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柑蜜

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曇り空

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今日はいつも通りだから!

いってきます!

行ってらっしゃい。

いつも通り見送って、顔を洗い服を着替えた。

メイクをしながら、珈琲を飲む。

フライドチキンのお返し、どうしよう?

久しぶりにクッキーを作ることにした。

銀行に行き、いつものスーパーへ。

お肉がいいだろうな。から揚げとか。

材料を買い、サンドイッチも買った。

クルマに材料を乗せている途中、果歩と名前をよばれたが、無視してポルシェを飛ばした。

過去は過去。未来を見ていくところ。

冷凍庫にモノをしまい、クッキー作りをした。

ハートの型を抜き、次々に焼いていった。

夜は、から揚げ、もずく、かぼちゃ煮、野菜の味噌汁、さつまいもご飯にした。

お昼に缶チューハイを開け、サンドイッチを頬張る。

クッキーをつまみながら、夕飯の支度をした。

活動休止中のバンドの音楽を聞き、復活を望みながら夕飯を作った。

その時、チャイムが鳴った。

モニターに映ったのは明らかに王子先輩だった。

私は無視をし続けた。

レモンサワーを作り、一気飲みした。

鳴らなくなり、いなくなったみたいだ。

泣き崩れて過去を逃げだしたくなったから、私は強く歯を食いしばった。
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