詩集「セカンドムーヴメント」第1小節

緋熊熊五郎

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016 さなぎ

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016 さなぎ

「さなぎ」
少し前までは青葉を食べ
こちらを見上げてツノを出していた青虫
いつの間にか気がつかないうちに
金色のさなぎとなってひっそりと息づき
闇の中で変身の時をじっと待っている
ふ化すればまばゆいチョウとなって
花の蜜を求めてきっと大人の恋をするのだろう
(opus016)
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