狂うほどに愛したい ~野球部補欠のオレでも超可愛い巨乳美少女マネージャーと熱い恋をしたい~ (健全版)

湯島二雨

文字の大きさ
124 / 166
第37章…スーパールーキー★

恐怖と絶望

しおりを挟む
 「なんでもする、ねぇ……エロいこと抜きにされたら全然気が進まねーんスけど……一応聞きますけど他に何ができるんスかぁ?」

「マッサージできるよマッサージ! 圭二君もお疲れでしょ? マッサージしてあげるよ!」

「おぉ~マッサージッスかいいッスねぇ。肩とか腰とか疲労しまくりで困ってたところなんスよ、ぜひやってくださいよ」

「ま、任せて」


私は圭二君にマッサージした。

本音を言えば竜先輩以外の男の子にマッサージとかしたくないんだけど、そうも言ってられない。
竜先輩と付き合い始めてからは他の男の子にはやらなくなったけど、かつては野球部員のみんなにマッサージとかよくしていた。

そう、マッサージは慣れてるはずなんだけど、今はなんか怖くてすごく緊張して手がいつも通りに動かない。それでもなんとか頑張ってマッサージした。


……今圭二君無防備だよね……
今なら腰ぶっ壊せるんじゃないかな……とか考えてしまった。

―――いやいや、ダメダメ。圭二君は貴重な戦力だし、あの豊田君の弟と聞いて恨みや憎しみがないわけではないけど、私情を持ち込むな。誰だろうと決して手抜きとかはしない。



ものすごく時間が長く感じたが、ようやくマッサージを終えた。

「ほほう、マッサージ上手いッスね美希ちゃん先輩。肩の調子が超良くなりました、これで次の試合もっと打てそうッス」

「そ、それはよかった」

すごい速さで腕をグルグル回す圭二君。回復したのは間違いない。

しかし、圭二君の表情は……イマイチな感じだった。あまり喜んでいないのがわかる。
竜先輩はすごくわかりやすく喜んでくれてたから、竜先輩にマッサージしてあげた時との落差がすごい。


「け、圭二君……? 何か不満とかあったら教えてほしいな……」

「あ、わかるッスか? まあ確かにマッサージも悪くないんですけど、肩や腰が回復した分、股間の方に余計溜まっちまいましたよ。
っていうか美希ちゃん先輩に触られてヌキなしとか拷問に近いんスけど。やっぱりしゃぶってくださいよぉ~」

「ッ……!!!!!!」

頑張ったけど逆効果だった。なんとかマッサージで許してもらおうかと思ったけど下手に圭二君に触れてしまったのは大失敗だ。

中途半端に外されていた圭二君のズボンのベルトが、完全に外されてチャックを下ろそうとしている。


「やめて! お願いだから!!」

「いや今さらやめるなんて絶対無理。今度こそもう我慢できない。しゃぶって美希ちゃん先輩」

「それだけは本当にできないの……お願いします、これ以上は許してください……」


また謝る。頭を下げるだけじゃ足りないと判断した私は、地面にオデコを押しつけて土下座した。
圭二君が怖くて怖くて仕方ない私はとにかく圭二君に謝る。私が悪くなくても謝る。許してくれなくても何度も謝る。


「…………」

私が土下座している間、圭二君は何も言ってこない。
私は恐る恐る顔を上げる。


―――次の瞬間。

圭二君の放った強烈な蹴りが私の腹部に直撃した。


「っ!!!!!! っあ……ッ!? ゲホッ、ゲホゲホッ……!!」


思いっきりみぞおちに入った。私は腹を抱えて悶絶。
お腹に走る激痛。息ができなくて苦しい。内臓を吐き出しそうな感覚。


「あのさぁ、土下座なんてされたらさぁ、完全にオレが悪者みてーじゃねーか!! ふざけんなよデカパイしか取り柄がねぇ肉便器がよぉ!!!!!!」

「ゲホッ、ゲホッ……」

「できないじゃなくてやってくださいよ。マネージャーなら部員の性欲処理くらいしろっての。これもマネージャーの仕事の1つだよ! どうせもう汚れてるんだし減るもんじゃないっしょ?」


ようやくお腹の痛みが治まってきたかと思ったら、次見た光景で私はさらに絶望の底に突き落とされた。

いつの間にか圭二君は下半身を露出して私に迫ってきた。


「いやあああ!! やだやだっ! やめてお願いっ!!!!!!」


私は必死に泣き叫ぶ。
誰でもいい、誰か助けて。


「うるせぇ!!!!!!」

「ガハッ……」


またお腹を蹴り上げられた。
うずくまってまた悶絶するが頭を掴まれ、顔を上げられる。お腹に鈍いダメージが残ってる私は抵抗ができなくなった。

涙と唾液が情けなく垂れ流されていく。


「ねぇ、そんなこの世の終わりみたいな顔しないでくださいよ。何も命を奪おうってわけじゃねーんだからそんなに怖がんなって。もっとえっちぃ顔できないんすかぁ?」

「っ……」

「まあこれはこれでメチャクチャ可愛いからいいか。ホラ、口開けろ」


口を強制的に開かされる。
そして私はそのまま、無理やり圭二君の性欲処理をさせられた。

恐怖と絶望が津波のように襲いかかってくる。とてつもない不快感と地獄のような苦しみだった。



 「ひぐ……ひくっ、えぐっ……うえぇ……ひどいっ、ひどいよ圭二君……最低……うぅ、うううぅっ……!!」

ボロボロと流れ落ちていく涙。私にできることは、ひたすら泣くことだけだった。
もう立つことすらできない私は地面に顔を伏せながら啜り泣きのくり返し。


「んだよ、ちょーっとお口をお借りしたぐらいでそんな泣くなよ。下のお口の方には何もしなかっただけありがたいと思ってほしいッス。
いや~、美希ちゃん先輩のおかげで溜まったモノ出せてスッキリしました! 美希ちゃん先輩けっこう上手いじゃないッスか。夢のような時間でしたよ、本当にありがとッス」

