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タピオカちゃん ナタデココは思い出の味
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タピオカちゃんは小さな女の子。
ミルクパパと紅茶ママの三人で暮らしています。
ある日、タピオカちゃんはパパとアルバムを見ていました。
タピオカちゃんは写真を指差して言いました。
「ねぇ、これ、なーに?」
それはパパとママがレストランで楽しそうに食事している写真でした。二人が食べているのは白くて小さい四角がいっぱいのった食べ物でした。
パパが
「これはナタデココだよ。
プルプルしてとてもおいしいんだよ」
と言うとタピオカちゃんは目をキラキラさせて
「ナタデココ 食べたい!」
と言いました。
タピオカちゃんが走って台所へ行ってママに
「ママ、ナタデココくださいな」
と言うとママは
「ナタデココなんてよく知ってるわね。
ママはレストランで食べたことあるけど、作り方は知らないのよ」
と言うとタピオカちゃんは
「え~」
と言うとナタデココを探しに家を飛び出しました。
公園へ行くとアップルちゃんとオレンジちゃんが砂場で遊んでいました。
タピオカちゃんは
「アップルちゃん、オレンジちゃん、ナタデココくださいな」
と言うとアップルちゃんとオレンジちゃんは声をそろえて
「ナタデココってなぁに?」
と言いました。
タピオカちゃんが
「ナタデココはぷるぷるしてとてもおいしい食べ物よ」
と言うとアップルちゃんとオレンジちゃんは
「私も食べたい」
と声をそろえて言いました。
アップルちゃんとオレンジちゃんはタピオカちゃんについて行くことにしました。
タピオカちゃんたちが道を歩いていると畑仕事をしている青汁おじさんを見つけました。
タピオカちゃんが
「青汁おじさん、ナタデココくださいな」
と言うと青汁おじさんは
「おじさんは持ってないけどクリームソーダさんの喫茶店にならあるんじゃないか?」
と言いました。
三人は早速クリームソーダお姉さんの喫茶店へ向かいました。
クリームソーダお姉さんの喫茶店は小さいけれどおしゃれなお店です。
タピオカちゃんたちは喫茶店に入りました。
タピオカちゃんが
「クリームソーダお姉さん、ナタデココくださいな」
と言うとクリームソーダお姉さんは
「あら、ナタデココはうちのメニューにはないわね」
と言うとアップルちゃんとオレンジちゃんは声をそろえて
「え~」
と言いました。
クリームソーダお姉さんは
「でもナタデココの缶詰ならあるわよ。持って来るわね」
と言って店の奥に行きました。
タピオカちゃんたちは
「やったー」
と言って席につきました。
タピオカちゃんたちはわくわくしながら待ちました。
しばらくするとクリームソーダお姉さんが
「おまたせ」
と言いながらナタデココを持ってきました。アルバムで見たのと同じです。
三人は声をそろえて
「いただきます」
と言って食べはじめました。
アップルちゃんとオレンジちゃんは
「おいしい、おいしい」
と言って食べていました。
タピオカちゃんは
「おいしい、食べた事ない味」
と言いました。
タピオカちゃんはクリームソーダお姉さんに
「ナタデココの缶詰まだありますか?パパとママにもたべさせてあげたいの」
と言うとクリームソーダお姉さんは
「あるわよ。アップルちゃんとオレンジちゃんにもおみやげね」
と言うとアップルちゃんとオレンジちゃんは声をそろえて
「やったー」
と言いました。
タピオカちゃんは持って帰ったナタデココをパパとママに食べてもらいました。
パパが食べると
「あぁこれだ。昔と同じだ。懐かしいな。パパとママがまだ結婚する前に一緒に食べたんだよ。思い出すなぁ」
ママも食べると
「そうそう。パパがプロポーズしてくれた日もレストランで食べたのよ。懐かしいわ」
と言いました。その後もパパとママは思い出話をしながらナタデココを食べていました。パパとママは思い出の味に大満足でした。
パパは
「タピオカちゃん思い出の味をありがとう」
と言いました。するとタピオカちゃんは
「私も思い出の味食べたい!」
と言うとママが
「タピオカちゃんはまだ小さいから難しいわね。でも今食べたナタデココが十年後には思い出の味になってるわよ。その時は今日の事を懐かしく思うでしょうね」
