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12 洗いっこ **
飾音はしばらく俺の胸や乳首を弄り倒していたが、「名残惜しいけど、そろそろやめないとな」と言ってそっと俺から離れた。
「……っ」
飾音の手が、飾音の身体が離れていくことを寂しい、と思ってしまう。
「彬良の身体、ローションでベタベタだね」
「……だから言っただろ」
「風呂行こうか」
「……ん」
昨日は男二人で入るような広さないとか言って一度断ったのに、今日は大人しく手を引かれる俺。
……というか、手を引く必要あるのだろうか。
狭いワンルームだし、距離も数歩。
絶対必要ない。
こうした行為はきっと、好きな奴にしてあげたいことなんだろうなと思って、前を歩く飾音の背中をじっと見た。
経験は積んでおきたいとは言っていたけど、プレイだけではなくエスコートも含めてしたいのか。
飾音はSだと言っていたが、彼氏ができたら随分と甘やかしてそうだ。
そんな相手を俺は、少し羨ましい、なんて思ってしまった。
「トレーナーどうしたらいい?」
「洗濯するから、洗濯機の中に投げ入れていいよ」
俺は言われた通りに洗濯機の中に投げ入れる。
俺が素っ裸で風呂に入ると、飾音はすぐさま同じく裸で俺の後に入って来た。
「お湯まだ張ってないから、溜めながら身体洗お」
「ん」
昨日は飾音に身体を洗われたが、今日はどうするのだろう。
俺がちら、と飾音の顔を見上げると、飾音はふっと微笑んだ。
「彬良、今日も身体洗ってあげる。その後、ベッドでやりたいことがあるんだけど」
「今日もすんのかよ」
そう言いながら、期待している自分に気づいた。
ローションストッキングはかなりヤバかったけど、今日はやらないようだ。
少しがっかりしたけど、息子への刺激は最小限にとどめるつもりなんだろう。
だったら、ベッドでやりたいことってなんだ。
「何すんの?」
「全身舐めさせて」
「……は?風呂から出たあとに!?」
「俺は風呂の前でも良かったけど、彬良が気にするかなと思って」
「……まあ、確かにそうだけど」
全身ってもしかして本当に全身なんだろうか。
女の子からは絶対に言われることのないその言葉は、俺の願望を満たしてくれる。
「わかった」
「ありがとう。今日もきちんと隅々まで洗ってあげるから、安心して」
「……じゃあ、今日は俺も飾音を洗ってやるよ」
飾音は無表情だが、嬉しそうだ。
ボディソープをお互いの手でお互いの身体を撫でて、全身が泡だらけになった。
子ども時代に楽しんだ泥遊びを思い出して、少し楽しい。
「彬良」
夢中になって飾音の引き締まった身体を泡まみれにしていると、名前を呼ばれて視線を上げた。
驚くほど近くにあった飾音の顔が近付いてきて長いまつ毛が瞳を覆い、啄むようなキスを落とす。
「ん……っ」
飾音の腕が俺の身体に伸びて、ぴったりと密着するように抱き締められた。
触れ合うだけだった唇は深さを増し、激しく舌を絡ませ合う。
飾音のそそり勃った息子を下腹部に感じて、思わず自分の息子を擦り付けた。
「彬良、昨日言っただろ。ちんこは極力刺激するなって」
ちゅうう、と舌を強く吸われて距離を取られる。
「あ……っ、そうだけど、でも」
「こっちを弄るんだよ」
飾音はそう言いながら、俺の腰に回していた手をそのまま臀部まで滑らせ、そのままつぷ、と後孔の入り口から奥へ指先を忍ばせた。
「ん……っ」
「力を抜いて」
「か、飾音、汚い……っ」
昨日はゴムをしていたのに、今はしていないから気になって仕方がない。
「だから洗ってるんだって」
「あ、んぅ♡」
飾音は行為をやめることなく、そのまま俺の尻を鷲掴みにする。
そして、その中心に飾音の長い指が何度もじゅぼじゅぼ♡と出入りを繰り返した。
「んっ♡はぁっ♡」
「彬良、立っていられないなら俺の首に腕回して」
「ぅん……っ♡」
飾音に言われた通り、俺は目の前の首に腕を回して縋りつく。
腰から下が上手く動かせず、身体が崩れないよう、腕に力を集中させた。
「彬良、必死に抱き着いてきてかーわいい」
「なん、飾音が、そうしろって……っ!っひぅ♡♡」
アナルの道の途中、ぐっと押された時、身体がビクン!と勝手に反応した。
背中が反って腕が外れ、ガクッと崩れそうになる俺の身体を飾音は尻から離した手を腰に回すようにして支えてくれた。
「……ここかな」
「ごめ、今、なんか変な感じに」
衝撃に驚いた俺は、後孔を弄っていたほうの飾音の手の手首を掴んで、ぬぽ♡と自ら引き抜く。
「いや、むしろいいんだよ」
「でも、このまま続けると危ないから」
足元にもボディソープの泡が垂れ、いつ踏んで滑るかわからない。
俺の不安を感じとったのか、飾音はあっさりと引き下がってくれて、ホッとする。
「それもそうだね。じゃあ彬良、あとは俺の背中だけ洗ってもらってもいい?」
