダッシュ中も使える武装。小型ミサイルを4連射で放つ。1射4発のミサイルは『アールグレイ』に向かってくる2機の『RG-101』へ。過たず16発のミサイルは2機に命中。部位ロックオンはしてないけど、8発も当たれば部位破壊だって上手くいけば。よし!1機は脚部破壊で身動き出来なくなった。
この、クランリーダーを仕留めた戦いが全てだった。俺と白鳥先輩が攻撃として敵主力とぶつかる。攻撃の陣地奪取は白鳥京香さんの『RD-34』、夏希と翔子ちゃんの『RD-32』が攻め込み、残りの5機が味方陣地をしっかりと守る。
機動力のある相手には機動力。
しかも、俺は兎も角RDシリーズは高機動重量級タイプの機体だから、四つ脚タイプについていけさえすれば、耐久力ほ此方が遥かに有利。
白鳥先輩は奇を衒わない、至極オーソドックスな戦法で挑んだんだ。
結果見れば、それが大正解って分かる。
守備は確かに傷付いたものの撃破された機体はなかった。
俺達『騎士達の午睡』の完勝って言える。
GAME!
won by 『騎士達の午睡』
「やったね」
って、オイ、抱きついてくるな!
俺の部屋で2人っきりなんだぞ?
「インターバルの間にお茶の準備するね」
「飯でもいいんじゃね。次の対戦は…」
「30分後だよ?流石にお昼は作れないよ?」
「冷凍炒飯あったろ?あれとカップ麺でいいけど」
言いながら、俺は『ダークホース』の補修と補給を行う。ローラーダッシュ中使えるのがミサイルだけだから、どうしても使用頻度が上がる。弾薬補給が増える。小型ミサイルだから確かに弾薬代はそれ程でも無いんだけどね。使い切ると60発分だから。
ふと、何気に横を見ると俺の机に夏希のスマホ。
待ち受け画面になってる?
こないだの買い物での自撮り。
アイス片手に嬉しそうな夏希と、やべ、俺、ちょい疲れ気味の顔してねーか?
買い物なげーからなぁ。
「アキラ!コーヒー、入ったよー!」
「今行く!サンキュー‼︎」
アイツのスマホを持つ。俺のはポッケ。
下のリビングへと。
「ほれ。補給は」
「これから。でも今回は殆どRbr001だったから。BDK12装備しなかったし」
威力はヤバい位に高いんだけど、バズーカは命中率が悪い。攻略ブログなんか見ても6割切ってるんだよな。しかも命中率を上げるオプションスロットの『ターゲット・スコープ』はスロット数が4だ。夏希の『ペガサス』は火力アップのオプション『Eアップ』と『弾数アップ』のせいで、空きスロットが3しか無い。
「このフェスでいいとこまでいけたら、何かチケットかレア装備ないかな?」
「うん、期待はしてるんだけどね」
後で白鳥先輩に言われてから気付いた。
クラン内で武器武装、勿論チケットもやり取り出来るんだと。
だから『ティータイム』でBgの京香さんが上位レア機体なんだ。
その恩恵を知るのは今日の反省会後なんだけど。
今日の3戦。
『騎士達の午睡』は全勝した。
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