と言うとタピオカちゃんは
「なんだか難しくてわからない」
とほっぺをふくらませました。
ミルクパパと紅茶ママの三人で暮らしています。
ある日、タピオカちゃんはパパとアルバムを見ていました。
タピオカちゃんは写真を指差して言いました。
「ねぇ、これ、なーに?」
それはパパとママがレストランで楽しそうに食事している写真でした。二人が食べているのは白くて小さい四角がいっぱいのった食べ物でした。
パパが
「これはナタデココだよ。
プルプルしてとてもおいしいんだよ」
と言うとタピオカちゃんは目をキラキラさせて
「ナタデココ 食べたい!」
と言いました。
タピオカちゃんが走って台所へ行ってママに
「ママ、ナタデココくださいな」
と言うとママは
「ナタデココなんてよく知ってるわね。
ママはレストランで食べたことあるけど、作り方は知らないのよ」
と言うとタピオカちゃんは
「え~」
と言うとナタデココを探しに家を飛び出しました。
公園へ行くとアップルちゃんとオレンジちゃんが砂場で遊んでいました。
タピオカちゃんは
「アップルちゃん、オレンジちゃん、ナタデココくださいな」
と言うとアップルちゃんとオレンジちゃんは声をそろえて
「ナタデココってなぁに?」
と言いました。
タピオカちゃんが
「ナタデココはぷるぷるしてとてもおいしい食べ物よ」
と言うとアップルちゃんとオレンジちゃんは
「私も食べたい」
と声をそろえて言いました。
アップルちゃんとオレンジちゃんはタピオカちゃんについて行くことにしました。
タピオカちゃんたちが道を歩いていると畑仕事をしている青汁おじさんを見つけました。
タピオカちゃんが
「青汁おじさん、ナタデココくださいな」
と言うと青汁おじさんは
「おじさんは持ってないけどクリームソーダさんの喫茶店にならあるんじゃないか?」
と言いました。
三人は早速クリームソーダお姉さんの喫茶店へ向かいました。
クリームソーダお姉さんの喫茶店は小さいけれどおしゃれなお店です。
タピオカちゃんたちは喫茶店に入りました。
タピオカちゃんが
「クリームソーダお姉さん、ナタデココくださいな」
と言うとクリームソーダお姉さんは
「あら、ナタデココはうちのメニューにはないわね」
と言うとアップルちゃんとオレンジちゃんは声をそろえて
「え~」
と言いました。
クリームソーダお姉さんは
「でもナタデココの缶詰ならあるわよ。持って来るわね」
と言って店の奥に行きました。
タピオカちゃんたちは
「やったー」
と言って席につきました。
タピオカちゃんたちはわくわくしながら待ちました。
しばらくするとクリームソーダお姉さんが
「おまたせ」
と言いながらナタデココを持ってきました。アルバムで見たのと同じです。
三人は声をそろえて
「いただきます」
と言って食べはじめました。
アップルちゃんとオレンジちゃんは
「おいしい、おいしい」
と言って食べていました。
タピオカちゃんは
「おいしい、食べた事ない味」
と言いました。
タピオカちゃんはクリームソーダお姉さんに
「ナタデココの缶詰まだありますか?パパとママにもたべさせてあげたいの」
と言うとクリームソーダお姉さんは
「あるわよ。アップルちゃんとオレンジちゃんにもおみやげね」
と言うとアップルちゃんとオレンジちゃんは声をそろえて
「やったー」
と言いました。
タピオカちゃんは持って帰ったナタデココをパパとママに食べてもらいました。
パパが食べると
「あぁこれだ。昔と同じだ。懐かしいな。パパとママがまだ結婚する前に一緒に食べたんだよ。思い出すなぁ」
ママも食べると
「そうそう。パパがプロポーズしてくれた日もレストランで食べたのよ。懐かしいわ」
と言いました。その後もパパとママは思い出話をしながらナタデココを食べていました。パパとママは思い出の味に大満足でした。
パパは
「タピオカちゃん思い出の味をありがとう」
と言いました。するとタピオカちゃんは
「私も思い出の味食べたい!」
と言うとママが
「タピオカちゃんはまだ小さいから難しいわね。でも今食べたナタデココが十年後には思い出の味になってるわよ。その時は今日の事を懐かしく思うでしょうね」
と言うとタピオカちゃんは
「なんだか難しくてわからない」
とほっぺをふくらませました。
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