「……ひぐ、うぇぇ……」

「あ、ちなみに入学式のとき美希ちゃん先輩に痴漢した犯人はオレッスよん。ケツも最高でした」

「…………」

「じゃ、もう暗くなったしオレはこれで帰るッス。バイバイッス美希ちゃん先輩、明日もまた会いましょうね」

不気味な笑みを浮かべた圭二君は泣く私を放置してそのまま帰った。


―――明日も、また……

同じ部活だから明日も明後日も圭二君と会わなければいけない。
その現実は私を絶望のドン底に叩き落とすには十分だった。



―――



 午後9時、完全なる闇に包まれた夜。
私は自分の家の近所にある小さい公園に来ていた。


「ゲェッ、ゲホ、ゲホッ、うぇっ……」


公園にある水道で、何度も口の中を洗い流す。
水道水を口に含んでは吐き、含んでは吐きのくり返し。

口に入ってしまった圭二君の体液を1匹残さずに排除したい。


無理、無理、無理、無理。
何度洗ってもキレイにならない。着替えた制服がビショビショに濡れてもお構い無し。
涙が止まらない。メンタルが弱すぎる私は完璧に心に大きな大きな傷を負わされ、圭二君がいなくなった今でも未だに泣き崩れていた。

メソメソ泣きながら口を洗いまくる私の姿は、どう見てもバカみたいだ。周りに人がいなくてよかった。

泣きすぎて『ヒューッ、ヒューッ』といった変な音がする呼吸をしている。


「ひっ……ぐっ……ひきゅぅ……うわあああぁぁぁんっ……!!!!!!」


慟哭した。辛くて心臓が潰されそう。いっそ、心臓を潰した方が楽なのかもしれない。
圭二君にいじめられてやり返すこともできずメソメソしてる自分に腹が立つ。

悔しいっ……
3年生にもなって1年生に泣かされるなんて、なんて情けないんだ私は。

これで私は完全に圭二君にナメられてしまった。これからも圭二君に何度もあんなことされるのだろうか。

ネガティブ思考しかできない私はさらに泣く勢いを加速させた。


 ―――どうして? どうして私がこんな目に……?
許せない。絶対に許せない圭二君……

圭二君にさっき蹴られた腹が未だにズキズキと痛む。
圭二君の体液を飲まされた瞬間の喉の感覚を思い出すだけで、吐きそう。というか吐いた。

「ゲホォッ……! ゲホ、ゲェッ……!!」


圭二君の体液が身体の中にあると考えるだけで頭が割れそうなほど忌々しくなる。口の中に感じる胃液の酸っぱい味が私をさらに不快にした。これ以上汚いものなんてこの世にない。


―――いや、違う。
汚いのは私。不快なのは私。私が不潔なんだ。

圭二君は最低だけどそれ以上に私が最低で汚いんだ。


……キズモノ……確かにそうだ。
私は汚された。中学生の頃レイプされた時点で私はもう女として終わってる。もう二度とまともな女には戻れない。


圭二君にも言われたけど、私は勘違いしていた。

竜先輩と出会えて、竜先輩に告白されて彼女にしてもらえて。
竜先輩がすごく優しくて、私のことをすごく大切にしてくれるから私は調子に乗ってしまった。
自分が世界一幸せな女だって勘違いした。なんてマヌケな思い上がりだ。

バカだ私は。今さら愛してもらったところでレイプされて傷ついた過去は消えないのに。不潔の極みなのに。
キズモノの分際で人様と同じ幸せを得ようだなんておこがましい。


―――私には、幸せになる資格なんてない……!!


「うっ、ううっ、うぅ~ッ……」



「―――美希……!?」

「!!!!!!」


心臓が飛び跳ねた。俯いていた顔をバッと上げる。
涙で視界が歪んでよく見えないけどすぐに理解した。

いつの間にか、目の前に竜先輩がいた。
心臓がドキンと高鳴る。


どうして……どうして竜先輩がここに!?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

ト・カ・リ・ナ〜時を止めるアイテムを手にしたら気になる彼女と距離が近くなった件〜

遊馬友仁
青春
高校二年生の坂井夏生(さかいなつき)は、十七歳の誕生日に、亡くなった祖父からの贈り物だという不思議な木製のオカリナを譲り受ける。試しに自室で息を吹き込むと、周囲のヒトやモノがすべて動きを止めてしまった! 木製細工の能力に不安を感じながらも、夏生は、その能力の使い途を思いつく……。 「そうだ!教室の前の席に座っている、いつも、マスクを外さない小嶋夏海(こじまなつみ)の素顔を見てやろう」 そうして、自身のアイデアを実行に映した夏生であったがーーーーーー。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが

akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。 毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。 そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。 数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。 平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、 幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。 笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。 気づけば心を奪われる―― 幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!

処理中です...