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メンヘラ当事者が周りにいる方へ
第1話 はじめに うつに関してこれだけは知ってほしい2つの事
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私の事を知らない方には「初めまして」、知っている方には「またお会いいたしましたね」あがつま ゆいという者です。
今回はメンタルに関する病、例を挙げれば「うつ病」などの精神疾患という物にスポットライトを当ててお話をしようかと思います。
……あ、ちょっと待ってください! 最初に2つだけ言いたいことを言います! それまでどうかブラウザバックやアプリを閉じたりしないでいただきたいです!
……とりあえずブラウザバックやアプリを閉じたりはしていないそうですね。ありがとうございます。
できるだけ暗い話にはしないように気を付けますが、何せ話題が話題なだけにそれでもなってしまうかもしれませんのでお気をつけください。
ちなみに私もうつ傾向があって希死念慮が出るのが主症状、というれっきとしたメンタルをこじらせてしまった1人であり、医者が言うには広義のうつ病で抗うつ剤を処方されている身です。
その辺の体験談も交えてお話ししたいと思います。
まず初めに、先にも言った通り2つだけ言わせてください。
まず1つ。うつは「あなたが想像する」よりも「はるかに恐ろしい病」である。ということです。
そもそもうつは「心の風邪」なんて言いますがこれはもう『とんでもない!』話で、適切に治療しなくては死に至る「ガン」に匹敵する存在です。
例えば「死ぬこと以外、かすり傷!」なんて言って元気にしてた人ですら「死ねば2度とかすり傷を負わなくて済むんだ……」って言いだして自ら命を絶ってしまう。
そんな「恐ろしい」病です。
うつにかかるとその人の性格とか考え方など一切関係なしに100人中100人全員、自殺という死のリスクが格段に高まる「極めて危険な病」で、
何をしても、何をやっても、最終的には「死にたい」「死ななくてはならない」という結論に「どうしても、どう頑張ってもなってしまう」病なのです。
極論すれば好きで好きでたまらない推しのアイドルのDVDやブルーレイを見ている最中でも「死にたい」「死ななくてはいけない」と思います。
うつにかかるとそもそもDVDやブルーレイを見ること自体が拷問のような責めになってしまいます。
具体的には棚にあるDVDやブルーレイのパッケージを見る、ただそれだけで体力を使い果たししてしまうし、
それでも何とか自分を奮い立たせて起き上がってパッケージを手に取った時点で精魂尽き果てます。
プレーヤーやパソコンを起動してディスクを入れ、再生するのはもはや地獄のような苦しみになります。
そうやって気力体力、それにありったけの勇気と根性を振り絞って見たとしても、
「彼女はこんなに輝いてるのに俺なんて全然ダメ。俺なんかに推される彼女も迷惑だし俺なんて死んだほうが世のため人のため、何より彼女のためになる」となります。
このようにうつというのはとてつもなく自然に、ナチュラルに死にたいという言葉が出てきて、死ななくてはならないという結論に「どうしても、どう頑張っても『強制的に』」なってしまいます。
ましてや「気の持ちよう」だとか「甘え」とか「気合が足りない」とかそんな話ではありません。むしろ普段そんなことを言う人がうつになったら割とあっさりと死を選ぶと思います。
うつというのは「誰にでもかかりうる病気」であり、そして「死のリスクが格段に高まる危険な病」である。というのはまず覚えてほしい事です。
そしてもう1つ、うつの何が恐ろしいかというと「いつ終わるのかがわからない」という点でしょう。
「いつまで耐えればいいのか」のかがあらかじめ分かっている物に関しては、人間案外耐えられるものなのです。
逆に「いつまで耐えればいいのか」が分からない物に対しては、いともあっけなく簡単にへし折れてしまうのです。
その証拠にうろ覚えなのですが、多分外国の軍隊の何かしらの特殊部隊への入隊試験で「どこまで走れば合格なのかを知らせずただひたすらに走らせ続ける」という物があるそうです。
そうすると普段厳しい訓練を積んで肉体的にも精神的にも一般人からすれば桁はずれにタフな軍人ですら、バタバタとリタイアしていくそうです。
他にも世界大戦時の捕虜収容所で「クリスマスまでには帰れる」と思っていた捕虜たちが、実際にはクリスマスを過ぎても帰れないことに絶望して自ら命を絶ったケースも数限りなくあるそうです。
普段から肉体的にも精神的にも鍛え上げられた軍人ですら「いつ終わるのかが分からないことに耐えられない」のですから、ましてや一般人が同じ状況に置かれたら……という話です。
正直、うつの期間というのがある程度決まっていればここまで問題にはならないでしょう。
逆にもしも風邪が「医者にもいつ治るかがわからない。もしかしたら一生この症状が続くかもしれない」となったら格段に恐ろしい病になるでしょう。
いつまで続くのかがわからない。下手したら一生このままかもしれない。その苦痛や恐怖は体験した本人にしかわからないものでしょう。
うつにつきものの自殺の話ですが、単純に「死にたいから死ぬ」よりも「この鈍痛がいつまで続くのか、いつ終わるのかがわからない」事に絶望して死ぬケースが多いと思います。
少なくとも私はそう思っています。
「死にたい」のではなく「生きていたくない、生きているのが苦痛」だから「生きている限り延々と続く苦痛を終わらせるためには死を選ばざるを得ない」という理由があるからだと思います。
【次回予告】
「死にたいけど死にたくない」これは矛盾しません。
メンタルに問題がある人はよくこう言いますが矛盾しているのでは? とお思いでしょう。
ですが少なくとも本人の中では矛盾はしていません。
第2話 「「死にたい」の意味。「死にたいけど死にたくない」は矛盾しない」
今回はメンタルに関する病、例を挙げれば「うつ病」などの精神疾患という物にスポットライトを当ててお話をしようかと思います。
……あ、ちょっと待ってください! 最初に2つだけ言いたいことを言います! それまでどうかブラウザバックやアプリを閉じたりしないでいただきたいです!
