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第二章 令和元年版? 八月二十四日の告白。
第三十一回 緊急告知? 尾行? 張り込み?
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――すべて受動態。されている立場だ。
今に始まったことではなく、ずっと前から。いつ頃からかな? ……夏休みよりもっと前、いやいやいや、それに気づいたのは雨の日。あの雨のち晴れの帰り道。または一学期末考査の最終日だ。一回目に続く二回目の『りかのじかん』執筆の日。
雨は、涙零した一人ぼっちの田んぼ道からだったが、
茶色の普通乗用車は、最寄りの駅前で停車したまま、ずっと動かず、停車したまま。
……七夕を超えた次の日も、
またその次の日も、下校時、九十八パーセントの確率で、同じ場所に停車している。
停車している位置は不自然。改札出た所の赤いポスト前。……他の車の邪魔になる。
僕が通過した後いなくなると、
……可奈は、そう告げていた。僕に、そう言ったのだ。
それで、
決定的な出来事が起きた? ……のだ。下校時以外にも、ごく最近、何と夏休みに入ってからも、その茶色の普通乗用車はいたのだ。……『二足す二=Wの設定?』よりも簡単な、その車のナンバープレートの数字と記号。すでにインプット済だ。
あの日あの時、
七十年代の学生街の喫茶店を彷彿とさせる『海里』というお店。その付近。僕のピンク自転車と、可奈の赤い自転車の傍らに、その車が停車……でなく、駐車? ……かも。
お店の中にて、
その車の持ち主と、初の顔合わせをしていたのかもしれない。……でも、
――でもでもでもでも、お店の中にいても誰かはわからない。そして今日も、パパと一緒の帰り道で、……やっぱり、その茶色の普通乗用車は、最寄りの駅で停車していた。
そのことは、……パパには内緒、話せなかった。
今に始まったことではなく、ずっと前から。いつ頃からかな? ……夏休みよりもっと前、いやいやいや、それに気づいたのは雨の日。あの雨のち晴れの帰り道。または一学期末考査の最終日だ。一回目に続く二回目の『りかのじかん』執筆の日。
雨は、涙零した一人ぼっちの田んぼ道からだったが、
茶色の普通乗用車は、最寄りの駅前で停車したまま、ずっと動かず、停車したまま。
……七夕を超えた次の日も、
またその次の日も、下校時、九十八パーセントの確率で、同じ場所に停車している。
停車している位置は不自然。改札出た所の赤いポスト前。……他の車の邪魔になる。
僕が通過した後いなくなると、
……可奈は、そう告げていた。僕に、そう言ったのだ。
それで、
決定的な出来事が起きた? ……のだ。下校時以外にも、ごく最近、何と夏休みに入ってからも、その茶色の普通乗用車はいたのだ。……『二足す二=Wの設定?』よりも簡単な、その車のナンバープレートの数字と記号。すでにインプット済だ。
あの日あの時、
七十年代の学生街の喫茶店を彷彿とさせる『海里』というお店。その付近。僕のピンク自転車と、可奈の赤い自転車の傍らに、その車が停車……でなく、駐車? ……かも。
お店の中にて、
その車の持ち主と、初の顔合わせをしていたのかもしれない。……でも、
――でもでもでもでも、お店の中にいても誰かはわからない。そして今日も、パパと一緒の帰り道で、……やっぱり、その茶色の普通乗用車は、最寄りの駅で停車していた。
そのことは、……パパには内緒、話せなかった。
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