腐男子で副会長の俺が会長に恋をした

新入生歓迎会7.

「ねぇ、仕事はいいの？」

「まぁ少しくらい休憩しても大丈夫だろう」

「そっか、じゃあ俺も奏充電しようかな」

「は？おい、やめろよ、こんなとこで抱きつくな」

「まぁまぁ誰も見てないしいいでしょ？」


あと30分掃除道具入れに待機という辛い時間を過ごすことに絶望しているとまたしても教室に入ってくるカップルが。

え、あれは風紀委員長と爽やか王子と有名な副委員長じゃん！！まじか、あの2人距離近いなとは思ってたけど付き合っていのか！ビッグカップルだ。これは夏目に教えてやらないとな。

んでやっぱり攻めは体格のいい委員長か？それとも細マッチョな副委員長が攻めか？


「おい、光…当たってんだけど」

「ん？わざと当ててんの」

「やらないからな？」

「分かってるよ、今仕事中だし。それにここで挿入たら奏、立てなくなっちゃうもんね？」

「う、ううるせぇぞ光！！」


副委員長が意地悪そうにニヤリと笑えば真っ赤な顔してわたわたする委員長。
そして察する俺。

なるほど、委員長が受けなんですね！！ま・さ・かのガチムチ受けきたぁー！！ひゃっほー！！
こんなところで理想のカップリングが見れるとは！！ありがとう男子校！！ありがとう鬼ごっこ！！
俺はこのカップルを見守るために腹黒副会長を卒業まで演じきろう！！


「光、やめ、尻を揉むな！！」

「はぁーこの弾力性最高」

「だ、たから揉むなといあっ…んっ…」

「お尻揉んでるだけなのに声がえっちだね奏」

「ふっ、…んっ…も、やめっっん……ひっ」

「あ、ごめん思わずお尻の穴触っちゃった。…奏？」

「な…んでもねぇ…」

「もしかして勃っちゃった？」

「なんでもねぇって」

「強がっちゃって、ここ隠せてないよ？」

「っ、うるせぇお前のせいだ」

「ごめんって責任取るからそんな涙目でこっち見ないで。ぶち犯したくなるから」

「ぶち犯っ！？」

「ふふ、冗談だよ、ほらトイレ行こう。抜いてあげるから」

「やめろ、抱っこすんな、歩けるっておい」

「はいはい、大人しくしないと風紀委員長がお姫様抱っこされてるのが全校生徒にバレちゃうよ～」

「やめっ…おい」


あーあ、ビッグカップルが行ってしまった…無音カメラで写真撮りたかったな。
副委員長に連れてかれた委員長を思い出す。

どこ触っても敏感な身体の委員長は普段から副委員長に調教されてるんですね、キャーえっちー！！ニヤニヤがとまらん。

きっと今頃はトイレで抜き合いっこしてるんだろうな。そんで委員長のエロティックな顔を見て我慢できなくなった副委員長が委員長を犯して今日の風紀の仕事をできなくしちゃうんだろうな。