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第五章 物思う秋。よし、青春物語を創ろう!
第百十七回 運命? 大いなる伏線? 物語に影響?
しおりを挟む――星野の繋がり。血縁に近しこと。
運命、そう呼ばざるを得ないのか? あとは僕、そしてパパのことだ。……パパのフルネームは星野新一。ちなみに智美おばさんと千尋おばさんのお兄さんが、つまり旧一おじさん。……と、僕は初めて聞いたのだ、千佳から……。
では、旧一おじさんと、
パパの関係は、やはり親戚。でも、もう遠くはない。
なぜなら、旧一おじさんのお父さんと、パパのパパは兄弟だからなの。
ふう……と溜息。
もっと複雑な家系図かと思っていたけど、……まあ、物語と違って、現実は意外と単純なものかもしれない。話や創造よりも、蓋を開けてみたら、思っていたよりも普通。その現実も、あっという間に受け入れることができた。それ以上に、嬉しかった。
後、もう一人、
星野善一さん。何とパパの弟だったのだ。――ひど~い! あんな怖い思いをしていたのに、僕には教えてくれなかった。ムムム、パパの意地悪!
ヘン、今頃クシャミだ。
すると、ボソッと、
「梨花、あなたが聞こうとしなかったんじゃない。善一さんだって、お父さんだって困ってたのよ。あんなに泣いてちゃ、何も言えないじゃない」
そう、あの時だ。
千里府警で調書を作成した後だ。……どうしようもなく、思いっ切り泣いちゃった。
それに今、心の声まで洩れちゃっていた。
所謂筒抜け? それが証拠に、可奈は続けて言うのだ。千佳の相槌とともに。
「聞こえてたよ、梨花の独り言。最近多くなったんじゃない? じゃあ、ますます決定もう絶対、エブリ系アニソンみんなで合唱。ストレス解消解消!」と、高らかに。
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