それは6人の物語

チェリー

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それは冒険の出発

6人の出会い

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それは6人がまだ別々に暮らしていた話である。ある少年リムルは貧しいわけではないが裕福な家庭でもない普通の家に生まれた。
リ「あぁー今日も暇だなぁ~だれか来ないかな~」
その時、軍の兵士達が扉を叩いた。リムルは「誰か」と言ってしまったのだからなのだろうか。
兵「おい!誰かいるんだろう!開けろ!!!!」
リムルはそれに対してびっくりしたが冷静をなんとか保って母に聞いた。
リ「開けて良いの?」
母「仕方がない。開けて良いわよ」
リムルは恐る恐る開けた。すると兵士はズカズカと入ってくるなり、こう叫んだ、
兵「リムルと言う奴は何処だ!!!」と
リムルはそっーーと手を挙げた。
リ「俺になんか用ですか?」
兵「王国へ来い!主人様が待っておる!」
リ「その主人様って?」
兵「ユズラル様だ」
リムルはほんのりと聞いたことの名前だったので小さい声でああといった。
兵「さっさと来い!」
母が止めた!
母「ダメです。うちの息子はここにいます」
兵「お前のことなど聞いておらん!俺はリムルに言っているのだ!」
すると、何かを注射器を取り出し、母に打ち込んだ。バタリと母は倒れてしまった。
リ「・・・っ!・・・」
兵「さぁ!」
リ「分かったから母には何も手は出さないでくれ・・・」
兵「ああ、もちろんさ!」
リムルは兵士達に従うしかなかったのだ。王国について見るなり、リムルは驚いた。なんせ広いからだ。
リ「うわぁー」
兵「こっちだ」
そして着いたのが王子の部屋だった。
兵「連れてきました。ユズラル様」
ユ「やめてください。様なんて。それよりこの子がリムルさん?」
兵「はい。そうでございます」
ユ「リムルさんに来てもらったのは俺の幹部になって欲しいからです」
リ&兵「「ええーーーー!!!」」
兵「これは、本気で?」
ユ「はい。一度この子と話してみたいのであなた達は出て行っても?」
兵「承知いたしました」と言うと兵士達は部屋から出て行った。
ユ「ふぅー、このキャラもしんどいんだよね~」
リ「え?」
ユ「人には息抜きも必要でしょ?、ねぇリムルって呼んでも良い?」
リ「え、あ、はい」
リムルは突然のことで頭がポカーンとしていた。
ユ「そんなに緊張しなくても良いよ!俺ユズラル!ってもう知ってるかぁユズラルって呼んでね!改めてよろしく!」
リ「あ、うん!よろしく!」
この2人は緊張感がとけて、笑顔になっていく!
リ「あ、そうだユズラル、俺に幹部になって欲しいって言ったよね。それ、全然良いよ!」
ユ「うわぁ、ありがとう・・・うわぁぁん・・・・」
リ「え、ちょユズラル!?」
ユ「グスン・・・グスン・・・。ごめんね、俺断られるかと思ってたから・・・グスン・・・」
リ「むしろ嬉しいよ!だからね!泣き止もう!」
ユ「うん!あ、早速だけどここから逃げちゃって、新しい国作ろうよ!」
リ「ったく、しょうがないなぁ、ユズラルについていくよ!」
ユ「ありがとう~」
2人は窓から抜け出し、新しい国を作ろうとしていた。その影で狙う暗殺者がいた。その暗殺者もまた少年であった。
暗殺者「次は、あいつらを狙えって書いてある。ユズラル、リムルの2人か。また、人を殺さないといけない。殺さないと俺が殺される。仕方がないことなのか?・・・・。行くしかない・・・・・」
暗殺者は悲しい深緑の目をして彼らの後をつけていった・・・。



どうもはじめましてチェリーと申します。今回からよろしくお願いします!短編すぎたかな?それだったらごめんなさい!設定的なやつはまた出します!6人揃ってるやつ。
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