1 / 57
使い魔と契約
昼下がり/間違え/ご主人様
しおりを挟む
おだやかな午後の昼下がり。
心地よい気温と窓から差し込む光がベッドに当り、昼寝という誘惑をしかけてくる。
いかん・・・・・・。むしょうにゴロンとしたくなってきた。
季節は春の後半。
一度眠れば日が暮れるまで寝てしまうこと請け合いである。
ここは耐えないと!
頭を振り昼寝という誘惑を頭から追い出す。
なぜならこれから大事な作業が待っているからだ。
その作業というのは・・・・・・。
「ご主人様~、錬金術の準備が出来ました!」
そう錬金術である。
とは言え、当のご主人様である男もご主人様に仕える使い魔の娘も錬金術士ではない。
その手前の手前、錬金術士の候補生である。
いま錬金術で作ろうとしているのは、候補生から錬金術士の弟子にステップアップする為の課題のアイテム制作である。
錬金術士になるまでの簡単な流れは、一般人→候補生→錬金術士の弟子→錬金術士であるのだが、それぞれ課題や試験等が存在し錬金術士に成れずに終わる者も多い。
「んじゃ、さっさと作るとするか。時間もないしな」
「は~い」
時間がないのは期日が迫っているという話ではなく、作ろうとしているアイテムに適した時間という意味だ。
錬金術というのはその時の時間や場所等の様々な影響を受けてしまう物らしく、当然簡単な物であればそれらを無視する事もできるが、男も使い魔もまだ候補生の素人だ。
なので急ぐ必要があった。
「そういや、材料を間違えて用意したりはしてないよな?」
「大丈夫です~。もうばっちりですよ」
「・・・・・・怪しい」
当然だが使える材料には限度があり無駄打ちはできない。
加えて、この弟子になるための課題は師となる人が決めるので千差万別。毎回違う上に作り方こそ教えてもらえるが何ができるか教えてもらえない。
出来た物を作らずに用意する等の不正を無くすためで、さらには課題を決めた人のオリジナルレシピの場合もある為に本当に油断ができない。
んー。うちの使い魔はミスが多いからな・・・・・・。
軽く確認しておくか。
まずは、基本の融合液に、小麦粉、クエドルの卵、サルバトスの樹液、サニーフラワー百式の種、塩が少しだったな。
なんとなくお菓子が出来そうな材料ではあるが、思い込みは良くないので忘れる事にして男は確認していく。
小麦粉らしい袋には片栗粉とあるな・・・・・・。
えーと、他には・・・・・・。あーこれ砂糖じゃね?
男が少し舐めてみると確かな甘みが口の中に広がった。
「おいおい・・・・・・。小麦粉のはずが片栗粉になっているし、あとこれ砂糖だぞ」
「ご、ごめんなさい~!すぐ用意してきます!」
慌てた様子で小麦粉と砂糖を持って、使い魔の娘は1階の台所へ向かっていく。
途中でドスンッ!と音が聞こえてきたのだが、男はそれが何なのかを察していた。
「ありゃ・・・・・・、またコケたみたいだな。こんなんで錬金術士になれるもんなのかな・・・・・・」
当然だが錬金術で失敗したら材料は帰ってこない。丸々損をする。
物にもよるが、貴重な材料を使う事もある錬金術士にとって単純ミスはしないのが鉄則である。
俺がしっかりやれば大丈夫だと思いたい所だな。
ドタドタドタッ!
