2 / 12
プレゼント
しおりを挟む
ピンポーン
鈴太郎はおじいちゃん家のチャイムをならした。
「おお、鈴太郎、玲香。無事にこれたんだね。元気だったか?」
そう言ったのはおじいちゃんの忠清(ただきよ)。
「おじいちゃんも元気みたいだね。良かった良かった。」
「鈴くん、玲ちゃんいらっしゃい。ゆっくりしておいき。」
おばちゃんも出てきた。
「鈴くん。サッカー頑張ってるんだって?偉いね~こんな暑いのに。」
「あ、そのことなんだけどさ、、」
「そんな鈴くんにプレゼント買ってきたの。これ、喜ぶかしら。この前デパートに行ったら売ってたのよ。サッカーするときに使ってね。」
袋を渡され、鈴太郎は開けてみた。
「おばちゃん、プレゼントはとっても嬉しいんだけど、これ、サッカーで使わないよ。これはグローブって言って、野球で使うんだよ。」
「あら、そうなの?鈴くんがやってたのはバットで打って走るやつじゃないの?」
「ちがうよ!野球なんてやったことないよ!」
鈴太郎は笑いながら話した。
「ごめんね、鈴くん、間違えちゃった。実は玲ちゃんにもスポーツをやってほしくて同じものを買ったの。」
赤色と茶色のグローブ。赤が玲香。茶色が鈴太郎。
「実はサッカーやめちゃったし、ちょうど良かったかも。」
「あら、やめちゃったの?残念ね。野球部に入ったらいいじゃない。」
「残念ながら野球はやらないよ。あんなじっーとたってるスポーツ嫌いなんだよ。暑いし、長いしね。それよりもたくさん動いて短いバスケなんかいいよなぁ。バスケでもやろうかな。」
「おじいちゃんは鈴太郎が元気でいてくれたら嬉しいよ。まぁ、またやりたいスポーツが見つかったらいいね。」
「うん、とりあえず、夏休みは川に行って海に行って、遊びたいな。」
「私も、遊びたい!!」
「でも、このグローブどうしよ。せっかくプレゼントしてくれたしなぁ。」
鈴太郎はおじいちゃん家のチャイムをならした。
「おお、鈴太郎、玲香。無事にこれたんだね。元気だったか?」
そう言ったのはおじいちゃんの忠清(ただきよ)。
「おじいちゃんも元気みたいだね。良かった良かった。」
「鈴くん、玲ちゃんいらっしゃい。ゆっくりしておいき。」
おばちゃんも出てきた。
「鈴くん。サッカー頑張ってるんだって?偉いね~こんな暑いのに。」
「あ、そのことなんだけどさ、、」
「そんな鈴くんにプレゼント買ってきたの。これ、喜ぶかしら。この前デパートに行ったら売ってたのよ。サッカーするときに使ってね。」
袋を渡され、鈴太郎は開けてみた。
「おばちゃん、プレゼントはとっても嬉しいんだけど、これ、サッカーで使わないよ。これはグローブって言って、野球で使うんだよ。」
「あら、そうなの?鈴くんがやってたのはバットで打って走るやつじゃないの?」
「ちがうよ!野球なんてやったことないよ!」
鈴太郎は笑いながら話した。
「ごめんね、鈴くん、間違えちゃった。実は玲ちゃんにもスポーツをやってほしくて同じものを買ったの。」
赤色と茶色のグローブ。赤が玲香。茶色が鈴太郎。
「実はサッカーやめちゃったし、ちょうど良かったかも。」
「あら、やめちゃったの?残念ね。野球部に入ったらいいじゃない。」
「残念ながら野球はやらないよ。あんなじっーとたってるスポーツ嫌いなんだよ。暑いし、長いしね。それよりもたくさん動いて短いバスケなんかいいよなぁ。バスケでもやろうかな。」
「おじいちゃんは鈴太郎が元気でいてくれたら嬉しいよ。まぁ、またやりたいスポーツが見つかったらいいね。」
「うん、とりあえず、夏休みは川に行って海に行って、遊びたいな。」
「私も、遊びたい!!」
「でも、このグローブどうしよ。せっかくプレゼントしてくれたしなぁ。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる