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聖愚者の旅立ち 04-06
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「ロスヴァイゼ、インドラクラスの攻撃を凌ぎました」
ルーイ・ノヴァーリスは、情報を解析した結果を報告する。
炎を顔に宿したおとこ、ホフマンが頷く。太々しい笑みを、凄絶な顔に浮かべてみせる。
「ああ、流石のインドラクラスも、どうやら逃げるだけの相手には直撃を喰らわせられないらしいな」
ルーイは、頷く。
「艦隊は、ランダム運動を継続します。攻撃指示は、ありません」
ホフマンは、艦長席に深く沈み腕組みをしてルーイの報告を聞く。その顔は、憂いを含んでいる。
「これでは、だめだな」
ルーイは、思わずホフマンのほうに目を向ける。
「だめ、ですか?」
ホフマンは、頷いた。
「デコイがやられるのが、はやすぎた。逃げてるだけでは、いずれ」
ホフマンの言葉の途中で、ルーイはアラート表示に気がつく。
「インドラクラスから、次弾が来ます。目標、ロスヴァイゼ」
全天周型スクリーンの天頂付近に、突然星が誕生したかのような輝きが生まれる。
次の瞬間に、スクリーン全体が極彩色の輝きに包まれた。
それは、ロスヴァイゼのバリアが放った輝きである。ロスヴァイゼは、すぐにビームのエネルギーに逆位相のエネルギーをぶつけ無効化した。輝きは消え、頭上には再びのしかかる闇が戻る。
「一撃めの攻撃を、ロスヴァイゼはしのぎました。想定される被害は、とても軽微です」
ホフマンは、嘲る色を含んだ笑みを浮かべて頷く。
先程の攻撃と同じように、ロスヴァイゼは二撃と三撃目のビーム攻撃を受けバリアを輝かせる。その輝きは次第に力を失い、消えていった。
「今回の攻撃にも、ロスヴァイゼは耐えました」
ルーイの報告に、ホフマンがゆっくり首を振る。
「やはり、だめなようだ」
ホフマンが、頭上を指さした。
連邦艦隊に、動きがでている。優美な涙滴型の姿をしたヴァーハナクラス二艦が、艦隊を離れこちらに向かってきていた。
ホフマンは、燃えさかる炎の笑みを顔に浮かべている。
「見ろよ、流石にこちらが攻撃しなければ、やつらもやり方を変える」
ルーイは、緊張の色を目に浮かべヴァーハナクラスの動きを解析しはじめる。
「ヴァーハナクラスの進路は、三百五十秒後にテラ艦隊と交錯します」
ホフマンは、頷く。
「連邦は、ミリタリーモジュールでこちらをかたづけるつもりのようだな」
ホフマンはそういうと、瞳を強く輝かせる。
その表情は、戦いに望む狼のようであった。
ルーイ・ノヴァーリスは、情報を解析した結果を報告する。
炎を顔に宿したおとこ、ホフマンが頷く。太々しい笑みを、凄絶な顔に浮かべてみせる。
「ああ、流石のインドラクラスも、どうやら逃げるだけの相手には直撃を喰らわせられないらしいな」
ルーイは、頷く。
「艦隊は、ランダム運動を継続します。攻撃指示は、ありません」
ホフマンは、艦長席に深く沈み腕組みをしてルーイの報告を聞く。その顔は、憂いを含んでいる。
「これでは、だめだな」
ルーイは、思わずホフマンのほうに目を向ける。
「だめ、ですか?」
ホフマンは、頷いた。
「デコイがやられるのが、はやすぎた。逃げてるだけでは、いずれ」
ホフマンの言葉の途中で、ルーイはアラート表示に気がつく。
「インドラクラスから、次弾が来ます。目標、ロスヴァイゼ」
全天周型スクリーンの天頂付近に、突然星が誕生したかのような輝きが生まれる。
次の瞬間に、スクリーン全体が極彩色の輝きに包まれた。
それは、ロスヴァイゼのバリアが放った輝きである。ロスヴァイゼは、すぐにビームのエネルギーに逆位相のエネルギーをぶつけ無効化した。輝きは消え、頭上には再びのしかかる闇が戻る。
「一撃めの攻撃を、ロスヴァイゼはしのぎました。想定される被害は、とても軽微です」
ホフマンは、嘲る色を含んだ笑みを浮かべて頷く。
先程の攻撃と同じように、ロスヴァイゼは二撃と三撃目のビーム攻撃を受けバリアを輝かせる。その輝きは次第に力を失い、消えていった。
「今回の攻撃にも、ロスヴァイゼは耐えました」
ルーイの報告に、ホフマンがゆっくり首を振る。
「やはり、だめなようだ」
ホフマンが、頭上を指さした。
連邦艦隊に、動きがでている。優美な涙滴型の姿をしたヴァーハナクラス二艦が、艦隊を離れこちらに向かってきていた。
ホフマンは、燃えさかる炎の笑みを顔に浮かべている。
「見ろよ、流石にこちらが攻撃しなければ、やつらもやり方を変える」
ルーイは、緊張の色を目に浮かべヴァーハナクラスの動きを解析しはじめる。
「ヴァーハナクラスの進路は、三百五十秒後にテラ艦隊と交錯します」
ホフマンは、頷く。
「連邦は、ミリタリーモジュールでこちらをかたづけるつもりのようだな」
ホフマンはそういうと、瞳を強く輝かせる。
その表情は、戦いに望む狼のようであった。
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