そんな時誰かが階段を急いで駆け上がってくるような音が響いてきた。
男は使い魔が戻ってきたのだろうと思って気にしなかったのだが、部屋に飛び込んできたのは違う人物だった。
「どういうつもり!なんであの子が使い魔になっているのかしら!」
「主は、なぜあの娘がお前の使い魔になっているのかを聞いてる」
ああ、また面倒な奴等が来たもんだ・・・・・・。
しっかし、どこから俺達の情報を知ったんだろうなぁ。
今部屋に飛び込んで来たのは、男の使い魔と同い年の女の子とその使い魔の猫(鯖トラ系の柄)で錬金術士を目指しているコンビだ。ちなみにすでに錬金術士の弟子になっている。
男の使い魔は人間の女の子なんだが、その友人らしく使い魔になってしまった事を良く思ってないらしい。
まぁ、普通に人が使い魔になる事が前代未聞らしいから知ったらこうなるよな。
仕方ない。面倒だがきちんと言ってやるか。
「そんな事は単純明快!俺の方が優秀だからだ!」
すまん面倒だったから、きちんとと言うよりハッキリ簡潔に言ってしまった。
「主、自分の方が優れているからと言っている」
「なんですって!いくらちょっとドジでドンくさくて未だに砂糖と塩を間違うからって、さすがにそれはないわ!」
うーむ、ひどい言われようかもしれないが間違ってはないな。
まさに、さっき砂糖と塩間違えたしな。
「主は・・・・・・。出来損ないとは言え流石にない、と言っている」
どう言うべきか猫は少し悩み、考えてからそう言った。
「そこまで言ってないだろぉ!流石にないぞ!」
「そんな事言ってないでしょ!流石にないわ!」
ほぼ同時。
「主。申し訳ない・・・・・・」
このポンコツな通訳をしている女の使い魔だが、決してこの猫はポンコツな訳ではない。むしろ猫の中では優秀な部類に入る。
猫は基本的に人間ほど多くの言葉を使わない為に、簡単な言い回しになりがちなのだ。
他の猫ならもっと酷いだろう。
しかし・・・・・・、このままいくと今日はアイテム作りはおあずけになるかもしれないなぁ。
「ご主人様~。今度こそ準備おっけーです!」
間が悪いことにそこへうちの使い魔が戻って来た。
「ご主人様ってぇぇ!!あんたねぇ、ご主人様なんて呼ばせてたのね!許せない!」
「主は、ご主人様と呼ばせるなと言っている」
俺が呼ばせた訳じゃないんだがなぁ。
むしろなぜそう呼ぶのか気に・・・・・・、はならない、か。
考えてみると素晴らしいな!ご主人様!
俺的には、うちの使い魔ならお兄ちゃんとかの方が・・・・・・ry。
「あ~、来てたんだ。今お茶を持ってくるね。えっと、猫だとお茶より水の方がいいかな?」
「なんで、そんな暢気な・・・・・・。使い魔にさせられて、さらにはご主人様なんて呼ばせられてるのに大丈夫なの?」
男の使い魔は状況が分らず、困った表情で男の方を見る。
なぜ困ったかと言えば、人間が使い魔になる事自体が前代未聞らしく口止めをされていたのである。
「俺らの事バレてるみたいだから普通にしていいぞ」
「えっと~、使い魔になったのもご主人様と呼ぶのも、私が勝手にした事だから大丈夫だよ?」
「何を言ってるの?アレをよく見て!」
そう言って男の方に向かって指をさす。
「あの傷跡~、ワイルドでカッコイイよね」
「そうじゃないでしょ!」
確かに男には傷跡がある。
まぶたの少し上のあたりから反対側の頬のあたりまで伸びた傷跡、それも左右両方。
顔の中心線あたりで綺麗にクロスしてるのが特徴。細かい傷跡は他にもあるが、毛深いのでパッと見では分からない。
「もう一度見て!」
そう言って再度男に人差し指を向ける。
なんども指を指すな!失礼だろうが!
