ふたりのかりすま

シキ

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第一章

第一話

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ここは小さな島国ジョゼ王国。
昔この島国は複数の国に分かれており、戦争を繰り返していた。
そのことを知った、近くの大陸国が侵略しようとしてきたところ、1人のカリスマにより一致団結し、侵略を防いだことにより、統一国となり、その後、そのカリスマの子孫による世襲制の独裁政治で数百年国を維持してきた。
しかしながら、諸外国の近代文明にあいまって、東歴1823年に国王を象徴とした、民主主義体制へと以降していた。

東歴2121年春
議長「憲法9条を改正し、ここに国王制を復活する」
議員A「これで本格的な戦争に入るな」
議員B「仕方ない。従斗があそこまで大きくなってる、このままだと確実に侵略してくる。そうなったらこれまでの民主体制では対応できないからな。アンゴラも頼りにならないし。」
議員A「何人の犠牲が出るのか?というか侵略されてしまうか。他の近隣国のように」
議員B「ああ。早く避難した方がいいぞ。」
議員A「そうだな。」

時は遡り3年前、東歴2118年初夏 
母「アルー!お弁当忘れてるー!」
アルト「うお!母さんサンキューー!行ってきます!」
母「気をつけてね!あと帰ってきたら薪割り手伝ってね!」
アルト「オッケー!」
アルト(また薪割りかよー。適当にばっくれよう)
※()は心の声
〈学校につく〉
一同「ガヤガヤ」
〈 掲示板に一枚の新聞記事 〉
アルト「どうしたのこれ??」
カル「従斗がベトンとホーチンを事実上の支配化に置いたらしい。これでこのシノバ地区は隣の大天とうちの国以外すべて従斗の支配化。このままだとのみ込まれるもな」
※カル・テイラー:アルトの親友。アルトと家が近い。
※シノバ:ジョゼ、従斗、大天、ホーチンなど一体の地域
アルト(またこの手の話かー。学生が政治にここまで関心あるのはこの学校だけだよなー。)
アルト「ふーん。」
カル「お前本当に政治に関心ないな。俺らは将来の国を担う人材なんだから、もっと意識高く!政治に関心持ちなさい!」
※この学校は政治専門学校の国立東栄専科校。国内でも優秀な頭脳を持った学生があつまる。卒業生に数多くの総理大臣を配出。
アルト「カル…。それなら少しでも成績上げるんだな。こないだのテスト下から3番目だったんだろ。」
カル「…」
〈 アルトも掲示板の新聞記事をみる〉
アルト「従斗ってさ、国王変わったよね。確かに5年前くらい。そこからどんどん勢力が増したよな。そんで俺らの国がさ、ちょうど5年前?もっと前かな?総理大臣が代わってさ。どんどん勢力が落ちてきたよなー…」
カル「…なに急に?笑」
アルト「いや、ほら前の前の総理がさ、辞めてから国がどんどん衰退してるじゃん。やっぱりあの総理すごかったなーって。それで今の従斗の国王なんか顔が似てるんだよね。前の前の総理に。ハハハ…」
カル「なんだそれ。前の前の総理が従斗の国王になったから、従斗が勢力増してるってこと?それはないだろ。国籍があるから従斗の国王にはなれんだろうし。」
アルト「まあな。まあどーでもいいか。早く教室行こう。」
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