Mな俺は飼われたい

イセヤ レキ

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「毎日自分で広げて、偉かったな」
「……んっ」

こんな時だけ褒めるなんて、反則だ。
俺が喜んだ瞬間、お尻の入り口につぷ、と飾音の骨張った指が二本挿入される。
そのまま穴を広げるように指を動かされ、俺は悶える。

「あっ……♡」

なんだこれ。
俺は内心動揺した。

以前指をゴム越しで入れられた時と、全然違う。
自分でアナルプラグを突っ込むのとも、全然違う。
確かに三ヶ月前、同じように飾音に弄って貰ったのに、感じ方が全然違っていた。

飾音は俺の気持ち良いポイントである前立腺の位置を覚えているのか、そこを強く指先で押す。

「ふわふわトロトロ。まだ入り口は狭いけど、しっかり雄まんこに仕上がってる」

飾音に俺のこの三ヶ月の頑張りを褒められたようで、嬉しい。

ぐちゅ♡ ぐちゅ♡ ぐちゅ♡

飾音の指が俺のアナルを掻き混ぜるたびに、入り口はヒクヒクと動いて指を締め付ける。

ぬぽッ♡

そのまま弄り倒して欲しいのに、無情にも飾音はおもむろに指を引き抜く。

「あんっ……♡」

残念に思う一方で、アナルビーズを思い切り引き抜いた時と同じような快感が身体に走る。
自分のものとは思えない嬌声が、部屋に響いた。

「……ごめん、俺の我慢が足りないって、あとで怒ってもいいから」

飾音はそう俺に謝った。
もっと熱くて太いものが、ドロドロに濡れた入り口に押し当てられる。

「……彬良。これを挿入しイれたらもう、親友には戻ってやらないけど」
「……っっ」

その呟きに、飾音と雅人まさとと、高校に大学とつるんで馬鹿をやってきた記憶が蘇る。

親友には戻れない?
それは、困る。
俺にとって、飾音はなくてはならない存在だ。

「やっぱ、や……ああぅッ♡♡」
やめよう、という言葉を遮って、飾音は躊躇なく俺の腰を掴む。
そして、飾音のペニスの先端がめり込んできた。

ぬぷぷぷ♡♡

「馬鹿だな、彬良。イれなくても、もう戻れるわけないだろ。……こんな痴態すがたを俺に見せといて」

プラグとは違う質感と熱量に、息が止まる。
お腹が苦しい。
気を抜くと、お尻が裂けそう。

それは、飾音との行為で初めて感じた恐怖だった。
でも、これが、この三ヶ月間、ずっと欲しかった。
初めて飾音と繋がることが、出来たのだ。

「彬良、力を抜こうとせずに、少し力んでみて」
「あ、ぅう……」

あまりの太さに驚いたのは初めだけで、慣らした身体は飾音のペニスを歓迎する。

飾音の言う通りに少し力を入れると、それは熱を伴ってぬぷぬぷと奥まで侵入してきた。

「ああ……っ」

脈打つ肉棒が、タイミングを合わせてどんどんと深くまで入り込んでくる。
今まで届かないところまで侵入されて、苦しい。

でも、それ以上に、俺は期待で胸を膨らませた。
この凶悪な飾音のイチモツで、俺の尻穴をたっぷりと苛めて欲しい。
俺が止めてと叫んでも、泣いても、自分本位に乱暴に犯して欲しい。

「痛いか?」

飾音に問われ、俺は首をふるふると横に振った。
息子の涎が止まらず、色々ヤバい。

「じゃあ、少し動くぞ」
――ずちゅん♡ ばちゅッ♡ ばちゅッ♡♡

俺が返事をする前に、飾音は律動を開始する。
それは、初心者相手の動きとは思えない、激しいものだった。

嬉しい。
さすが、俺のご主人様。

「あ♡ ああ……っっ!!♡♡」
「ノンケのくせに男にケツ掘られて感じるなんて、やっぱり素質あるよ、彬良」

飾音に突かれるたび、俺のペニスはぶるんぶるんと激しく揺れる。
高く突き上げるように掲げた尻の位置をキープすることは難しくて、ピストンされるたびにどんどんと下がっていった。

「逃げるな」
「ひぅっっ♡♡」

腰を掴み直され、ばちゅん♡!と最奥まで突っ込まれる。
身体に、脳に、ビリビリとした快感が走った。
背中が勝手に反れて、尻に力が入る。

もっともっと、突いて欲しい。
気持ち良い。
こんなの、ハマってしまう。
生のペニスを覚えてしまったら、もう 引き返せない。

「くそ、締まりすぎだ……っ」

飾音の焦ったような声が吐息交じりに聞こえ、ゴム越しに熱い液体が放たれたことを知る。

飾音が俺の身体で欲情して、俺のアナルで果ててくれたのだ。
なんとも言えない満足感が、俺の胸に満ちる。

勢いよく放たれたそれが落ち着くまで、はぁ、はぁ、と呼吸を落ち着ける音だけが部屋に響いた。

「……さっさと達しイって、ごめん」
「ううん、むしろ嬉しいよ」

そう言えば、飾音は童貞なんだっけ。
俺が飾音を男にしたということになるのかな。

練習台だけど、という心の中の呟きには、そっと蓋をする。

「ぁ……ッ♡」

ぬぽ♡とゴムごとペニスが引き抜かれ、俺のアナルが切なそうにヒクリ♡と蠢いた。

「外すぞ」
飾音は俺の両腕の拘束を解く。
後ろ手にされていた両腕の力を抜けば、ホッとするような解放感が俺を包んだ。

「違和感はないか?」
そう問われ、俺はベッドに突っ伏したままコクリと頷く。

「彬良、気持ち良かった」
「……ん。俺も、凄く……良かった、かも」

俺が正直に言えば、飾音がちゅ、と俺の背中に何度もキスを落とした。
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