「どう見てもアレは猫でしょ!!」
「猫ですがなにか?」
ちなみに黒白の比率が逆のホワイトタイガーのような柄である。
「猫の使い魔になるのって~、私が初めてかもしれないらしくてもうびっくりだよね」
「逆よ!全人類があなたにビックリよ!そして猫あんた何言ったのよ?」
普通は猫と人は会話できないが、使い魔になると主になった人と会話できるようになる。
だから先ほどから猫の使い魔が男の通訳していたのだ。
「主、自分は猫ですと言ってる」
あっくんは最後の『なにか?』の部分がどういう意図か理解できず略した。
「それちょっと違うよ~。自分は猫だけど何か問題ある?って意味で言ったんだよ」
「勉強不足・・・・・・。ありがとう」
「いえいえ~、どういたしまして」
ちなみに使い魔同士も会話ができる。
それもどんな生き物だろうと。
「私を置いて和まないでよね。ほんと何で楽しそうなのよ・・・・・・」
使い魔限定だが、単純にいろんな生き物と会話できるのが男の使い魔は楽しかったのだ。
この女の子以外の友達ができず一人でいる事が多かった男の使い魔にとって、話し相手が増えて嬉しかったらしい。
「楽しそうで何よりじゃないか。いい事だと思うぜ?」
「何言ってるか分からないけど・・・・・・、こっちを理解した風でムカつくわね」
まぁ、俺は人の言葉は普通に分かるわけだし仕方あるまい。
「えっと~、ご主人様は人の言葉が理解できるようなので分かってるんじゃないかな?」
「はぁ!?猫なのに人の言葉理解してるの?どういう事よ!」
それは前世で人間だったというか、異世界転生したからだけどな、猫に・・・・・・。
「やはり、気のせいではなかったか・・・・・・」
「気がついてたなら早く言いなさいよ!」
「申し訳ない。主」
「ね~?ご主人様はすごいでしょ」
なぜか誇らしそうにする男の使い魔だが、それとは反対に冷ややかな視線を男に送る女の子。
「すごいかもしれないけど・・・・・・、猫なのよ!」
猫で悪いか!ちくしょーーー!
この体の元の持ち主には悪いがなっ!
俺だって転生するなら人間の美少年が良かったつーーの!
モテモテ人生歩きたかったつーーーーーーーーーの!
「びっくりだよね~。話してみると猫なのに私より賢い感じだし」
「それはそれでどうなのよ・・・・・・」
この物語は錬金術士を目指す異世界猫転生した男と、その使い魔になった女の子の人生を描く話である。
※名前や地名等は2章以降になってから付けていたりします。それと、次回は男が猫に転生する話からになります。
心地よい気温と窓から差し込む光がベッドに当り、昼寝という誘惑をしかけてくる。
いかん・・・・・・。むしょうにゴロンとしたくなってきた。
季節は春の後半。
一度眠れば日が暮れるまで寝てしまうこと請け合いである。
ここは耐えないと!
頭を振り昼寝という誘惑を頭から追い出す。
なぜならこれから大事な作業が待っているからだ。
その作業というのは・・・・・・。
「ご主人様~、錬金術の準備が出来ました!」
そう錬金術である。
とは言え、当のご主人様である男もご主人様に仕える使い魔の娘も錬金術士ではない。
その手前の手前、錬金術士の候補生である。
いま錬金術で作ろうとしているのは、候補生から錬金術士の弟子にステップアップする為の課題のアイテム制作である。
錬金術士になるまでの簡単な流れは、一般人→候補生→錬金術士の弟子→錬金術士であるのだが、それぞれ課題や試験等が存在し錬金術士に成れずに終わる者も多い。
「んじゃ、さっさと作るとするか。時間もないしな」
「は~い」
時間がないのは期日が迫っているという話ではなく、作ろうとしているアイテムに適した時間という意味だ。
錬金術というのはその時の時間や場所等の様々な影響を受けてしまう物らしく、当然簡単な物であればそれらを無視する事もできるが、男も使い魔もまだ候補生の素人だ。
なので急ぐ必要があった。
「そういや、材料を間違えて用意したりはしてないよな?」
「大丈夫です~。もうばっちりですよ」
「・・・・・・怪しい」
当然だが使える材料には限度があり無駄打ちはできない。
加えて、この弟子になるための課題は師となる人が決めるので千差万別。毎回違う上に作り方こそ教えてもらえるが何ができるか教えてもらえない。
出来た物を作らずに用意する等の不正を無くすためで、さらには課題を決めた人のオリジナルレシピの場合もある為に本当に油断ができない。
んー。うちの使い魔はミスが多いからな・・・・・・。
軽く確認しておくか。
まずは、基本の融合液に、小麦粉、クエドルの卵、サルバトスの樹液、サニーフラワー百式の種、塩が少しだったな。
なんとなくお菓子が出来そうな材料ではあるが、思い込みは良くないので忘れる事にして男は確認していく。
小麦粉らしい袋には片栗粉とあるな・・・・・・。
えーと、他には・・・・・・。あーこれ砂糖じゃね?
