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俺だけ見てろ

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いくら類くんがかっこよくたって、こう何度も押し倒されていたら少しくらい耐性が。

た、耐性が……っ。


「俺だけ見てろ」


揺らぐ視線を、類くんが捕らえる。

彼の切長の瞳を見てるとそらすことなんてできなくて、気がつけば私は静かに瞼を閉じて唇を重ねていた。

柔らかくて温かくて、いつの間にかこんなに大好きになっていた類くんの香りに包まれて。

どれだけ類くんにわがままを言われても、抱きしめてくれている時の類くんが一番素直な気がするから。


「類くん……っ」


視線が交わる。
繰り返し唇が触れて、薄く開いた唇の隙間に柔らかい舌が優しく絡まる。

俺だけ見てろ、なんて。
名前を呼んだり好きって伝える方が簡単な気がするんだけど。


「ん……っ、は…」


類くんが私の髪を優しく撫でる。

もう片方の手は少しずつ服を脱がしていて、その手が肌に触れるだけで気持ちよく感じられた。

彼の首に腕を回して、好き、好き…って私はキスしながら頭の中で繰り返し思う。


「…ん、ぁ……、類くん……っ」


ブラジャーを類くんは上にずらして、露わになった胸を手で寄せて乳首を舐めて顔を埋める。

ふにふにと胸を揺らして楽しんでるみたい。


「…類くんっておっぱい好きだよね」


ちらっと胸を揉みながら彼は私を見て、また胸を堪能する。

否定しないから好きらしい。

しばらく堪能していると彼の手がするすると下に伸びてスカートの中に入った。

脚を開いてパンツに触れて、すぐに突起を見つけてクニクニと優しく擦る。


「…ぅ、…あ、は……っ、んん……っ、きもち……っ」


乳首を舐めながら、時々私の表情を見て指の動きを変えてるみたい。

身体が溶かされていくようにじんわりと熱くなって、膝の裏に汗が滲んでかくかくと腰が揺れてしまう。

類くんの肩をぎゅっと掴んで太ももに力を込める。


「る、いく……っ、イきそ……っぅ、う…っ、んん……っ、い、くっ、いくっ、いっちゃ……ッ」


そう朧げにつぶやくと指を止められて唇を貪られた。

息ができなくて、苦しくて、下半身が疼いて。

直接の刺激がないのに触られていた余韻とキスの気持ちよさでイきそうになる。

涙目になりながら舌を絡めていると、類くんはカチャカチャとベルトを外して硬いソレを割れ目に押し当てた。
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