備忘録

ヰ野瀬

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 汗をかいた。本当に困った。びっしょりの服は相変わらずで、外に出ようにも出られない。何度着替えても汗が凄い。夏の暑さは尋常じゃないほどの温度で地球全体を熱し始めた。家の中にいてもエアコンをつけなれば最悪なことになる。だけど貧乏な俺にはエアコンをつけることさえ許されない。家の中で仕事をこなしながら何度も風呂に入る。本当に困った。とくに昼の三時はさらに温度を上げて体中を焼かれているようだ。だが、仕事はしないといけない。冷えピトとアイスをガジガジ食べながら作業を繰り返していく。おわったころにはすっかり夕方で暑さが嘘のようにひいて逆に寒くなっていた。温度差が激しくて風邪がひいてしまいそうだ。そうして風呂から出るとあたたかい服を着て眠った。朝、目が覚めると極寒の吹雪が部屋の外で大荒れ状態。一体地球はどうなっているのか。僕には知る由もない。
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