男が少し舐めてみると確かな甘みが口の中に広がった。
「おいおい・・・・・・。小麦粉のはずが片栗粉になっているし、あとこれ砂糖だぞ」
「ご、ごめんなさい~!すぐ用意してきます!」
慌てた様子で小麦粉と砂糖を持って、使い魔の娘は1階の台所へ向かっていく。
途中でドスンッ!と音が聞こえてきたのだが、男はそれが何なのかを察していた。
「ありゃ・・・・・・、またコケたみたいだな。こんなんで錬金術士になれるもんなのかな・・・・・・」
当然だが錬金術で失敗したら材料は帰ってこない。丸々損をする。
物にもよるが、貴重な材料を使う事もある錬金術士にとって単純ミスはしないのが鉄則である。
俺がしっかりやれば大丈夫だと思いたい所だな。
ドタドタドタッ!
そんな時誰かが階段を急いで駆け上がってくるような音が響いてきた。
男は使い魔が戻ってきたのだろうと思って気にしなかったのだが、部屋に飛び込んできたのは違う人物だった。
「どういうつもり!なんであの子が使い魔になっているのかしら!」
「主は、なぜあの娘がお前の使い魔になっているのかを聞いてる」
ああ、また面倒な奴等が来たもんだ・・・・・・。
しっかし、どこから俺達の情報を知ったんだろうなぁ。
今部屋に飛び込んで来たのは、男の使い魔と同い年の女の子とその使い魔の猫(鯖トラ系の柄)で錬金術士を目指しているコンビだ。ちなみにすでに錬金術士の弟子になっている。
男の使い魔は人間の女の子なんだが、その友人らしく使い魔になってしまった事を良く思ってないらしい。
まぁ、普通に人が使い魔になる事が前代未聞らしいから知ったらこうなるよな。
仕方ない。面倒だがきちんと言ってやるか。
「そんな事は単純明快!俺の方が優秀だからだ!」
すまん面倒だったから、きちんとと言うよりハッキリ簡潔に言ってしまった。
「主、自分の方が優れているからと言っている」
「なんですって!いくらちょっとドジでドンくさくて未だに砂糖と塩を間違うからって、さすがにそれはないわ!」
うーむ、ひどい言われようかもしれないが間違ってはないな。
まさに、さっき砂糖と塩間違えたしな。
「主は・・・・・・。出来損ないとは言え流石にない、と言っている」
どう言うべきか猫は少し悩み、考えてからそう言った。
「そこまで言ってないだろぉ!流石にないぞ!」
「そんな事言ってないでしょ!流石にないわ!」
ほぼ同時。
「主。申し訳ない・・・・・・」
このポンコツな通訳をしている女の使い魔だが、決してこの猫はポンコツな訳ではない。むしろ猫の中では優秀な部類に入る。
猫は基本的に人間ほど多くの言葉を使わない為に、簡単な言い回しになりがちなのだ。
他の猫ならもっと酷いだろう。
しかし・・・・・・、このままいくと今日はアイテム作りはおあずけになるかもしれないなぁ。
「ご主人様~。今度こそ準備おっけーです!」
間が悪いことにそこへうちの使い魔が戻って来た。
「ご主人様ってぇぇ!!あんたねぇ、ご主人様なんて呼ばせてたのね!許せない!」
「主は、ご主人様と呼ばせるなと言っている」
俺が呼ばせた訳じゃないんだがなぁ。
むしろなぜそう呼ぶのか気に・・・・・・、はならない、か。
考えてみると素晴らしいな!ご主人様!
