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驚きの雑学
かつて世界に物議をかもしたジョン・タイターとは
しおりを挟むジョン・タイターとは、2000年から2001年にかけてインターネット上に現れた、2036年からやってきたと自称するタイムトラベラーの男性です。
彼は自分を1998年生まれだとしました。彼は複数の掲示板やチャットで、タイムトラベルの理論や自分のいた未来の状況、タイムトラベルの証拠などを提示しました。
彼の話は多くの人々から注目を集め、議論を巻き起こしました。
ジョン・タイターの目的は、1975年にIBM 5100というコンピューターを入手し、未来に持ち帰ることでした。
彼は2036年に帰還する途中、1998年に立ち寄り、若い頃の両親と赤ちゃんの頃の自分に会いました。そして、彼は2001年まで、この家族と暮らしたとされています。
ジョン・タイターが使ってきたタイムマシンは、ブラックホールを利用したものだと言われています。
人工的にカー・ブラックホール(回転するブラックホール)を作り出すのです。カー・ブラックホールは、通常のブラックホールとは異なりドーナツ状をしており、このドーナツ状の特異点を通過することで別の世界線に移動できます。
ジョン・タイターは、この小型のマシンを自動車に積み込み、タイムトラベルを行いました。
ジョン・タイターは、エヴェレット・ホイーラー・モデル(エヴェレットの多世界解釈)が正しいと発言しています。
さらに、ジョン・タイターは、「エヴェレットの多世界は、時間の異なる別の世界線であり、恐らく無限に存在する」といったような解釈を付け加えることによって、タイムトラベルの結果生じる矛盾、いわゆるタイムパラドックスの問題が解決されるとしています。
ジョン・タイターが予言した未来は、私たちが現在知っている歴史とはかなり異なっています。彼は以下のような出来事を予測しました。
2004年にアメリカで内戦が勃発する
2008年にオリンピックが中止される
2015年に第三次世界大戦が起こり、核兵器が使用される
2036年にコンピューターの2038年問題が発生する
しかし、これらの予言はほとんど実現していません。ジョン・タイターはこれを説明するために、「世界線が異なるため」と述べました。つまり、彼が来た未来と私たちが現在いる未来は別々のパラレルワールドであり、歴史の流れが変わっているということです。
ジョン・タイターの正体は、現在も謎のままです。彼は2001年3月に「予定の任務を完了した」との言葉を残して書き込みを止め、以降は消息を絶っています。
彼が本当にタイムトラベラーだったのか、それとも手の込んだ作り話だったのか、はたまた何らかの目的のために行われた社会実験的な試みだったのか、は誰にも分かりません。
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