オナニーしたら異世界転移して戦闘能力がチートな件

ハライツキ

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第二射 右手はシコるためだけではなく

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  「きゃあ、誰かあ!!」
    広大な野原に、少女の悲鳴が響き渡る。彼女を巨大なトカゲが追いかけている。三メートルはゆうにある。普段の生活では、見れないものだ。 
 「な、なんだよ・・あれ・・」
 「オオトカゲドンだな、肉食の爬虫類だ」
 「肉食!かなりマズイですよね?助けなきゃ!女神様、何とかしてくださいよ‼」
 「お前をこちらに呼んだから、すべてのエネルギーを使いきってしまっての。今の私は、ただのか弱き乙女だ‼」
   ふんぞり返る、か弱き乙女がいるかと天宮はツッコミそうになった、目の前で命の危機にひんしている彼女にすぐ意識が向かった。オオトカゲドンは、彼女まで後少しのところまで、迫っていた。
 「あぁ、どうしよう・・」
    天宮は頭を抱える。あの子を助けたいが、敵は、カバみたいな大きさのトカゲに自分が行ったところで、エサになるだけだと悟ってしまった。このまま見るだけなのかと、歯を食いしばる。
  「おいおい、なぜあの子を助けない。」
   ヘロティカは何をしているといった表情で、天宮を見ていた。
  「だって、あんなトカゲに人間が勝てるわけないですよ。」
   「はあ~私の言ったことをもう忘れたのか、お前には、この世界を救える能力があると。」
  「詳しい説明されてないんで、どんな能力なのかわかりません。」
   「あっ、そうか。」
   ヘロティカは手をポンと鳴らす。
  「まあ、ものは試しだ!男は度胸!一発かましてこい‼」
  「ちょっ・・ええええええええっ!!」
    ヘロティカは、天宮の背中を思いっきり押した。オオトカゲドンの前に天宮が転がりこむ。
  「ギャオオオオ」  
   オオトカゲドンの咆哮に足がすくむ。目はすでに、こちらを補食する気満々だ。天宮は死を覚悟した。
    「天宮ぁ、思いっきり殴れえ!!」
    「いや、無理ですよお!」
    オオトカゲドンにっては、飛びかかってきた。
   「チキショー、どうにでもなれえ!」
    天宮は、恐怖で瞼を閉じながら、右手でオオトカゲドンを殴った。クルマのタイヤを殴ったような感覚が、拳を伝わって脳を刺激した。






   彼が、瞼をあけると、目の前のオオトカゲドンはいなくなっていた。
   「あ、あれ?」 
    天宮は辺りを見回す。
 「あのう~」
    天宮の後ろにいた、少女が声を発した。
 「オオトカゲドンなら、あそこに・・」
    少女が指し示す方を見ると、オオトカゲドンが、仰向けにのびていた。
   「え、なんで?」
   「あなたが、殴り飛ばしたんだよ・・」
     彼女の言っていることに、天宮は理解出来なかった。
   
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