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第12章
(2)九尾狐
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「其方らに、私の本当の姿を見せてやろう」
九尾狐が本気になると大狐の背後から巨大な九本のしっぽが表れた。
本性を現した九尾狐の姿は、頭の後ろである中央部分に縦へと伸びた太い尾を中心に左右へ対照的に四本の尾が聳え立っている。尾の高さまでの全長は大嶽丸の大きさを上回る巨大な牝狐である。
九尾狐の双眸が赤く光ると同時に全身から放たれる猛烈な妖気は此れまで以上に空間を変形させるような禍々しいものであり、天を揺るがし、地を裂くような轟音が当り一帯に響き渡る。空気中の水蒸気が巻き上がるように強風が押し寄せると、天からは激しい雨が降り始めた。
激しく冷たい雨風が視界を妨げて体力を奪うばかりか、穢れた妖気が結子と朋友の肉体の自由を奪ってゆく。
峻烈を極めた状況下であっても真正面から反撃を試みる結子の双眸は蒼く煌めき、全身から清らかな気を強烈に放つ儼然とした結子は、九尾狐の妖気を清らかな力強い気で弾き返してゆく。
黒雲に覆われた闇夜と澄み渡る星月夜・・・天が二分する。
「本気になりやがったな!」
「朋友、後ろ!」
背後から襲い掛かる牝狐の攻撃を紙一重で躱した朋友は、相手の胴体を薙ぎ払うように斬りつけた。
「サンキュー!」
朋友の身を案じた結子の隙を狙って牝狐の一匹は奇妙な喘ぎ声とともに薄ら笑いを浮かべながら仲間の狐を後ろから押して結子に打つけることにより結子の視界を奪って背後に回り込む。
穢れた妖気とともに尻尾を首に巻き付けられた結子は喉を縊られ息が絶えそうになる。猟奇的で狡獪な狐たちに対して、一歩も引かない結子は身に纏う圧倒的な御神気で交戦し、敵を排斥して活路を切り開く。
結子と朋友は互いの背中を合わせて牝狐たちに相対し、すべての方向から逼り来る牝狐たちと睨み合う。
「私が大狐の気を引きつけるから、朋友は隙を見て攻撃して!」
結子の清らかな気を感じながら頷いた朋友は、再び牝狐たちに攻撃を仕掛けて結子が九尾狐へ近づけるように牝狐たちの気を引きつける。
強大な九尾狐に真っ向から挑む結子は、素早い身の熟しで大狐に近づき攻戦する。
「死ね!」
禍々しい妖気を込めた言葉を発しながら九尾狐は結子を迎え撃つ。結子を目掛けて巨大な九本の尾が次々と攻撃して来る。それらすべてを間一髪のところで回避する結子は、九尾狐を引きつけながら移動する。結子を追い怒濤の攻撃を繰り広げる九尾狐・・・
子分の牝狐たちを次々に斬り倒す朋友は、九尾狐に動きを悟られないように全神経を集中して距離を詰めてゆく。
「終わりよ!」
結子を追いつめた九尾狐は強烈な妖気とともに結子の心臓目掛けて九本の尾で攻撃する。
「えっ!」
大波のように力強く押し寄せる御神気を大狐は感じたのだが時既に遅し。岩場を蹴り高く飛び跳ねながら御神剣を振り翳す勇者。電光石火の如く、九尾狐の斜め後ろから御神気を其の身に纏った朋友が襲い掛かる。
強大な魔獣目掛けて全力を注いだ渾身の一撃を朋友が放とうとした瞬間、朋友の双眸に九尾狐の哀愁に満ちた眼差しが飛び込んで来た。
吸い込まれるような双眸の中に潜む悲しくも切ない過去の情報が朋友の全身を貫き、雨音(九尾狐)から聞かされた哀惜を帯びた声遣いが朋友の脳裏に過る・・・
「私ね、その人と一緒に居たら、何方かが死ぬことになるのに、それをわかっていたのに、その人と一緒に居ようとしたの・・・死ぬかも知れないのに側に居ようとね・・・」
「どうしてですか?」
