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Day15

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「栗栖ちゃん調子悪い?」
親戚の兄が心配して顔を覗きこむ。栗栖は頷くので精一杯だった。降りたいなどと言えない。ここは空の上だから。秀の運転するソリは2匹トナカイによって宙を縦横無尽に進む。
慣れない彼女は乗り物酔いで話を聞くような場合ではなかった。
見かねた秀はソリを公園に着地させた。
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