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第十五射 炎の如し
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「よし、ここだな・・」
天宮は、空調室の外にいた。どうやら、最近出来たばかりの、この基地は防犯カメラのようなものがない。不用心な敵に感謝だ。
「よし、コントロール出来るかな・・」
天宮は頭の中でイメージし、そして右手にエネルギーを込めた。体の中から熱が伝わり、手から勢いよくそれは飛び出した。
「よし!!出来た‼」
「ほほう、はじめてにしては上出来だな。」
天宮の右手から、青い炎が出ていた。彼は、頭の中でバーナーをイメージしていた。
「よし、いけえ!!」
青い炎を、基地の外壁にあてる。鉄製の壁には、一人分の穴が開いた。冷たい風が中から流れ出る。
「基地の中は、より寒いな・・」
「なあ、天宮。バーナーの考えはいいんだが・・」
「なんですか?ヘロティカさん。」
「うるさいから、敵に気付かれないか?」
天宮は、しまったという顔をした。そして基地の中を覗くと、人の形をした氷と目があった。
「貴様ら、何をしてる‼」
「ああ、やっぱり!!」
氷の叫び声と、ヘロティカの落胆の声を耳で捉えながら、天宮は基地に飛び込んだ。ここで退くと警戒が強まり、次回以降の奇襲の成功率の低下に繋がると考えたからだ。
右手から、火炎を放つ。敵にあたったものの、致命傷にはならない。そこで、間合いに飛び込み怯んでいる敵に、打撃を与える。氷は音をたてて、崩れた。
「よしっ!!」
「天宮やるう!!」
しかし、基地内に警笛が鳴り響く。 基地内にら、防犯カメラがあるらしい。ならば、やることは迅速にするしかない。
「ヘロティカさん、人質は全員一ヵ所にいますね?」
「ああ、全員地下に閉じ込められている。下手に地下に行けば、袋叩きだぞ‼」
天宮は、走り出した。この基地のプイーレの特性、基地の構造、自分の能力、全てを踏まえた答えを示すために。目的地までの敵を、凪ぎ払う。
「よし!!ここだ!!」
「ここは・・地下牢屋の上か‼」
「そうです。まずは、僕が来た道以外を封じます。」
彼は炎を放つ、廊下は火の海になる。炎の先では、応戦に来たプイーレの兵士達が右往左往している。
「これで、時間が稼げる・・よし、待っててください!!」
天宮は、先程のバーナーを出し、床に穴を開けた。そして、そこから地下へ降りる。いきなりのことに、牢屋の中の人質達はざわめく。
「なんだね、君は!!」
「助けに来ました‼皆さん、鉄格子から離れて!!」
彼は、全ての牢屋の鉄格子をバーナーで断ち切る。それが終わるとすぐに、降りた穴から一階に昇る。
「ヘロティカさん!!あのリボンを、ありったけください!!」
「了解した!!」
ヘロティカから渡されたリボンの片方を持つ、リボンは地下に向かって伸び、人質の体に巻き付く。
「うおおおおおお、上がれええええ!!!!」
天宮は歯をくいしばり、地下から人質が引っ張りあげた。
「さあ、あっちに逃げてください!!穴が開いてるから、そこから外に出れます。」
人質達は、走り出す。
「私が最後です。」
「わかりました‼外に出たら、出来るだけ遠くへ!!」
天宮は、最後の人質が外に出たのを確認した。彼は、拳をぐっと握る。
「フルパワーだ!!うおおおお!!」
天宮の両腕から、巨大な炎が吹き出した。基地の頂点からは、火柱が飛び出した。
天宮は、空調室の外にいた。どうやら、最近出来たばかりの、この基地は防犯カメラのようなものがない。不用心な敵に感謝だ。
「よし、コントロール出来るかな・・」
天宮は頭の中でイメージし、そして右手にエネルギーを込めた。体の中から熱が伝わり、手から勢いよくそれは飛び出した。
「よし!!出来た‼」
「ほほう、はじめてにしては上出来だな。」
天宮の右手から、青い炎が出ていた。彼は、頭の中でバーナーをイメージしていた。
「よし、いけえ!!」
青い炎を、基地の外壁にあてる。鉄製の壁には、一人分の穴が開いた。冷たい風が中から流れ出る。
「基地の中は、より寒いな・・」
「なあ、天宮。バーナーの考えはいいんだが・・」
「なんですか?ヘロティカさん。」
「うるさいから、敵に気付かれないか?」
天宮は、しまったという顔をした。そして基地の中を覗くと、人の形をした氷と目があった。
「貴様ら、何をしてる‼」
「ああ、やっぱり!!」
氷の叫び声と、ヘロティカの落胆の声を耳で捉えながら、天宮は基地に飛び込んだ。ここで退くと警戒が強まり、次回以降の奇襲の成功率の低下に繋がると考えたからだ。
右手から、火炎を放つ。敵にあたったものの、致命傷にはならない。そこで、間合いに飛び込み怯んでいる敵に、打撃を与える。氷は音をたてて、崩れた。
「よしっ!!」
「天宮やるう!!」
しかし、基地内に警笛が鳴り響く。 基地内にら、防犯カメラがあるらしい。ならば、やることは迅速にするしかない。
「ヘロティカさん、人質は全員一ヵ所にいますね?」
「ああ、全員地下に閉じ込められている。下手に地下に行けば、袋叩きだぞ‼」
天宮は、走り出した。この基地のプイーレの特性、基地の構造、自分の能力、全てを踏まえた答えを示すために。目的地までの敵を、凪ぎ払う。
「よし!!ここだ!!」
「ここは・・地下牢屋の上か‼」
「そうです。まずは、僕が来た道以外を封じます。」
彼は炎を放つ、廊下は火の海になる。炎の先では、応戦に来たプイーレの兵士達が右往左往している。
「これで、時間が稼げる・・よし、待っててください!!」
天宮は、先程のバーナーを出し、床に穴を開けた。そして、そこから地下へ降りる。いきなりのことに、牢屋の中の人質達はざわめく。
「なんだね、君は!!」
「助けに来ました‼皆さん、鉄格子から離れて!!」
彼は、全ての牢屋の鉄格子をバーナーで断ち切る。それが終わるとすぐに、降りた穴から一階に昇る。
「ヘロティカさん!!あのリボンを、ありったけください!!」
「了解した!!」
ヘロティカから渡されたリボンの片方を持つ、リボンは地下に向かって伸び、人質の体に巻き付く。
「うおおおおおお、上がれええええ!!!!」
天宮は歯をくいしばり、地下から人質が引っ張りあげた。
「さあ、あっちに逃げてください!!穴が開いてるから、そこから外に出れます。」
人質達は、走り出す。
「私が最後です。」
「わかりました‼外に出たら、出来るだけ遠くへ!!」
天宮は、最後の人質が外に出たのを確認した。彼は、拳をぐっと握る。
「フルパワーだ!!うおおおお!!」
天宮の両腕から、巨大な炎が吹き出した。基地の頂点からは、火柱が飛び出した。
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