「その人のことが好きだったからよ・・・抱き合って、キスをして、彼を信じて喜びを分かち合う。それがたとえ短い時間でも、ほんの一瞬でも・・・彼のことが本当に好きだったから・・・」
殺生石を背にした九尾狐の目前で朋友は振り翳した御神剣を止めた。
「朋友・・・」
九本の太く禍々しい尾を躱そうと仰け反る結子ではあるが、九尾の一本が朋友の名を呟く結子の腕を強打し、結子はその場から弾き飛ばされた。
「結子!」
御神剣を片手にしながらも無防備な体勢で結子の名を叫ぶ朋友に対して、巨大な双眸で其の姿を凝視する九尾狐は、ゆっくりと朋友に近づき語りかけた。
「前にも聞いたよね・・・自分の命を投げ打ってでも、好きな子の命を守ることができる?」
「あぁ、できるよ」
「朋友!」
弾き飛ばされたために朋友と九尾狐の位置から少し距離のある場所で倒れながらも朋友の名を叫ぶ結子を見つめながら、朋友は九尾狐に返事をした。強打した自身の腕よりも朋友の身を案じる結子ではあるのだが、戦意を喪失した朋友を救う術がない。
「あの子のこと、好きなんでしょ?」
「好きだ!」
「あの子のこと助けてあげるわ・・・」
朋友に結子の命を助けてやると告げた九尾狐は、巨体を波のようにうねらせながら静かに朋友の背後へ回り込み九尾の先を朋友に向け突き立てた。
「だめぇ~!」
結子の声が空間に響き渡る・・・
激しく躍動する九本の尾が勢いを増して朋友に迫る中、最愛の人を想い、その身を案じる朋友は清々しい表情をしながら結子の名を呟いた。
「結子・・・」
神社境内での激闘を制した鬼塚、角田、昭心は、結子と朋友が苛烈な戦いを繰り広げている賽の河原へ駆けつけて来たのだが、巨大な牝狐を見上げるだけでどうすることも出来ない。
優しい眼差しで結子を見つめる朋友の姿をじっと見つめる九尾狐・・・そんな九尾狐から目を離さない結子・・・3つの意識と魂の叫びが交差しながら積年の悔恨と憤懣が刻を駆け巡り、汚穢により歪められた深意を闡明する。
「終わりよ!」
九尾狐の掛声とともに躍動する九本の太く鋭い尾のすべてが・・・九尾狐の胴体を貫いた・・・
その瞬間、その場に存在したすべての者が息を呑み静止した・・・そんな感じがした朋友は、刻む時とともに体をゆっくりと動かし、その場に倒れ込む雨音を抱き支えた。
「どうして・・・」
朋友からの問い掛けに微笑しながら返答する九尾狐。
「あなたが自分の命を投げ打ってでも、好きな子の命を守ることができるように、私も自らの命に変えてでも、好きな人の命を守ることができるだけよ」
朋友の颯爽とした姿を目に焼き付ける九尾狐は漸次に衰え、力を振り絞りながら声を出す。
「これは私のために殺ったこと・・・好きな人に先に逝かれて、長い年月ひとり遺されるのも辛いものよ・・・」
人の大きさまで小さくなり、吐血する九尾狐は涙を流しながら羸弱してゆく。
「おい、しっかりしろ!」
「あなたに逢えて嬉しかった・・・ありがとう・・・」
日本三大妖怪の最後の砦である九尾狐は、朋友の胸の中で静かに絶命した。清らかな気に包まれながら次々と消えて逝く狐の子分たち・・・
其れを見守る鬼塚と角田・・・合掌しながら見送る昭心。
狐たちが人間社会を混沌とさせているのは争うべからざる事実ではあるが、その素因を一概に肉眼では見ることの出来ない存在たちに帰するのは誤想である。
寧ろ、欲に駆られて機械をはじめとする魔獣のような禍々しい人工物を生み出し、自らも増殖している人類そのものが地球の空間を劣化させる怪獣と化しているのである。
朋友の双眸が蒼く煌めくと同時に全身から放たれた清らかな気は絶命した九尾狐を包み込む。そして、朋友は安らかな眠りを祈りながら九尾狐を成仏させた。
「ありがとう・・・」
哀悼の意を胸に涙を浮かべる結子も朋友と呼応するように全身から清らかな御神気を放ち、賽の河原の空間を清めてすべての狐たちを成仏させると辺り一帯の霧が晴れ渡り、夜空の星々たちが耀きを増した・・・
九尾狐が本気になると大狐の背後から巨大な九本のしっぽが表れた。
本性を現した九尾狐の姿は、頭の後ろである中央部分に縦へと伸びた太い尾を中心に左右へ対照的に四本の尾が聳え立っている。尾の高さまでの全長は大嶽丸の大きさを上回る巨大な牝狐である。
九尾狐の双眸が赤く光ると同時に全身から放たれる猛烈な妖気は此れまで以上に空間を変形させるような禍々しいものであり、天を揺るがし、地を裂くような轟音が当り一帯に響き渡る。空気中の水蒸気が巻き上がるように強風が押し寄せると、天からは激しい雨が降り始めた。
激しく冷たい雨風が視界を妨げて体力を奪うばかりか、穢れた妖気が結子と朋友の肉体の自由を奪ってゆく。
峻烈を極めた状況下であっても真正面から反撃を試みる結子の双眸は蒼く煌めき、全身から清らかな気を強烈に放つ儼然とした結子は、九尾狐の妖気を清らかな力強い気で弾き返してゆく。
黒雲に覆われた闇夜と澄み渡る星月夜・・・天が二分する。
「本気になりやがったな!」
「朋友、後ろ!」
背後から襲い掛かる牝狐の攻撃を紙一重で躱した朋友は、相手の胴体を薙ぎ払うように斬りつけた。
「サンキュー!」
朋友の身を案じた結子の隙を狙って牝狐の一匹は奇妙な喘ぎ声とともに薄ら笑いを浮かべながら仲間の狐を後ろから押して結子に打つけることにより結子の視界を奪って背後に回り込む。
穢れた妖気とともに尻尾を首に巻き付けられた結子は喉を縊られ息が絶えそうになる。猟奇的で狡獪な狐たちに対して、一歩も引かない結子は身に纏う圧倒的な御神気で交戦し、敵を排斥して活路を切り開く。
結子と朋友は互いの背中を合わせて牝狐たちに相対し、すべての方向から逼り来る牝狐たちと睨み合う。
「私が大狐の気を引きつけるから、朋友は隙を見て攻撃して!」
結子の清らかな気を感じながら頷いた朋友は、再び牝狐たちに攻撃を仕掛けて結子が九尾狐へ近づけるように牝狐たちの気を引きつける。
強大な九尾狐に真っ向から挑む結子は、素早い身の熟しで大狐に近づき攻戦する。
「死ね!」
禍々しい妖気を込めた言葉を発しながら九尾狐は結子を迎え撃つ。結子を目掛けて巨大な九本の尾が次々と攻撃して来る。それらすべてを間一髪のところで回避する結子は、九尾狐を引きつけながら移動する。結子を追い怒濤の攻撃を繰り広げる九尾狐・・・
子分の牝狐たちを次々に斬り倒す朋友は、九尾狐に動きを悟られないように全神経を集中して距離を詰めてゆく。
「終わりよ!」
結子を追いつめた九尾狐は強烈な妖気とともに結子の心臓目掛けて九本の尾で攻撃する。
「えっ!」
大波のように力強く押し寄せる御神気を大狐は感じたのだが時既に遅し。岩場を蹴り高く飛び跳ねながら御神剣を振り翳す勇者。電光石火の如く、九尾狐の斜め後ろから御神気を其の身に纏った朋友が襲い掛かる。
強大な魔獣目掛けて全力を注いだ渾身の一撃を朋友が放とうとした瞬間、朋友の双眸に九尾狐の哀愁に満ちた眼差しが飛び込んで来た。
吸い込まれるような双眸の中に潜む悲しくも切ない過去の情報が朋友の全身を貫き、雨音(九尾狐)から聞かされた哀惜を帯びた声遣いが朋友の脳裏に過る・・・
「私ね、その人と一緒に居たら、何方かが死ぬことになるのに、それをわかっていたのに、その人と一緒に居ようとしたの・・・死ぬかも知れないのに側に居ようとね・・・」
「どうしてですか?」
「その人のことが好きだったからよ・・・抱き合って、キスをして、彼を信じて喜びを分かち合う。それがたとえ短い時間でも、ほんの一瞬でも・・・彼のことが本当に好きだったから・・・」
殺生石を背にした九尾狐の目前で朋友は振り翳した御神剣を止めた。
「朋友・・・」
九本の太く禍々しい尾を躱そうと仰け反る結子ではあるが、九尾の一本が朋友の名を呟く結子の腕を強打し、結子はその場から弾き飛ばされた。
「結子!」
御神剣を片手にしながらも無防備な体勢で結子の名を叫ぶ朋友に対して、巨大な双眸で其の姿を凝視する九尾狐は、ゆっくりと朋友に近づき語りかけた。
「前にも聞いたよね・・・自分の命を投げ打ってでも、好きな子の命を守ることができる?」
「あぁ、できるよ」
「朋友!」
弾き飛ばされたために朋友と九尾狐の位置から少し距離のある場所で倒れながらも朋友の名を叫ぶ結子を見つめながら、朋友は九尾狐に返事をした。強打した自身の腕よりも朋友の身を案じる結子ではあるのだが、戦意を喪失した朋友を救う術がない。
「あの子のこと、好きなんでしょ?」
「好きだ!」
「あの子のこと助けてあげるわ・・・」
朋友に結子の命を助けてやると告げた九尾狐は、巨体を波のようにうねらせながら静かに朋友の背後へ回り込み九尾の先を朋友に向け突き立てた。
「だめぇ~!」
結子の声が空間に響き渡る・・・
激しく躍動する九本の尾が勢いを増して朋友に迫る中、最愛の人を想い、その身を案じる朋友は清々しい表情をしながら結子の名を呟いた。
「結子・・・」
神社境内での激闘を制した鬼塚、角田、昭心は、結子と朋友が苛烈な戦いを繰り広げている賽の河原へ駆けつけて来たのだが、巨大な牝狐を見上げるだけでどうすることも出来ない。
優しい眼差しで結子を見つめる朋友の姿をじっと見つめる九尾狐・・・そんな九尾狐から目を離さない結子・・・3つの意識と魂の叫びが交差しながら積年の悔恨と憤懣が刻を駆け巡り、汚穢により歪められた深意を闡明する。
「終わりよ!」
九尾狐の掛声とともに躍動する九本の太く鋭い尾のすべてが・・・九尾狐の胴体を貫いた・・・
その瞬間、その場に存在したすべての者が息を呑み静止した・・・そんな感じがした朋友は、刻む時とともに体をゆっくりと動かし、その場に倒れ込む雨音を抱き支えた。
「どうして・・・」
朋友からの問い掛けに微笑しながら返答する九尾狐。
「あなたが自分の命を投げ打ってでも、好きな子の命を守ることができるように、私も自らの命に変えてでも、好きな人の命を守ることができるだけよ」
朋友の颯爽とした姿を目に焼き付ける九尾狐は漸次に衰え、力を振り絞りながら声を出す。
「これは私のために殺ったこと・・・好きな人に先に逝かれて、長い年月ひとり遺されるのも辛いものよ・・・」
人の大きさまで小さくなり、吐血する九尾狐は涙を流しながら羸弱してゆく。
「おい、しっかりしろ!」
「あなたに逢えて嬉しかった・・・ありがとう・・・」
日本三大妖怪の最後の砦である九尾狐は、朋友の胸の中で静かに絶命した。清らかな気に包まれながら次々と消えて逝く狐の子分たち・・・
其れを見守る鬼塚と角田・・・合掌しながら見送る昭心。
狐たちが人間社会を混沌とさせているのは争うべからざる事実ではあるが、その素因を一概に肉眼では見ることの出来ない存在たちに帰するのは誤想である。
寧ろ、欲に駆られて機械をはじめとする魔獣のような禍々しい人工物を生み出し、自らも増殖している人類そのものが地球の空間を劣化させる怪獣と化しているのである。
朋友の双眸が蒼く煌めくと同時に全身から放たれた清らかな気は絶命した九尾狐を包み込む。そして、朋友は安らかな眠りを祈りながら九尾狐を成仏させた。
「ありがとう・・・」
哀悼の意を胸に涙を浮かべる結子も朋友と呼応するように全身から清らかな御神気を放ち、賽の河原の空間を清めてすべての狐たちを成仏させると辺り一帯の霧が晴れ渡り、夜空の星々たちが耀きを増した・・・
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