狂うほどに愛したい ~野球部補欠のオレでも超可愛い巨乳美少女マネージャーと熱い恋をしたい~ (健全版)

湯島二雨

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第33章…卒業式

中庭

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 美希が待ってる中庭に直行。
今日の朝に会ったばかりなのに、もう会いたくて会いたくて仕方ない。

美希がいないと本当にダメだオレは。好きすぎておかしくなるこの気持ちを、思いっきりぶつけたい。


中庭に到着。
目をギラギラさせて美希を探す。

ほとんど人がいなくて、木や植物でいっぱいな中庭。プチジャングルって感じでかくれんぼにはもってこいな場所だ。

ズンズンと中庭の奥に進んでいくと、大木に寄りかかる美希を発見した。


「美希っ!」

「あ、竜先輩! 待ってました」


会った瞬間もう抱きしめていた。

柔らかくていい匂いな美希の身体の感触が、オレの身体いっぱいに広がり、心が満たされる。


「竜先輩……」

美希はオレの胸に顔を埋めて、頬擦りする。

「~~~!!!!!!」


可愛い可愛い可愛い!!

柔らかい胸が当たって押し潰される。
狂喜に震え、意識を飛ばされそうになる。心の中では嬉しさのあまり天に届くくらい大ジャンプしていた。

男性ホルモンが凄まじいスピードで分泌されていくような気がする。HPが全回復してパワーアップだ。どんな良薬よりオレに効く。

不思議だ。いつも会ってるはずなのに久しぶりに会ったような幸福感に包まれる……


「竜先輩……朝にも言いましたけどもう一度言わせてください。ご卒業おめでとうございます! 3年間お疲れさまでした」

「ありがとう。美希には本当にお世話になった。本当にありがとう。何回感謝しても足りない」

「えへへ、どういたしましてです。それで、あの……竜先輩にお願いがあるんですけどいいですか?」


顔を赤らめ、俯く美希。オレの心臓が高鳴る。


「もちろん! なんでも言ってくれ」

「もしよければ、竜先輩の第2ボタンを私にくれませんか? 記念として一生の宝にしたいんです」

「わかった。こんなんでよければいくらでも」


何の迷いもなくブレザー制服の第2ボタンを素早くちぎって、美希に渡した。


「やった、ありがとうございます! やっぱり卒業式といえばこれですよね~! 第2ボタン!」


美希はボタンを握りしめ、嬉しそうに天使の笑顔を見せてくれた。

美希に喜んでもらえて、オレもすげー嬉しい。美希の笑顔を見るためなら、なんだってしてやる。


「美希っ……!」

「竜先輩……っ」


もっと深く深く美希を抱きしめた。
オレの腕で柔らかな身体を優しく包み込み、愛でる。


「オレ、美希に出会えて本当によかった」

「私、も、竜先輩に出会えて、よかったです」

「来月から学校は別々になるけどこれからもよろしく、美希」

「……はい。こちらこそよろしくです、竜先輩」


潤む美希の瞳。あまりにも美しく、自然に引き寄せられていく。

お互いの唇を、近づけていく。
唇が接触するまで、あと数ミリ……


「相変わらずお熱いカップルですねー」


「!!」
「!!」


キスしようとした時に麗奈ちゃんがこっちに歩いてきた。
オレたちは慌てて離れる。


「イチャイチャの邪魔しちゃってすいません。探しましたよ滝川先輩。教室にもグラウンドにもいなくてめっちゃ探しました」

めっちゃ探したと言うわりには麗奈ちゃんは一切疲れを見せていなかった。
さすがバスケ部、体力あるなと思った。

「何? オレに何か用?」

「用ってほどじゃないんですけど、卒業しちゃうんだから一言くらい挨拶しておこうと思いまして。おめでとうございます」

「あ、ありがとう」

「大学に行っても頑張ってくださいね。私、これからも滝川先輩のファンは続けるつもりですから。応援してます」

「ありがとう。麗奈ちゃんもバスケ頑張って」

「はい、頑張ります。では邪魔者はさっさと去ります」


麗奈ちゃんはペコッと深くお辞儀をして、背を向けて走り去った。
クールで淡々としてるなぁ……

美希は不満そうな顔で麗奈ちゃんの背中を見ていた。少しほっぺを膨らませているのがものすごく可愛い。


「……竜先輩。私、国本さんのことはあまり好きではありません」

「え!? あ、ああ……」

文化祭で媚薬とか飲まされたし美希的には好きになる要素はないな確かに……


「……でも、すごく強い子だなとは思います。その強さは見習わなくちゃいけないと思います」

「……そうだな」

文化祭ではいろいろあったけどなんだかんだで普通に接してくれる麗奈ちゃんはオレもすごいと思う。


「―――それより、国本さんもいなくなったし今度こそ続きをしましょう」

「っ―――!」


美希を抱きしめる。
美希と見つめ合う。

宝石よりも美しく輝くパッチリとした大きな美希の瞳に、吸い込まれそう―――……いや、確実に吸い込まれていく。


「―――竜先輩。卒業のお祝いです」


頬に感じる、柔らかい唇の感触。
一瞬だったけど、確かに頬に温もりが残る。

美希に、ほっぺにキスされた。


「……!!!!!!」


オレはもう赤面しすぎて周りの温度が高くなる。本当にカーッと赤面するしかない。

頬にキスされるってのも、すげー甘酸っぱくてドキドキして、実にいいものなんじゃないかと思う。

まだ……足りない。美希の唇を、貪りたい。食い尽くしたいんだ。


何の合図もなしに、美希の後頭部を掴んで優しく引き寄せ、有無を言わさず唇を重ねる。


「んぁ、んんっ……」


美希の唇から漏れる、甘い甘い吐息、そして喘ぎ。

オレの神経が、脳髄が、欲望が、これ以上ないくらい昂る。
これ以上美希に溶かされたら、オレはどうなるんだ……


唇を、離す。
唇を、重ねる。

離す。重ねる。ひたすら繰り返す。

美希の口内に、舌をねじ込む。かき回し、好き勝手に暴れる。
美希もそれに応えて舌を挿入してくる。オレに負けじと舌の動きを激しくする。
お互いに結びつくように舌を絡める。


 オレは、今日で高校を卒業する。
来月からは美希とは別々の学校になって、会える回数も減る、けど。

そんなの関係ない。それがどうした。それごときでは障壁になってない、オレたちの愛は止まらない。

会える回数が減るのなら、無理矢理会える時間を作ればいいだけだ。

暇さえあればいつでもどこでも美希に会いに行く。いつだって、美希を中心に生きる。美希のために、美希にすべてを捧げるつもりで、生きる。

美希に寂しい思いはさせない。すれ違いなんか絶対に起こさない。
今まで通りを、貫く。これは簡単なようで、とても難しい。

それでも、やってやる。


美希はキスをしながら微笑んでくれた。
言葉にしなくても、オレの気持ちが通じたのだろうか……

自惚れかもしれないけど、もしそうだったら嬉しい。

美希……好きだ。
美希に会えば会うほど、好きという気持ちが大きくなっていく。
気持ちの膨張は絶対に止まらない。永遠に大きくなる。

美希に出会えて、本当によかった。
愛してる、美希。
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