……とりあえずブラウザバックやアプリを閉じたりはしていないそうですね。ありがとうございます。
できるだけ暗い話にはしないように気を付けますが、何せ話題が話題なだけにそれでもなってしまうかもしれませんのでお気をつけください。
ちなみに私もうつ傾向があって希死念慮が出るのが主症状、というれっきとしたメンタルをこじらせてしまった1人であり、医者が言うには広義のうつ病で抗うつ剤を処方されている身です。
その辺の体験談も交えてお話ししたいと思います。
まず初めに、先にも言った通り2つだけ言わせてください。
まず1つ。うつは「あなたが想像する」よりも「はるかに恐ろしい病」である。ということです。
そもそもうつは「心の風邪」なんて言いますがこれはもう『とんでもない!』話で、適切に治療しなくては死に至る「ガン」に匹敵する存在です。
例えば「死ぬこと以外、かすり傷!」なんて言って元気にしてた人ですら「死ねば2度とかすり傷を負わなくて済むんだ……」って言いだして自ら命を絶ってしまう。
そんな「恐ろしい」病です。
うつにかかるとその人の性格とか考え方など一切関係なしに100人中100人全員、自殺という死のリスクが格段に高まる「極めて危険な病」で、
何をしても、何をやっても、最終的には「死にたい」「死ななくてはならない」という結論に「どうしても、どう頑張ってもなってしまう」病なのです。
極論すれば好きで好きでたまらない推しのアイドルのDVDやブルーレイを見ている最中でも「死にたい」「死ななくてはいけない」と思います。
うつにかかるとそもそもDVDやブルーレイを見ること自体が拷問のような責めになってしまいます。
具体的には棚にあるDVDやブルーレイのパッケージを見る、ただそれだけで体力を使い果たししてしまうし、
それでも何とか自分を奮い立たせて起き上がってパッケージを手に取った時点で精魂尽き果てます。
プレーヤーやパソコンを起動してディスクを入れ、再生するのはもはや地獄のような苦しみになります。
そうやって気力体力、それにありったけの勇気と根性を振り絞って見たとしても、
「彼女はこんなに輝いてるのに俺なんて全然ダメ。俺なんかに推される彼女も迷惑だし俺なんて死んだほうが世のため人のため、何より彼女のためになる」となります。
このようにうつというのはとてつもなく自然に、ナチュラルに死にたいという言葉が出てきて、死ななくてはならないという結論に「どうしても、どう頑張っても『強制的に』」なってしまいます。
ましてや「気の持ちよう」だとか「甘え」とか「気合が足りない」とかそんな話ではありません。むしろ普段そんなことを言う人がうつになったら割とあっさりと死を選ぶと思います。
うつというのは「誰にでもかかりうる病気」であり、そして「死のリスクが格段に高まる危険な病」である。というのはまず覚えてほしい事です。
そしてもう1つ、うつの何が恐ろしいかというと「いつ終わるのかがわからない」という点でしょう。
「いつまで耐えればいいのか」のかがあらかじめ分かっている物に関しては、人間案外耐えられるものなのです。
逆に「いつまで耐えればいいのか」が分からない物に対しては、いともあっけなく簡単にへし折れてしまうのです。
その証拠にうろ覚えなのですが、多分外国の軍隊の何かしらの特殊部隊への入隊試験で「どこまで走れば合格なのかを知らせずただひたすらに走らせ続ける」という物があるそうです。
そうすると普段厳しい訓練を積んで肉体的にも精神的にも一般人からすれば桁はずれにタフな軍人ですら、バタバタとリタイアしていくそうです。
他にも世界大戦時の捕虜収容所で「クリスマスまでには帰れる」と思っていた捕虜たちが、実際にはクリスマスを過ぎても帰れないことに絶望して自ら命を絶ったケースも数限りなくあるそうです。
普段から肉体的にも精神的にも鍛え上げられた軍人ですら「いつ終わるのかが分からないことに耐えられない」のですから、ましてや一般人が同じ状況に置かれたら……という話です。
正直、うつの期間というのがある程度決まっていればここまで問題にはならないでしょう。
逆にもしも風邪が「医者にもいつ治るかがわからない。もしかしたら一生この症状が続くかもしれない」となったら格段に恐ろしい病になるでしょう。
いつまで続くのかがわからない。下手したら一生このままかもしれない。その苦痛や恐怖は体験した本人にしかわからないものでしょう。
うつにつきものの自殺の話ですが、単純に「死にたいから死ぬ」よりも「この鈍痛がいつまで続くのか、いつ終わるのかがわからない」事に絶望して死ぬケースが多いと思います。
少なくとも私はそう思っています。
「死にたい」のではなく「生きていたくない、生きているのが苦痛」だから「生きている限り延々と続く苦痛を終わらせるためには死を選ばざるを得ない」という理由があるからだと思います。
【次回予告】
「死にたいけど死にたくない」これは矛盾しません。
メンタルに問題がある人はよくこう言いますが矛盾しているのでは? とお思いでしょう。
ですが少なくとも本人の中では矛盾はしていません。
第2話 「「死にたい」の意味。「死にたいけど死にたくない」は矛盾しない」
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