俺的には、うちの使い魔ならお兄ちゃんとかの方が・・・・・・ry。
「あ~、来てたんだ。今お茶を持ってくるね。えっと、猫だとお茶より水の方がいいかな?」
「なんで、そんな暢気な・・・・・・。使い魔にさせられて、さらにはご主人様なんて呼ばせられてるのに大丈夫なの?」
男の使い魔は状況が分らず、困った表情で男の方を見る。
なぜ困ったかと言えば、人間が使い魔になる事自体が前代未聞らしく口止めをされていたのである。
「俺らの事バレてるみたいだから普通にしていいぞ」
「えっと~、使い魔になったのもご主人様と呼ぶのも、私が勝手にした事だから大丈夫だよ?」
「何を言ってるの?アレをよく見て!」
そう言って男の方に向かって指をさす。
「あの傷跡~、ワイルドでカッコイイよね」
「そうじゃないでしょ!」
確かに男には傷跡がある。
まぶたの少し上のあたりから反対側の頬のあたりまで伸びた傷跡、それも左右両方。
顔の中心線あたりで綺麗にクロスしてるのが特徴。細かい傷跡は他にもあるが、毛深いのでパッと見では分からない。
「もう一度見て!」
そう言って再度男に人差し指を向ける。
なんども指を指すな!失礼だろうが!
「どう見てもアレは猫でしょ!!」
「猫ですがなにか?」
ちなみに黒白の比率が逆のホワイトタイガーのような柄である。
「猫の使い魔になるのって~、私が初めてかもしれないらしくてもうびっくりだよね」
「逆よ!全人類があなたにビックリよ!そして猫あんた何言ったのよ?」
普通は猫と人は会話できないが、使い魔になると主になった人と会話できるようになる。
だから先ほどから猫の使い魔が男の通訳していたのだ。
「主、自分は猫ですと言ってる」
あっくんは最後の『なにか?』の部分がどういう意図か理解できず略した。
「それちょっと違うよ~。自分は猫だけど何か問題ある?って意味で言ったんだよ」
「勉強不足・・・・・・。ありがとう」
「いえいえ~、どういたしまして」
ちなみに使い魔同士も会話ができる。
それもどんな生き物だろうと。
「私を置いて和まないでよね。ほんと何で楽しそうなのよ・・・・・・」
使い魔限定だが、単純にいろんな生き物と会話できるのが男の使い魔は楽しかったのだ。
この女の子以外の友達ができず一人でいる事が多かった男の使い魔にとって、話し相手が増えて嬉しかったらしい。
「楽しそうで何よりじゃないか。いい事だと思うぜ?」
「何言ってるか分からないけど・・・・・・、こっちを理解した風でムカつくわね」
まぁ、俺は人の言葉は普通に分かるわけだし仕方あるまい。
「えっと~、ご主人様は人の言葉が理解できるようなので分かってるんじゃないかな?」
「はぁ!?猫なのに人の言葉理解してるの?どういう事よ!」
それは前世で人間だったというか、異世界転生したからだけどな、猫に・・・・・・。
「やはり、気のせいではなかったか・・・・・・」
「気がついてたなら早く言いなさいよ!」
「申し訳ない。主」
「ね~?ご主人様はすごいでしょ」
なぜか誇らしそうにする男の使い魔だが、それとは反対に冷ややかな視線を男に送る女の子。
「すごいかもしれないけど・・・・・・、猫なのよ!」
猫で悪いか!ちくしょーーー!
この体の元の持ち主には悪いがなっ!
俺だって転生するなら人間の美少年が良かったつーーの!
モテモテ人生歩きたかったつーーーーーーーーーの!
「びっくりだよね~。話してみると猫なのに私より賢い感じだし」
「それはそれでどうなのよ・・・・・・」
この物語は錬金術士を目指す異世界猫転生した男と、その使い魔になった女の子の人生を描く話である。
※名前や地名等は2章以降になってから付けていたりします。それと、次回は男が猫に転生する話からになります。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
1歳児天使の異世界生活!
春爛漫
ファンタジー
夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。
※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる