隣の二階堂さん

阪上克利

文字の大きさ
53 / 62

ランチの後に眠くなるのは困ることなのか否か

しおりを挟む
 夜更かししているわけではないのだけど、ランチの後、午後の仕事はとても眠い。
 時間で言えば13時30分から14時ごろが一番眠いのだ。あまりに眠いと少し気分転換に背伸びをしてみたり昼休みに購入しておいたミントのお菓子などを口に含んで見たりもするのだが、一向に眠さは改善されない。
 この眠気に関しては14時を越えたあたりで徐々に収まっていくのだが、結局、30分ぐらいは業務効率が悪いことこの上ないなのだ。
 このような状態で仕事をするぐらいなら、いっそのこと30分ぐらい昼寝をした方がいいのではないだろうか。
 その方がすっきりして仕事がはかどるような気がしないでもない。

 眠いのは仕事をしている時だけかもしれない。
 そんな風に思ったので……休みの日はどうしているのか……と考えてみる。

 うん。
 しっかり昼寝している。
 外でランチをしない限りは間違いなくベッドでしっかりと昼寝をしている。

 あの昼寝の時間は本当に幸せな時間である。
 なんで昼寝というのはあんなに気持ちがいいものなのだろうか。
 とは言ってもガッツリ寝てしまうと時間の無駄だし、夜も眠れなくなってしまう。
 だからやっぱり昼寝は30分ぐらいが一番だ。

 それにしてもどうしてランチの後に眠くななるのだろうか。

 ちょっと調べてみた。
 食後は血糖値が上がって、『オレキシン』という物質が体内で作られなくなるので、体内での覚醒が落ちるから眠くなる……とちょっと何言っているのか分からないことが書いてあった。
 要は食べると血糖値が上がるから眠くなるのだろう。

 てゆうかこの論理だと、なんで子供は寝なくても平気なのかが分からない。

 従姉いとこ理実りみちゃんのところの男の子などは底なしに元気で実家に帰った折に会った時も、昼寝もせずに一日中走り回っていた。
 あたしは子供が好きでずっと一緒に遊んでいられるのだが、正直な話をさせていただくと、男の子は活動過多で疲れる。それはそれで可愛いのだが身体はぐったりする。

 底なしに元気というのはきっと子供の頃はみんなそうなのかもしれない。
 あたし自身も子供の頃には昼寝なんかしなかった記憶がある。

 保育園や幼稚園には『お昼寝』の時間がある。

 いらないじゃん。
 『お昼寝』の時間……。

 たぶん、子供の体力を考慮してのことだと思うのだけど……血糖値など関係なく眠くもならない元気な子供たちにはお昼寝の時間があるのに、あたしのように少し体力のないOLには昼寝の時間がないのは世の中の七不思議と言ってもいいのではないだろうか。

 そう思ったのであたしは相談室の心音さんにその点について相談してみることにした。

 実はあたしは知っているのだ。
 彼女が昼の時間、パソコンの前でうとうとしていることを……。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ママはヤンママ女子高生! ラン&ジュリー!!

オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》
キャラ文芸
神崎ランの父親の再婚相手は幼馴染みで女子高生の高原ジュリーだった。 ジュリーは金髪美少女だが、地元では『ワイルドビーナス』の異名を取る有名なヤンキーだった。 学校ではジュリーは、ランを使いっ走りにしていた。 当然のようにアゴで使われたが、ジュリーは十八歳になったら結婚する事を告白した。 同級生のジュリーが結婚するなんて信じられない。 ランは密かにジュリーの事を憧れていたので、失恋した気分だ。 そう言えば、昨夜、ランの父親も再婚すると言っていた。 まさかとは思ったが、ランはジュリーに結婚相手を聞くと、ランの父親だと判明した。  その夜、改めて父親とジュリーのふたりは結婚すると報告された。 こうしてジュリーとの同居が決まった。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

せんせいとおばさん

悠生ゆう
恋愛
創作百合 樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。 ※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

処理中です...