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第一章 

1-180 私が最強??

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 ギルマスから連絡が来て私のギルドカードと魔物の件に関しても後日改めてと言われた。

後日と言われてしまっては私達はやる事がないので渋々家に戻る事にした。

二、三日以内には必ず連絡しますからと職員さんと約束してギルドをあとに。

帰る道中は兄達が私のギルドカードについて話していた。

"スノーのカード発行不能になったりして。"

"ありえますね。あまりにも規格外すぎて載せる項目を探す方が大変でしょうね。"

"うわぁ~それは大変だね。"

「スノーだから国宝級とかになるんじゃないか?国単位で管理とかになったら行動範囲が限られてくるんじゃないか?」

"それはあり得るかもなぁー。今回の事を見て俺、スノーに勝とうと考えるのを辞めるわ。
下手したら俺でも大怪我してしまうかもなぁー。"

"ええ。確かに。私達四人が束にかかっても本気のスノーに勝てるとは思えないですからね。"

"うん。それは僕も同意見だよ。お姉ちゃん今日の状況でもかなり強かったもんね。僕、張った結界が壊れるかと思ったよ。"

「ああ。しかし、男としては負けてられないなぁー。もっと腕を磨かないとな。力ももっとつけないと...。」

そんな兄弟達の話に私はげんなりしつつもどうすれば兄達より弱くなるかを模索してみるが...あまりいい考えが浮かばなかった。

だから家に帰って両親や保護者達に何か方法がないかを聞いてみると...。

「さすがだなぉ~。手加減してそれなんだろう?なら無理だろう。
てか、俺たちでもスノーの本気には勝てないんじゃないか?」

「魔力だけなら腕輪などで力を抑える事ができるけど...あなたはそう言う問題じゃないのよね?
確かに。本気でかかられたら無理だと思うわ。」

「それなら方法なんてにいだろう?!
ははっ。もう無敵の存在になってるな。」

"さすが私達の娘ね!私に似て素晴らしいドラゴンになるわよ!"

"ああ。父さんは鼻が高いよ!これなら変な虫もつかないしな。
それよりお前達!スノーに負けるようでは情けないぞ!
父さんでも母さんにはギリギリ勝てるんだからな!
ギリギリだけどな。"

人の気持ちをしってか知らなくてかこの人達はキャッキャ言いながら笑っているのだ。

その内容もどうなの?って言う内容だった。

特に父さん...。それは自慢して言う事?と感じたが、誰も何も突っ込まないのだ。

てか...ここにいる人達にも本気で戦って勝った場合...どうなるんだろう...。

一瞬ゾッとするものが背中にはしった。

まぁ~暴れる事はないと思いたいけど...そうなった時誰も私を止める事ができないって...やばいですよね?

そう感じるのはこの中で私達だけなんだろうな...と思ったのだった。
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