「ん、わかった」
飾音がそう言って俺に背中を向けたので、俺は変な痺れの残る不燃焼な火照った身体を持て余しながら、飾音の背中に掌を滑らせた。
「……っ」
飾音の手が、飾音の身体が離れていくことを寂しい、と思ってしまう。
「彬良の身体、ローションでベタベタだね」
「……だから言っただろ」
「風呂行こうか」
「……ん」
昨日は男二人で入るような広さないとか言って一度断ったのに、今日は大人しく手を引かれる俺。
……というか、手を引く必要あるのだろうか。
狭いワンルームだし、距離も数歩。
絶対必要ない。
こうした行為はきっと、好きな奴にしてあげたいことなんだろうなと思って、前を歩く飾音の背中をじっと見た。
経験は積んでおきたいとは言っていたけど、プレイだけではなくエスコートも含めてしたいのか。
飾音はSだと言っていたが、彼氏ができたら随分と甘やかしてそうだ。
そんな相手を俺は、少し羨ましい、なんて思ってしまった。
「トレーナーどうしたらいい?」
「洗濯するから、洗濯機の中に投げ入れていいよ」
俺は言われた通りに洗濯機の中に投げ入れる。
俺が素っ裸で風呂に入ると、飾音はすぐさま同じく裸で俺の後に入って来た。
「お湯まだ張ってないから、溜めながら身体洗お」
「ん」
昨日は飾音に身体を洗われたが、今日はどうするのだろう。
俺がちら、と飾音の顔を見上げると、飾音はふっと微笑んだ。
「彬良、今日も身体洗ってあげる。その後、ベッドでやりたいことがあるんだけど」
「今日もすんのかよ」
そう言いながら、期待している自分に気づいた。
ローションストッキングはかなりヤバかったけど、今日はやらないようだ。
少しがっかりしたけど、息子への刺激は最小限にとどめるつもりなんだろう。
だったら、ベッドでやりたいことってなんだ。
「何すんの?」
「全身舐めさせて」
「……は?風呂から出たあとに!?」
「俺は風呂の前でも良かったけど、彬良が気にするかなと思って」
「……まあ、確かにそうだけど」
全身ってもしかして本当に全身なんだろうか。
女の子からは絶対に言われることのないその言葉は、俺の願望を満たしてくれる。
「わかった」
「ありがとう。今日もきちんと隅々まで洗ってあげるから、安心して」
「……じゃあ、今日は俺も飾音を洗ってやるよ」
飾音は無表情だが、嬉しそうだ。
ボディソープをお互いの手でお互いの身体を撫でて、全身が泡だらけになった。
子ども時代に楽しんだ泥遊びを思い出して、少し楽しい。
「彬良」
夢中になって飾音の引き締まった身体を泡まみれにしていると、名前を呼ばれて視線を上げた。
驚くほど近くにあった飾音の顔が近付いてきて長いまつ毛が瞳を覆い、啄むようなキスを落とす。
「ん……っ」
飾音の腕が俺の身体に伸びて、ぴったりと密着するように抱き締められた。
触れ合うだけだった唇は深さを増し、激しく舌を絡ませ合う。
飾音のそそり勃った息子を下腹部に感じて、思わず自分の息子を擦り付けた。
「彬良、昨日言っただろ。ちんこは極力刺激するなって」
ちゅうう、と舌を強く吸われて距離を取られる。
「あ……っ、そうだけど、でも」
「こっちを弄るんだよ」
飾音はそう言いながら、俺の腰に回していた手をそのまま臀部まで滑らせ、そのままつぷ、と後孔の入り口から奥へ指先を忍ばせた。
「ん……っ」
「力を抜いて」
「か、飾音、汚い……っ」
昨日はゴムをしていたのに、今はしていないから気になって仕方がない。
「だから洗ってるんだって」
「あ、んぅ♡」
飾音は行為をやめることなく、そのまま俺の尻を鷲掴みにする。
そして、その中心に飾音の長い指が何度もじゅぼじゅぼ♡と出入りを繰り返した。
「んっ♡はぁっ♡」
「彬良、立っていられないなら俺の首に腕回して」
「ぅん……っ♡」
飾音に言われた通り、俺は目の前の首に腕を回して縋りつく。
腰から下が上手く動かせず、身体が崩れないよう、腕に力を集中させた。
「彬良、必死に抱き着いてきてかーわいい」
「なん、飾音が、そうしろって……っ!っひぅ♡♡」
アナルの道の途中、ぐっと押された時、身体がビクン!と勝手に反応した。
背中が反って腕が外れ、ガクッと崩れそうになる俺の身体を飾音は尻から離した手を腰に回すようにして支えてくれた。
「……ここかな」
「ごめ、今、なんか変な感じに」
衝撃に驚いた俺は、後孔を弄っていたほうの飾音の手の手首を掴んで、ぬぽ♡と自ら引き抜く。
「いや、むしろいいんだよ」
「でも、このまま続けると危ないから」
足元にもボディソープの泡が垂れ、いつ踏んで滑るかわからない。
俺の不安を感じとったのか、飾音はあっさりと引き下がってくれて、ホッとする。
「それもそうだね。じゃあ彬良、あとは俺の背中だけ洗ってもらってもいい?」
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